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UN+UNE

2015年 フランス映画

【監督】クロード・ルルーシュ

【出演】ジャン・デュジャルジャン
     エルザ・ジルベルスタイン
     クリストファー・ランパート
     アリス・ポル
     ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ
     マーター・アムリターナンダー・マイー

【ストーリー】
 働く意欲にあふれ、人生を心から楽しんでいる映画音楽家のアントワーヌ(ジャン・デュジャルダン)は、ボリウッ

ド版『ロミオとジュリエット』制作のためにやってきたインドでフランス大使の妻アンナ(エルザ・ジルベルスタイン)

と出会う。愛する夫との間に子供ができることを願い、伝説の聖母アンマを訪ねてインド南部の村に向かうという

アンナ。忙しいアントワーヌも彼女を追い……。(シネマトゥデイより)


【コメント】
 フランス人の男女が異国の地インドで聖母アンマを訪ねるため列車で旅をします。その中でどんどん惹かれ

あっていくという大人のロマンス映画。といっても2人とも夫や恋人がいるわけで厄介なのです。


 とにかく美しい映像。インドの風景とか人々とか雑踏とかとても生き生きと描かれてて、圧巻はアンマに会って

抱かれるシーンでしょうか。実際に本物のアンマなんでしょうが、本当に神々しいです。私も精神的にも身体的に

も疲れ果てている今、対面してみたいと思いましたわー。


 で、感動したか?というとそういうことはなく、疲れました^^;

フランス人の会話ってなぜだか感情移入できなくって・・・。これまたウディ・アレンの映画並みに会話が多いんで

す。ものすごい会話の量でストーリーが進んでいくんですけど、その内容も私には理解できない部分も多々あ

りってことでちょっと疲れました。なんでだろ。イギリス映画とか共感できるの多いのに、フランス映画って恋愛映

画なのになんでこう難しいんだろ。


 この映画の監督は巨匠クロード・ルルーシュ。音楽はフランシス・レイ。そうです。あの有名な「男と女」のコンビ

なのです。「男と女」から50年ですよ!すごいですよね。

 アントワーヌ役は「アーティスト」でオスカーを受賞したジャン・デュジャルダン。とっても奔放な映画音楽作曲家

を演じてます。

 アンナ役のエルザ・シルベルスタインは初めて観たような、でも色々出演してるようなので観たことあるのかも。

とっても明るい大人の女性を魅力的に演じてました。

 アンナの夫、フランス大使役のクリストファー・ランパートは昔より今の方が渋くて素敵。




 インドの情景とか興味あるとそれなりに楽しめるかもだけど、フランス人の会話は苦手という人はそのつもりで

観て下さい(笑)