JASON BOURNE
2016年 アメリカ映画
【監督】ポール・グリーングラス
【出演】マット・デイモン
ジュリア・スタイルズ
アリシア・ヴィキャンデル
ヴァンサン・カッセル
トミー・リー・ジョーンズ
【ストーリー】
ひっそりと暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー(ジュリア・スタイ
ルズ)が姿を現す。彼女はCIAが世界中を監視・操作するための極秘プログラムを立ち上げたことと、ボーンの
過去にまつわるある真実を告げる。これをきっかけに、再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェント
のリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼を組織に取り込もうとするが……。(シネマトゥデイより)
【コメント】
もう観てから2週間ほど経ってしまって記憶が怪しいかも
とにかく久々の待ちに待ったマット・デイモンのジェイソン・ボーン。やっぱり出世作ですよね。今までのも面白
かったけど、今作も007みたいに世界をまたにかけて大活躍。というか、結局はCIAが敵っていう。最近のスパイ
ものって結局身内間の争いが多いですよね。
それにしても世界中を監視・操作とかあり得る話だけに恐ろしいです。だってネットを使ってもすぐ居場所分か
るし、そうじゃなくても至る所に監視カメラあって画像を鮮明にしてすぐ誰かを判別できて、そこにいるエージェン
トたちが速攻彼らを追うというもうゲームのような世界。便利すぎるって恐ろしい事だと思いました。
スパイの人たちはみんなひと癖もふた癖もあるから誰を信じればいいか分からない。今回はジェイソン・ボーン
誕生の新たな事実が明かされるわけですが、こういうの観るとますますアメリカが嫌いになります(爆)実際もこん
なことあるのかもなと思ったりして・・・。
知的なマット・デイモンは本当にこの役にぴったり。何気に肉体派だし。どちらかというとアクション映画の方が
多いのかな。
そして今年のアカデミー賞で助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルもクールな感じで「リリーのすべ
て」とは全然違う役どころでした。いい人なのか悪い人なのか純粋にCIAの人間なのかというキーマンでしょう
か。
トミー・リー・ジョーンズがCIAのボスですが、こんな大物がなぜ日本のCMで宇宙人をしてくれているのか不思
議(笑)
ジェイソン・ボーンの同僚かつ敵役のヴァンサン・カッセルはフランスの実写版「美女と野獣」で野獣演じてまし
たよね~。今回は悪役。だけど美女と野獣の彼をまた観たくなりました^^;
今作はとにかくアクションが凄いです。特にラストのラスベガスでのカーチェイスはどうやって撮ったの?と思う
ほど。実際にラスベガスで撮ったそうですが、日本じゃ考えられないですよね~。ものすごい迫力です。