イメージ 1


BEAUTY AND THE BEAST

2017年 アメリカ映画

【監督】ビル・コンドン

【出演】エマ・ワトソン (昆夏美)
     ダン・スティーヴンス (山崎育三郎)
     ルーク・エヴァンス (吉原光夫)
     ケヴィン・クライン (村井國夫)
     ジョシュ・ギャッド (藤井隆)
     ユアン・マクレガー (成河)
     スタンリー・トゥッチ (松澤重雄)
     イアン・マッケラン (小倉久寛)
     エマ・トンプソン (岩崎宏美)
     ググ・バサ=ロー (島田歌穂)
     オーロラ・マクドナルド (濱田めぐみ) 


【ストーリー】
 進歩的な考え方が原因で、閉鎖的な村人たちとなじめないことに悩む美女ベル(エマ・ワトソン)。ある日、彼女

は野獣(ダン・スティーヴンス)と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた王子で、魔女が置いていっ

たバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。その

恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に心惹(ひ)かれていくベル。一方の野獣は……。(シネマトゥデイより)


【コメント】
 初め、最寄り映画館に吹替え版しかなかったので吹替え版から先に観ました。吹替え版もさすがに一流の方た

ちが歌ってるので良かったですが、やっぱりエマ・ワトソンやユアン・マクレガーやルーク・エヴァンスの歌声聞き

たかったので字幕版後日観ました。最寄り映画館今は字幕版も上映中。なんで初めから上映してくれなかったん

だー。

 とにかくディズニーアニメの中で美女と野獣がいちばん大好きなので実写版もドキドキしながら観ました。

ものすごーく忠実に再現してて今の技術すごいなあと。アニメでも実写のように美しかったダンスシーンの映像と

かも実写版は見事に再現。


 ベルのドレスも話題ですが、野獣のメイクもすごいし、ルミエールやコグスワースの燭台や時計の表情でさえリ

アル。それにしても皆さん名優だらけで声だけというのがめちゃくちゃもったいないかったです。


 ルーク・エヴァンスが今までの役どころと違ってガストン!すごくハマってました。めちゃくちゃ楽しく演じてました

ね。見た目も思いっきりガストンになってたし、歌もほんと上手くてとにかくびっくり。

 ル・フウ役のジョシュ・ギャッドはあのアナ雪の人気者オラフ演じてたんですよね~。

 エマ・ワトソンも可愛かった。本が似合います。ハーマイオニーから成長しましたもんねー。

 ダン・スティーヴンスは「ダウントン・アビー」でしか観てないんだけど、これではほとんど野獣ですからね顔が分

かりません。最初の舞踏会メイクの時とラストの王子に戻った時。もっとベルと踊ってるような美しいダンを拝み

たかった人多いでしょうね。でも野獣の瞳はまさにダンの美しいブルーの瞳でした。

 エマ・ワトソンのポット夫人も温かくてアニメよりかなり若返ってましたね。

 コグスワース役のイアン・マッケランもこういう役を演じるなんて意外でした。大御所すぎるもの。

 あとブリュメットとマダム・ド・ガルドローブ、本屋の主人は黒人の方が演じてたりというのがアニメとは違ってま

した。多様な人種を取り入れないと問題になるんでしょうね。

 それと今回かなり問題となっていたゲイ問題。マレーシアで上映が危ぶまれてたりしましたが、そんなに問題に

なるほどでもなく、逆に拍子抜けするほど。たったあれだけの描写でもイスラム圏では問題なんだなあ。全ての

国のすべての人が納得する映画作るのって難しいのね~。


 ストーリーは魔女がちょこちょこ現れたりとか微妙に変えてます。アニメでストーリーとか知ってるのに図らずも

泣いてしまいました。やっぱり真実の愛に弱いのね。ハッピーエンドだと分かってはいても野獣が死んでしまいそ

うで泣けました。

 2人が心を通わせてからのシーンがとっても微笑ましくて大好きです。


 何より美女と野獣は歌がいいですからね~。アニメ版のサントラも持ってるけど、こちらも買いましたよ。

もうこの主題歌はほとんどスタンダードナンバーとなってますよね。


 アニメ観てるから別にいいやと思ってるあなた、実写版もまた豪華なのでぜひぜひご覧くださいませ~!