※この記事は案件等ではありません。
こんにちは。
突然ですが、みなさんは「遊園地」というものにどんな思い出をお持ちでしょうか。
小さい頃に連れて行ってもらったキラキラとした場所。
学生時代に友達や恋人と行った思い出の場所。
アルバイトをしていた場所、という方もいらっしゃるかもしれません。どれも素敵な人生の1ページです。
筆者である私も、小さい頃は県民の日に学校が休みになるのを利用して親に連れて行ってもらったり、学生になってからも友人と遊びに行ったりしていました。
しかし大学卒業後に就職してからは、これまでがまるで嘘かのようにめっきり行かなくなってしまいました。
手頃に遊べたはずの遊園地も気づかないうちにチケット代が高くなっていたり閉園してしまっていたり。
3密回避のステイホームといった過去の時代背景や、就職という私個人の環境的・時間的な制約も相まって、気づけばいつの間にか遊園地が身近な存在では無くなってしまっていました。
みなさんもさまざまな事情で遊園地が遠ざかってしまっているのではないでしょうか。
老若男女問わず、非日常を味わえたり日々の息抜きができたりする遊園地はいつまでもあってほしいものです。
そこで、大人になったいま、普段行かなくなってしまった遊園地に行って応援しようではないか、と考えました。
現在、私が住んでいる北海道には少ないながらも遊園地がありまして、今回はそのうちの1つ『北海道グリーンランド』に行ってみることにしました。
行くにあたって誰か誘おうと思ったんですけど、そもそも私にとって北海道は縁もゆかりも無い場所なので、当然誘える人なんていませんでした。なので1人で行きます。いいもん、こうなることなんて分かってたもん。
パーク名を出しますが、ディズニーとかサンリオピューロランドとかなら1人でも行くようなアツいファンの方々が一定数いると思うんですよ。
パーク内のレストランに行くためだけに、アトラクションには乗らず雰囲気を味わうためだけに1人で入園する、なんて話も聞いたりしますが、はたして地方の遊園地に1人で入園するような人っているのでしょうか。
*
さて、車社会の北海道ですが、今回はどの世代でも行きやすいように公共交通機関を利用して行きたいと思います。出発地は北海道の代表駅である札幌駅です。
札幌駅から北海道グリーンランドまで、10時開園なので10時到着で行き方を調べたところ、「岩見沢駅まで行き、乗り換えて志文駅から徒歩」という案内が出てきました。
志文駅は岩見沢駅から1駅、室蘭本線の駅だそうです。
ほかに出てきたルートは開園時間に合わなかったので、このルートで行こうと思います。
というわけで志文駅に降り立ちました。
遊園地の最寄駅という雰囲気は微塵もありません。
乗ってきた列車はエンジン音を響かせながら去っていきます。

▲志文駅を発車する普通列車
次の列車は驚愕の4時間後なので、開園時間にちょうどよい列車はこれしかないのですが、僕と地元の方1名を除き誰も降りませんでした。地元の方は早々に駅を離れ、1分も経たぬうちに周囲に誰もいなくなってしまいました。
志文駅からグリーンランドまでは徒歩45分くらいです。
ちなみに北海道グリーンランド方面へのバスは岩見沢駅から出ているため、この志文駅にはやってきません。
この駅にはタクシーもいませんし、レンタカーやレンタサイクルなどもありません。ここに降りたら歩くしかないです。二次交通に乏しい北海道。さすが"試される大地"と言われるだけあります。
さっそく出発します。
駅前にはコンビニや商店もないですが住宅地が形成されていて学校や保育園もありました。
すでに住宅地の隙間から大きな観覧車がチラチラと見えます。
高い建物がないので見えるんですね。
住宅地を抜けると北海道らしいのどかな風景に変わります。
観覧車だけでなくジェットコースターの軌道も見えるようになり、気分が高まります。


のどかな風景にぽつんと遊園地がある光景はかなり異様です。


着きました。広大な駐車場がお出迎えです。
開園5分前だというのに入口付近にチョロっと車が停まってるくらいで、かなり閑散としています。

ちなみに志文駅から45分ほど歩いてきましたが、ほぼまっすぐで平坦だったのでそんなに苦ではありませんでした。
友達同士であれば「アレ乗ろうよ」とか「どういう順番で園内まわろうか」とかワイワイ喋ってたらあっという間です。ちなみに僕はラジオを聴いてました。
岩見沢駅からのバスがちょうどいい時間に無いので、志文駅からの徒歩はオススメです。まぁ来場される方々の9割は車で来られるんでしょうけど。

土日はアニメや戦隊モノのショー、アイドルのステージなど各種催し物がおこなわれているみたいです。
週末に催し物があることはテレビCM等で知っていたので、「今日のような催し物の無い日に行ってこそ本来の姿が見えるのだ!」と思い、平日を選んで来たのです。
さぁ、北海道グリーンランドよ!飾らない姿を見せてくれ!
いざチケットを買って入園ッ!!

????
手前には「アソビューで事前にチケットが買えますよ!」という旨の案内看板が置かれていました。
久しくテーマパークというものに行ってなかったので、今のテーマパーク業界ってすべて事前購入&電子チケットなの!?そんなに進んでるの!??と焦りましたが、入園口横にチケット売り場がありました。よかった。

▲入園口横のごあんない
入園料と遊具料金が分かれているシステムらしくて、単に園内に入りたいときは1,800円、入園料と遊具乗り放題のセットは5,200円です。
乗り放題にせず遊具回数券を買って乗りたい遊具にだけ乗ることも、1,800円で入園したあとにフリーパスを買い足すこともできるようです。さまざまな需要に対応していて好感が持てます。

5,200円で遊具セット券を購入しました。
ちなみにアソビューで前日までに購入すると200円引きの5,000円で遊べるのですが、紙のチケットが欲しかったので当日券にしました。
入園券は紙で、フリーパスはコミケと同じような腕に巻くタイプでした。さっそく腕に巻きつけます。剥がしたシールを捨てるゴミ箱が入園してすぐのところに置かれているのも好感が持てました。

▲入園してすぐの光景
いろんな遊具が僕の入園を歓迎してくれています。
ちなみに消しゴムマジックなどしてません。開園から10分くらい経ってますがご覧の状況です。
まぁ立地が立地ですし、開園待ちする人なんてごく一部でしょうから、これから人が増えていくでしょう。人が増える前にいろいろと乗っておきたいところです。

というか選び放題なんですよね。
どの遊具も最初のお客さんを待っているようです。

休園日とか営業時間外に紛れ込んだみたいになってる。
誰もいないのが意味不明すぎて、のりばに行くのが逆に怖くなってきます。ジェットコースターなんて混むんだからすぐ乗るでしょ。なんで誰もこないのだろうか?
気持ちを落ち着かせるために向かい側にある観覧車に乗ります。
観覧車なら1人で乗っても不審がられない。
1. 大観覧車

▲大観覧車
のりばに行くと腕に付けたフリーパスにあるバーコードをスキャンされます。なるほど、これでアトラクションごとの利用人数も分かるし、来場者がどのアトラクションに乗ったかも分かるということか。最近の遊園地は進んでいるな。

ゆっくりと空中散歩が始まります。
当然、前後のゴンドラにお客さんは乗っていないので、なんとなく外を眺めてたら前後のゴンドラの人と目が合っちゃって気まずい、みたいな観覧車あるある(?)も起こりません。

高さが増していくと園内の全景が見えるようになってきます。
お客さんは……そこまで増えていないようです。
観覧車に乗ったら地上を歩く人々を見下ろしながらムスカのあの台詞を言ったりしますが、そもそも歩く人々を見つけられません。広範囲にわたって床がきれいに見えるのが寂しいです。

ゴンドラのガラスが曇っていて見えづらいですが、広大な駐車場もご覧の状態。入口に一番近い列に車が数台並んでいるだけです。
イベントがおこなわれる週末はもっと埋まっていると思います(そう信じたい)が、平日でこの状況だと"よく今日まで営業してるな"と思っちゃうほどです。

地方の遊園地を訪ねて「地方って感じするな〜」なんて思いながら適当に散策して終わろうと思ってた当企画ですが、こうなったらアレやるしかないでしょ、と思いました。
『アトラクション全制覇』

こんなにお客さんがいないのであれば、アトラクションをコンプリートできるのではないか、と考えたのです。
そうと決まれば早く降りたい。1分1秒が惜しい。
とりあえずこれから北海道グリーンランドのアトラクション制覇を目指します。公式ホームページに "アトラクション乗車時の撮影は『安全上固くお断りしている』"との記載があるので、基本的にアトラクションの外観と乗った感想を羅列していくことにします。
とはいいつつ、こういった観覧車も撮影不可なのか?と疑問に思ったので問い合わせてみたところ、アトラクションの特色によっては撮影が可能なものがあるようで、
・両手で安全バーをつかむようなアトラクションについてはNG
・両手が自由になるようなアトラクションについては個人の判断で撮影可能(ただし、カメラ・携帯電話の落下や万が一怪我をした場合の保障はできない)
とのことでした。
観覧車も「ゴンドラの中での撮影は可能」とのことだったので、乗車時の写真も添えています。北海道らしい風景を写真に収めることができて何よりです。
※以下、撮影可能のアトラクションは外観以外の写真も載せることがあります。
また、本日休止しているアトラクションがありまして、
・ティーカップ
・ミステリーマンション
以上の2つは制覇の対象外とします。公式ホームページには「整備点検のため」と書かれていますが、どうやらもう長らく動いていないようです。
ちなみにミステリーマンションは自らの足で進んでいくタイプのお化け屋敷らしいです。思わず心のなかでガッツポーズしました。
さて、観覧車を降りてきまして、向かいのジェットコースターに乗ります。ほかに誰も乗る人がいないのでまさかの貸切です。
2. 轟音 GO-ON

手荷物を置き、テレビのロケのように一番前に座ります。
係員さんが穏やかな声でゆっくり喋るのでさらに怖かったです。
僕の安全バーを確認し、本当に誰も乗せないままブザーが鳴って発車です。
ゆっくりと急坂を登っていきます。
徐々に視界がひらけてきて観覧車からも見えた景色が広がります。
「あ~…怖ぇな……」
と呟いても1人。
カタカタカタカタという音だけ響きます。
かなりの高さまで登ってきました。
いよいよ落下します。
あぁ!高い!!なんか木々が近い!ヒィ!当たりそうぅぅ
グオオオオオオオ!!!!!!!
GO-ONという名の通り結構な音を立てながら走るのですが、速さ以上に音で恐怖を掻き立てられます。
「うわぁぁぁーーー!」
と叫ぶも1人。
何回か落下したあとそのままの速度でグルグルゾーンに入ります。
「ヒェェェェーーー!」
と叫んでも1人。
数少ない来場客が「おー、ジェットコースター動いたか」みたいな顔で見てきます。なんか恥ずかしい。
それでも乗ってみたら楽しくて、また少し絶叫系の乗り物を克服したような気がしました。
*
人生初の貸切ジェットコースターを終え、次の遊具へ移動します。
続いてゴーカート。1人用と2人用があり、それぞれ列が分かれているのでシングルライダーにも優しい設計になっています。
3. コースター周りゴーカート(1人用)

なんか大人が1人で来たぞ……と係員さんに見られながら腕のバーコードを差し出します。いいんだ。もうどう思われてもいい。俺は今日全力で楽しみに来た。それだけだ。
ゴーカートは結構コースが長くて運転し甲斐がありました。さっき乗ったGO-ONの真下にコースがあり、ちょうど同じく貸切状態で乗ってる人を眺めながら運転しました。
どうやら北海道グリーンランドでは貸切状態で乗るのが当たり前のようで、むしろ他のお客さんとタイミングが被りそうになったらなんとな〜く距離を置いたりして乗り合わせることのないようにするという暗黙のルールがあるように感じました。
まぁそのほうがお互いのためですよね。
係員さん的には一度に乗せちゃいたいと思うのでしょうけど。
幼少期から絶叫系が苦手だった私はディズニーランドでよくゴーカートに乗っていたので、それを思い出して懐かしくなりました。あれは中心に軌道があって逸脱しないような設計になっているのですが、北海道グリーンランドのゴーカートはハンドル操作をミスれば普通に脇にぶつかるタイプだったので楽しかったです。
戻ってきたら係員さんに「もう一周できますけど」と言われ、突然のことに「えっ、あ〜……いやっ、いいです」と断ってしまいました。「もう一周行きます!行かせてください!!」とか言うべきだったかな。
目的が「アトラクション全制覇」に切り替わっていたので、達成して時間が余ってたらもう一度来ることにしよう。
*
さて、身体が疲れないうちにジェットコースターを制覇しておこうと思いまして、もう一個のジェットコースターに乗ります。
そういえば園内BGMがずっとアニソンだな。
しかもわりと新曲。いいぞ、推せる。
4. 龍王

途中で1回転するタイプです。ヤバそう。
初めて1回転するジェットコースターに乗ったのはとしまえん。前の席の背もたれに足を突っ張って踏ん張りましたが、大号泣した記憶があります。
それよりも幼い頃にディズニーシーのレイジングスピリッツに乗ろうとした(正確には絶叫系好きな親にむりやり連れて行かれた)のですが、ギリギリ身長が足りず間一髪で回避しました。
そのときキャストさんから"身長の条件を満たしたら1回に限り最速で案内してくれる最強ファストパス"を受け取ったのを覚えています。まだ使わずに持っているんですよね。今でも有効なのでしょうか?
そんな思い出のある1回転ジェットコースターにこれから1人で乗ろうとしています。人は見知らぬ土地で無敵になれるのかもしれない。
しかし普通なら人が写り込んでしまってこんな綺麗にアトラクションの全景なんて撮れませんよ。パンフレットやホームページの画像を引用したりしてないですからね。乗る前に僕がサクッと撮った写真ですからね。
あと乗る人がいないからコースターが動いてないんですよ。
動いてないとどういうことが起こるかというと、
『予習』ができないんですよね。
人はアトラクションが動いてる様子を見て「乗れそう」とか「楽しそう」とかいろいろ感じ取ると思うんですけど、それができないので余計に怖かったです。
一番前に乗り込みます。
実際、席はどこでもいいんですけど、安全バーが一番前の席しか上がってないんですよ。もう"そこに乗れ"って言われてるようなもんじゃん。
思ってたよりゆっくりとした助走で1回転したのが怖かったです。
「うおおおおあああーーーっ!!!」
しかしさっきの轟音GO-ONと比べて走行音が静かだったので、わりと園内に声が通ったのを感じて無性に恥ずかしくなりました。
他のテーマパークならキャー!という叫び声も自然と園内に溶け込むんですけど、ここはそうではないんですよ。たま〜に動くコースターに1人だけ乗ってる状態での叫び声は溶け込むことなくその場に残るんです。まるで理科の実験でやったビーカーの砂糖のよう。
声を出すことがこんなに恥ずかしいとは……
自分のなかの遊園地の常識が変わりつつある。北海道グリーンランドはいろんな意味で鍛えられます。
1回転したあとは2連続くらいジャイロ回転してゴールです。轟音GO-ONと比べるとコースが短くてあっという間でしたが、精神的負担が大きかったです。やはり早めに乗っておいて正解でした。
*
さて、次はこちらのブランコ型アトラクションです。
大人になってこういう乗り物に乗ることも滅多になくなりました。西武園ゆうえんちで乗ったかな?くらいの記憶で、むしろ新鮮さすら感じます。
5. ラウンドパイレーツ

こちらも貸切でした。というかこの先も基本的に貸切なのでこれ以降省略します。この文章を遊園地で使うとはね。
遠心力が心地よかったです。ずっと乗ってても飽きない。30分くらい止められなくても全然怒らない。
ちっちゃい子だったら乗りながら柵の外で見てるお母さんに手を振ったりしてるんだろうな。
私も楽しみに来ているので園内を歩く人に手を振ってもいいんですけど、他のテーマパークと違ってその後頻繁にすれ違うから気まずい。目立ったら田舎の情報網のようにすぐ広まるから大人しく粛々とこなしていこう。
6. バズーカ砲

10個くらいソフトボールを受け取り、猛獣の的をめがけて発射させます。撃つたびにポン!!と大きな音が鳴り響きます。

惜しいのが何回かありましたが結局1個も入りませんでした。
入ったら何かあったんですかね?分かりません。
撃ったときの反動が思ったより強くて驚きました。
7. トロッココースター

さきほどと同様、一番前に乗ろうとしたら、係員さんに「一番うしろがいいよ」と言われ、一番うしろに乗りました。
自分の前に空っぽの籠がつながってるのを見て寂しくなりました。
コースを見る限り、落ちるというのは無さそうなのでヌルいなと思ってたのですが、突然急発進したので「オァッ!」とキモい声が出てしまいました。
グンっと引っ張られる力が強くて、手元の手すりに掴まってたから良かったものの、油断してたら首持っていかれてましたよ。北海道グリーンランドはいろんな意味で鍛えられます。
8. 急流すべり

意外と濡れる、大量の水を浴びれるなどと書かれていますがそんなに濡れませんでした。これを読んでくださってるみなさんは着替えを持ってなくても安心して乗ってほしいです。もし濡れたらごめんね。
9. カイトフライヤー

寝そべって乗るタイプでなかなか斬新でした。本当に空を飛んでいるような気分になれて楽しかったです。グリーンランドの宣伝写真に使えそうなくらい良い顔をしていたと自負しています。
あと回転しているあいだに流れていた懐メロも"地方の遊園地"を感じられて良かったです。
10. モンスター

タコみたいな蜘蛛みたいな独特な形状と色合いのアトラクション。他のアームのゴンドラと接近することがありますが、貸切なので気まずくなることはありません。楽しい。
11. 開拓列車

他のアトラクションとは孤立した場所にあり、より一層閑散としていました。久しぶりの乗客に小屋で座ってた係員さんがよっこらしょと重い腰を上げます。
客車に乗り込んで出発を待っていたら係員さんが先頭の機関車に乗り込んできました。てっきり遠隔で動くものだと思っていたのですが、係員さんが運転するタイプのようです。
つまり汽車が一周して帰ってくるまで乗り場が完全無人になるということか。ワンオペで捌き切れる緩さが堪らなくいい。
汽笛を鳴らし、係員さんと2人きりの旅が始まります。
12. クリスタルハウス

鏡張りの迷路。としまえんにもありましたよね。
としまえんは室内が暗かったのでよく迷って鏡に激突したりしていましたが、ここは室内が明るいし床が一般的な白い床なので足元を見ていれば大して迷わずゴールまで辿り着くことができます。フッ…変なところで大人になってしまったな。さっきのカイトフライヤーくらい童心に帰って楽しみたかった。
13. スカイシップ

懸垂式の乗り物で、操縦などは必要なくエンジンで勝手に進んでくれます。乗ってるだけなので退屈といえば退屈ですが、園内をゆっくり見ながら楽しむことができます。
帆を意識しているからか、半透明のビニールシートが張られていたのですが、これにより眺望が悪くなってしまっていたのが惜しかったです。
14. スカイジェット
15. 輪投げコーナー
2階の乗り場へとまっすぐ伸びる階段がいいですね。わくわく感を膨らませます。こちらはスカイシップとは異なり、自分でレバーを傾けて動かします。園外の駐車場にはみ出すように設置されているのが特徴です。
乗り終わったついでに1階にある輪投げコーナー(写真左下)へと向かいます。フリーパスを持っていると2回遊ぶことができます。
1回あたり輪を5個もらい、棒をめがけて投げ入れます。
成功したら景品が手に入るとのことで頑張って狙ったのですが、全10個外しました。情けない。
16. フラッシュダンス

高速で回転するアトラクション。こういうの得意だと思ってたのに想像以上の速さと遠心力で軽く酔いました。
直前に乗ってたキッズは酔いという言葉を知らないくらいキャッキャと燥ぎながら降りてきたのになんで?シンプルな老い?
17. ツインドラゴン

さっきとは別のキッズが乗ってたんですけど、終わったあと「もう1回!もう1回乗るー!」と言ったので、僕が加わる形で一緒に乗ることになりました。唯一ほかのお客さんと一緒に乗ったアトラクションです。
これは『巨大自動ブランコ』とでもいいましょうか。
私が幼稚園児だった頃は、休み時間になったらまっすぐ園庭のブランコへ行き、譲るなんて言葉は俺の辞書に無ぇ!と言わんばかりにずっと漕いでたほどブランコが好きでした。
スピード感とふわっとする感覚が心地よかったのだと思いますが、歳を重ねるにつれて乗らなくなり、久しくあの浮遊感を体感していませんでした。
そして今日久しぶりにブランコ系のものに乗りましたが、とても楽しかったですね。
ただ、さきほどのフラッシュダンスの酔いが抜けきらないまま乗ったのでさらに悪化しました。これは自分が悪い。自分はもう若くないのだと認識しておかなければなりません。
終わったので降りたらキッズがまだ座ってて「もう1回!」と言ってましたが、さすがに係員さんに止められてました。
待ってる人は誰もいないので引き続き乗り続けてもいいとは思いますけど、これに慣れてはいけませんからね。あと親も止めんかい。
18. 海中さんぽ

さっきのクリスタルハウスと似ていて、違いといえば仕切りに海の生き物が貼ってあるくらいでしょうか。同じく床を見ればそんなに迷うことなくゴールできます。おっと、「貼ってある」とか「床を見れば」は大人目線だった。ちゃんと『海中さんぽ』しなきゃ。
19. 大幽霊屋敷

トロッコに乗って進んでいきます。
建物のサイズ的に大したことないだろうなと思ったらめっっっちゃ怖かった。普通に「ああぁぁぁ!!!!」とか叫んだ。
1人でよかった……
20. ワニワニコースター

ジェットコースターに慣れましょう!みたいな絶叫入門系アトラクションです。先頭はワニの顔をしているのですが、コースターの色がピンク色で「なんで?」となりました。
2周してくれるのでお得感があります。
さて、ここまででなんと20ものアトラクションを楽しみました。
まだまだ行きますよ。
21. ニューアストロファイター

北海道グリーンランドは回転系アトラクションの数が豊富ですね。
こちらは宇宙をイメージしたアトラクションで、戦闘機に乗って空中を旋回します。手元のレバーで上昇/降下を切り替えられるのが楽しかったです。
22. カード迷路ぐるり森大冒険

クイズを探してそれに答えながら迷路を進むタイプのアトラクションでした。クイズは大人からすればチョチョイのチョイなんですけど、迷路に想像以上の苦戦を強いられました。
クイズに答え切るとメダルがもらえて、それをもって進むとゲームセンターのメダルゲームのような機械がある部屋に辿り着きます。そこでキャラクターを選び、タイミングを合わせてボタンを連打して敵と戦うのですが、なんか気づいたら負けてました。
係員さんによると、選んだキャラクターのタイプ(属性?)と敵との相性で強弱があるらしく、ボタンを連打する前から勝敗が確定していたみたいです。必死にボタンを連打してた自分に笑うことしかできませんでした。いや〜いいですね。むしろ清々しい。
キャラクターのカードは持ち帰ることができます。
こういうの小さい子は嬉しいだろうな。

▲イノリイモリ
23. 池周りゴーカート(1人乗車)

園内の最奥までやってきました。どこからか飛んできたカラスの群れしかいません。
こちらのゴーカートは遊トピア湖という湖の周りをドライブします。コースター周りのゴーカートと同じく1人乗車と2人乗車がありますが、コースター周りは1人と2人で完全にコースが別れていたのに対してこちらは1人も2人も同じコースを走ります。
そもそもゴーカートが2種類あるのは贅沢ですよね。
誰も乗っていないのが本当に勿体ない。
前も後ろもいないのでのんびり走りました。
気持ちよかったです。
24. スワンボート

上野の不忍池ならたくさん漂っているスワンボートですが、ご覧の通り白鳥たちは休憩中です。
ホームページに「カップルのデートにオススメ」と書かれていますが、もちろん1人で乗ります。
係員さんの友達みたいな人が鯉の餌やりをしているなか乗り場へ向かいます。
実は恥ずかしながらスワンボートに乗ったことなくて、このときが人生初スワンボートになったのですが、思ってたより操作が難しくて、なかなか船着き場から出られませんでした。
もはや意味があるのか分からない制限時間10分のタイマーがどんどんカウントを進めていきます。
船着き場から藻掻き出たらなんとか落ち着くことができました。湖を縦横無尽にゆったりと漕いで、最後、船着き場にはプロのような操縦で10分ぴったりに着岸し、係員さんに褒められました。
操縦に慣れてきた頃に降りることになったので、またどこかでスワンボートの腕前を披露したいと思います。
25. おとぎ列車

黒いSLが人気だよ、と教えてくださったのでそれに乗りこみます。
スタート時に係員さんが5周すると教えてくれました。
5周する間にどう楽しむかを考えられるので嬉しいサービスです。
また、「手元にある赤いボタンを押すと音が鳴る」と係員さんが言っていたので、どんなもんかと押してみたらパトカーのサイレンみたいな音が鳴り響きました。SLからは絶対にしない想定外の音に思わず笑ってしまいました。実に愉快。
26. フラワーヘリ

こちらも手元で上昇/降下の切り替えができて面白かったです。
他の機体は高いところを旋回しているのに自分の機体だけ地面スレスレで超低空飛行してる、みたいなイレギュラーも体験できました。
27. わくわくトレイン

明らかにちっちゃい子向け。お母さんと一緒に乗って、外からお父さんがビデオを回してるような光景が浮かびます。
年配の係員さんに「君これ乗るの?冷やかし?」みたいな目で見られましたが、ここまで20超のアトラクションに乗っている僕は動じません。これに乗りたい。それだけのことです。
さきほどの開拓列車とは異なり、こちらは遠隔で動くものでした。
乗り場の係員さんと動物の置き物たちに見守られながらクネクネと縫うように2周しました。
28. メリーゴーランド

まさか子供連れ人気No.1であろうメリーゴーランドを貸切で乗る日が来るとは。寂しかったですが空間を独り占めできて幸せでした。
それこそ家族で遊園地に行ったときは「メリーゴーランドなんか乗ってもしょうがない」みたいな空気もありましたし、学生になったら絶叫系ばかりでなおさらメリーゴーランドに乗る機会などありませんでした。みんな視界にすら入ってなかったんじゃないかな。
しかし、今日こうして乗る機会があったことで、乗りたくても乗れなかったあの頃に戻れた気がして幸せでした。メリーゴーランドってここまで優雅で穏やかな気持ちになれるものだったんですね。
29. ファイヤーファイター

消防車に乗って、火のマークをめがけて水を撃ちます。うまく当てられると音が鳴ります。バズ・ライトイヤーみたいな感覚でしょうか。
別に当てたからといって点数が加算されるとかではないのですが、ついつい夢中になってしまいます。
噴射機から水が出るのですが、勢いが結構強くて、当てるところ次第ではかなり跳ね返ってきます。
下手したら急流すべりより濡れるのでは???と思いました。
さて、ファイヤーファイターを降りてきたところで、
タイムアップ。
開園時間的にはまだ余裕があるのですが、所用のため帰らなければならない時間になってしまいました。
肝心なアトラクションは……
残念ながらコンプリートならず。
それでもあと2個というところまで迫っていました。
悔しい。悔しすぎる。
絶対にリベンジしてやるからな。
「フロッグホッパー」と「巨大立体迷路(KARAKURI城)」を残し、出口へと向かいます。

本当にギリギリまで遊んでたのでバスの発車時間まであと5分を切っていました。ヤバい。乗り遅れたら終わる。
まぁ、乗り遅れたらコンプリートできるんだけど……

パークを出る前に振り返って撮った写真です。
最後まで10時の開園時と変わらないような閑散具合でした。
*
ゲートをくぐり、外の世界へと戻ってきました。
帰りも公共交通機関を利用します。
バス停へ急ごう。

バスロータリー等は無いので、入園ゲートの目の前までバスが乗り入れることは無いのですが、敷地を出るところにバス停の案内看板がありました。本数が少ないながらもバスで来るお客さんもいるのでしょう。
さすがに志文駅の案内はありませんでした。
横断歩道は無いので、左右を見て車が来ないか確認してから渡ります。北海道らしい直線道路なので見通しはいいですが、距離感覚がバグりそうになります。

駐車場を出てすぐの「グリーンランド」バス停から岩見沢ターミナル行きのバスに乗ります。ほどなくしてやってきました。

交通系ICカードが使えないので整理券を取ろうと思ったのですが、整理券が出てこなかったので均一運賃の路線か?と思ってそのまま乗ったんですけど、次にお客さんが乗ってきた停留所では整理券が出てきているではありませんか。全面の運賃表も整理券の番号に応じて値段が変化している。なんてこった。
降りるときに乗車バス停を申告して運賃を支払いました。整理券が出てこなかった、とか言うと長引きそうだったので、取り忘れたと言いました。
運転手さんに「次からは気をつけて」と冷たく言われて咄嗟に「あっはい、すみません」と返したのですが、面倒事を回避して平穏なルートを選択するところも、たとえ非はなくてもとりあえず謝っちゃうところも、日本人の悪いところといえば悪いところなのかもしれません。
これも"試される大地"の所以なのでしょうか。
そんなこんなで人生初のひとり遊園地が終わったのでした。
*
今回は縁もゆかりも無い北海道の行ったこともない超閑散とした遊園地に1人で行ってアトラクションに乗りまくるという、なんとも狂気じみたことをやってきました。結局、3時間46分の滞在で29個のアトラクションに乗ることができました。
並ぶ・待つといった時間的なコストがなく、懐かしのアトラクションから貸切では滅多に乗れないアトラクションまで幅広く乗れたので大満足でした。
少なくとも有名どころの遊園地では本当に貸切をしないと味わうことができない経験だと思います。
園内が閑散としている様はやはり見苦しいものがありましたが、楽しくないなんて感情は1度も生まれませんでした。どんな遊園地でも、楽しい場所であることに変わりはないと分かりました。
また北海道グリーンランドに行ったときはアトラクション制覇してみたいですし、園内のフードを楽しんだり、ゴーカート2周目行ったりもしてみたいです。
全国には同じような境遇の遊園地もあると思いますので、いつか訪問してみたいと思います。誰かと一緒にね。
この記事を読んで、
「最近遊園地行ってないから行ってみようかな〜」
「さすがに1人は寂しいからアイツに声かけてみるか〜」
「地元すぎて逆に行かないけど気になってたんだよね〜」
など、少しでもいいので全国各地の遊園地に目を向けて遊びに行くきっかけとなれば遊園地が喜ぶと思います。
あと最後に言っておかなければならないことがありました。
「何ぃ!?アトラクションが貸切状態だと!?北海道グリーンランドなんかオモロそうやん!行ってみよ!!!」と思っていただけたそこのあなた。本当にありがとうございます。
しかしながら降雪量の多い地域のため、残念なことに冬季は休園しています。今年度の営業は10/20(日)で終了しました。
営業終了したときに投稿するなよ!紛らわしいだろ!と言われればごもっともなのですが、なにせ北海道は試される大地ですので、どの季節においても入念な旅行計画と、もしもの場合の代替手段を考えてからお越しいただくことをオススメします。
ぜひ行き先の1つに北海道グリーンランドを入れて北海道旅行の計画を立ててみてください。
各種リンクを貼っておきます。
雪が解けた頃、アトラクションたちが待っています。
〈完〉
※繰り返しとなりますが、これは案件等ではありません。
筆者の体験とそれに伴う所感をそのまま書いているだけです。



