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Almost Famous
2000年 アメリカ映画
【監督】キャメロン・クロウ
【出演】パトリック・フュジット
ケイト・ハドソン
ビリー・クラダップ
フランシス・マクドーマンド
ジェイソン・リー
アンナ・パキン
ゾーイ・デシャネル
フィリップ・シーモア・ホフマン
【ストーリー】
15歳の少年ウィリアムは伝説的なロック・ライターに自分の記事が気に入られ、ローリングストーン誌の仕事を
もらう。さっそく取材で楽屋を訪れた彼は、グルーピーの中にいたペニー・レインに一目惚れする。
(YAHOO!JAPAN映画より)
【コメント】
ツェッペリンが好きになって、この映画観なくてはとずーっと思ってたんですよね。やっと観れました。
なんとキャメロン監督の自伝的なお話だそうですよ。こんな体験したなんてすごいですよね。
で、15歳の天才少年ウィリアムは年齢をさばよんで人気爆発寸前のロックバンドStilwaterのツアー同行取材を
するんですが、1970年代のロックシーンとグルーピーの様子とか詳しく描かれててさすが経験してるだけある
なって感じです。
当時活躍していたロックスターの名前もたくさん出てくるし、曲もたくさん流れるし、ロックファンにはたまらない
作品です。でも悲しいことに私まだまだロック通じゃないのでツェッペリンの曲くらいしか分かりませんでした(爆)
ツェッペリンの曲は4曲くらい使われててすごーいっ!て思いました。確かツェッペリンの曲ってなかなか使用許
可おりないからあまり映画で使われてないんですよね。この映画では「That's the Way」「Bron-Yr-Aur」「Tangerin
e」というアコースティックな曲が多く使われてましたね。あとは「Misty Mountain Hop」なんだかこだわりを感じる
選曲♪ツェッペリンを追っかけてる男の子も出てきたし、StilwaterのひとりがI am a Golden God!って叫んでた
シーンも監督が実際ロバート・プラントがこう言ってたのを使ったとか。本当に伝説なんだなー。
あとウィリアムのお母さんがものすごく堅い人でロックはsexとドラッグを歌ってるだけだから禁止って言ってた
けど確かにそんな内容多いんですよね。親からしたらそんな曲確かに聞いて欲しくないかも。
ペニー・レインはグルーピーとしてロッカーたちの花なんだけど、そこはグルーピーの悲しい定めというか一時
の慰めでしかないんですよね。だから彼女がロックスターを好きになっても彼には彼女がいて・・・と。さらにこれ
また事実なのか驚きですが、ロック関係者同士でグルーピーを賭けたり。あったのかなー、そんなこと。
さらにウィリアムはペニー・レインが好きで、でも彼女はウィリアムのことはそんな風には見てないっていうのが
また切ないのです。でもウィリアムには絶対的な信頼を寄せてて、唯一彼にだけ本名を明かすんですよね。彼が
命も助けてくれたわけだし。グルーピーにはグルーピーなりの悩みとかあったのかなあ。
ペニー・レインを演じてるケイト・ハドソンがとってもキュート。この演技でアカデミー賞にもノミネートされました。
ウィリアム役のパトリック・フュジットはまだまだ少年でしたけど、最近は「ゴーン・ガール」にも出てたらしい。どの
役だったのかな。
あと今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンもウィリアムにアドバイスするレスター役で出てました。
当時のロックの背景を知りたい人にはおススメ!もちろんロックファンの皆さんには超おススメ!