先日の日曜日に、結婚式が斉行されました。

新郎新婦やご親族のお幸せなお気持ちを、神社の職員やご参拝にいらした方々は分けていただきました。

私は、外祭がありましたので、直接のご奉仕はできませんでしたが、段取りを整えることができて良かったなと感じました。

幸せいっぱいな境内にしていきたいと思いました。




まだ、気持ちの整理ついていませんが、

奉職先の宮司さんが先週の土曜日に亡くなりました。

一昨年に胃を全摘した後、とても元気でいらっしゃったのですが、
昨年の秋から療養されていました。


6月の復帰を目標にしていて、2週間前にはとても元気にされていましたが、

先週の木曜日頃から急激に悪化して、

土曜日に緊急入院して、そのまま逝ってしまいました。

あと少しで還暦でしたが、あまりにも若く、

急に旅立ってしまったので、残念で、悔しくてなりません。

この年の私を拾ってくれて、神主にしてくれましたのに、

何の御恩返しもできず終いでした。


申し訳ない気持ちでいっぱいです。

昨日、葬場祭、告別式が執り行われ、最後のお別れをしました。

これからも、よりよい神社にしていくために、

一生懸命努力していくことが

宮司さんの御恩に報いることと思ってがんばっていくことにしました。

明けましておめでとうございます。


だいぶ遅くなりましたが……m(_ _)m



10月の例大祭の後は、七五三、初詣準備で忙殺されていました。


初詣は、大勢のご参拝の方がいらしてくださいました。



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今年の特長として、大勢の方が列を作られましたが、


皆さん手水舎で手水を取られるために


列ごと手水舎に曲がって並ばれていたことでした。


また、お守りお守りやお札雷除けを多くの方が求められ、


破魔矢破魔矢を求められる方が昨年ほどではなかったことです。


宮司さんによりますと、縁起物といういわば中途半端なものよりも、


お守り、お札といった神さまの御魂をお入れしている本物


皆さんが志向されてきているのではないかとのことでした。


変化ですね。



ご参拝の方やご祈祷の方が1月半ばを過ぎても大勢みえています。



そして、先日の東京の大雪です。



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雪かきと数日後の氷かき(雪がとけて凍らせてしまいました)で


腰が痛くなりました。


氷かきではスコップではだめで、ツルハシを使いました。




次は、節分です。


明日から本気で準備に入ります。







ご無沙汰いたしております。


社務多忙のため、自宅でPCを開けることができない状況です。


さて、明日(10月13日)と明後日(10月14日)、


奉職先の神社の例大祭です。



日曜日には2年ぶりに御神輿巡幸も行われます。



昨年の10月10日に初めて奉職先神社に助勤の面接に伺ってから、


もう1年が経過しました。


激動の1年間でした。


これからも、神明奉仕に努めてまいりますので、よろしくお願い申しあげます。



初めての例大祭ですので、何もわかっていないのですが、


とにかくがんばります。


駅前に例大祭を案内する垂れ幕も設置され、


町中にポスターも貼られ、雰囲気が高まってきています。




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突然ですが、通常、近親者が亡くなったときの


「喪中」の期間は「忌」と「服」に分けられ、


両方を合わせて「服忌」または「忌服」といいます。


「忌」は故人のための祈り専念する期間であり、


また、死の穢れが身についている期間であるとされています。


「忌」の期間は死者との縁故関係によって異なりますが、


一般的には最長で50日間(親、子、配偶者の場合)とされています。


「服」は故人への哀悼の気持ちを表す期間であり、


最長で13か月(親、子、配偶者の場合)とされます。


この期間は慶事への参加、慶事を執り行うことを控えます。



しかし、神職が50日も、1年も忌服してしまうと、


お祭りができなくなり、いろいろと支障が出てしまいます。



そこで、神職については『神職服忌心得に関する件』という


神社本庁の通達が昭和23年に出されており、


神職の忌の期間が短縮されています。



これによると両親や妻子については10日、


祖父母、孫、兄弟については5日などとされています。



そして、この期間が明けた際には、


宮司の命によって除服出仕することとなりますが、


祓いを行うこととされています。





私事で恐縮ですが、先日父が亡くなりました。


そのため、この通達の適用を受けることとなりました。


10日といっても、その間まったく神社で仕事をしない訳にはいきませんので、


本来はいけないことなのかもしれませんが、


社務所で作務衣のまま事務仕事をしていました。



私の穴を埋めるために、助勤の方に入っていただきました。



ご祈祷が入っても私が行うことはできませんし、


拝殿にあがることはもとより、柏手を打つこともはばかられます。



神職になりたてではありますが、


これまで普通に行ってきた神職としての行動ができなくなり、


大へんフラストレーションが溜まりました。



今週のはじめには10日が過ぎ、


先輩神主に除服の清め祓いをしてもらって、


除服出仕させていただきました。




神職として神事に関わるためには、


清浄であることが必要であり、その清浄を守るために


忌服が存在しているのですが、


それによって神事に関われなくなるということは、


理屈ではわかっていても、精神的にしんどいことでした。