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観てまいりました。

「オペラ座の怪人」以来かれこれ半年振りの劇団四季公演です。

それも話題の「WICKED」。

かなーり期待大。



知らない方のためにちょっとストーリーを言いますと、

あの有名な「オズの魔法使い」の前のお話で悪い魔女エルファバの視点から描かれています。

どうしていい魔女グリンダと悪い魔女エルファバが誕生したのか。

彼女の生い立ちからグリンダの出会いを経て

悪い魔女として生きなくてはならなくなった波乱万丈の運命。

恋愛や裏切りさまざまな事を経験していく中で、オズの魔法使いの謎解きみたいなことも色々と明かされ

ます。一応オズの魔法使いのストーリーも織り込まれててドロシーも名前だけ登場。



お席は2階席の5列目のど真ん中という

ものすごい良席~♪

目の真ん前にはドラゴンが。

そしていよいよ開演。

グリンダがまるーいゴンドラ?に乗って登場したり、シャボン玉が飛んだり、

とにかくワンダーランドの始まり。

久々に聞くアンサンブルはさすがに感動ものでした。





ところで私はこのお話、結構明るいものかと思ってたのです。

もちろんエメラルドシティのグリーンワールドなど楽しい雰囲気も味わえましたが、

なんかストーリー的にかなり悲しい展開。


グリンダなんて完全に調子のいいおばかさんじゃないですか。

エルファバは何も悪いことしてないのに

オズの魔法使いやマダム・ボリブルに追い詰められ、

みんなに悪い魔女とされ、

本当にかわいそうで、2幕目はほとんど泣いてました、私…。



これ観ると「オズの魔法使い」の見方が180度変わってしまいます。

最後に明かされるオズの魔法使いの秘密というか真実に、

もう涙なしでは観られませんでした。


エルファバとフィエロの2人のデュエットのラヴシーンにも感動。

さらに最後の最後も涙涙。

さすがに皆さん歌が素晴らしいし、

衣装とかもかわいいし、

照明も綺麗だし、

何よりこれは歌や音楽どうのこうのよりストーリーに感動しました。



悪いのはグリンダじゃないの?なんて思ってたら

エルファバとグリンダの友情が涙なくして観れなかったし。

結局私の泣きのツボをずーっと刺激されっぱなしだった感じです。



アンコールも何回もあってみんな大喝采。

本当に素晴らしかったです。

また観たいな。