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久しぶりにレンタル借りて観ました。
で、今日観たのは「リトル・ダンサー」。

イギリスの炭坑の町。父と兄が炭坑夫として働くジミー・エリオット少年はボクシングを習っているが同じ場所で練習していたウィルキンソン夫人のバレエ教室にだんだん魅せられていく。
ウィルキンソン夫人は彼の才能を見出し、ロイヤルバレエ団の入団のためのオーディションを勧める。
しかし、彼の父と兄は炭坑のストの真っ最中で大変な時だった。そして、バレエなんて女性のするものだとはねつける。抵抗しながらも父に従うしかないジミー。ところが、クリスマスの晩友人のマイケルと踊っていたジミーを見て父は彼のバレエへの想いを知り、才能を信じオーディションを自らの手で受けさせてあげようと決意する。そして、仲間のカンパを得ていよいよオーディションの日を迎える。

バレエの話だからクラッシックっぽいのかと思っていたら、ロックががんがん流れて、バレエとタップダンスとモダンバレエの融合のような感じ。それが余計ジミーのエネルギーを感じてよかったと思います。

労働者の町で母親もいない中でウィルキンソン夫人に認められた喜び、そして、最後に父親にバレエを認めてもらえた喜びがジーンと胸を打ちました。同級生のマイケルが少年時代からオカマとか、夫人の娘とのやけに大人びた会話とかもなんか現代っぽくって笑いました。

ジミー役のジェイミー・ベルは本当によかったです。あのオーディションシーンは「フラッシュダンス」の緊張感を思い出しました。そして、バレエをしてる時の楽しさ、難しくてできない時の苛立ち。などは最近観た「真夜中のピアニスト」と通じるものがあるなあと思いました。

ラストのアダム・クーパーの跳躍はあれだけで感動しますね~。マシュー・ボーンの「白鳥の湖」観たかったなあ。