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キアヌ好きの友人に誘われて観ました。
「雲の中で散歩」

ストーリーは
第2次世界大戦が終結し、サンフランシスコに帰還した兵士ポール・サットン(キアヌ・リーブス)が金儲けしか頭にない妻にせかされ、出征前のチョコレートのセールスをすることに。
サクラメントの会社へ行く途中出会った美女ビクトリアを助けるために彼女の実家"ラス・ヌベス"と呼ばれる広大なぶどう園に足を運ぶ。
そこで、夫婦と偽り一夜限りで去ろうとするが…。


何が良いって、キアヌ若かりし頃の美しさも必見ですが、それより何より映像の美しさ。
セピア調の色合いがとても叙情的で、引き込まれます。

葡萄の収穫後、大きな樽の中で女性たちが踊りながら葡萄を踏む儀式とかとても印象的。

あと、ビクトリアを取り巻く家族の愛!
こんなに愛情に包まれてたら幸せ♪

そして、家族の面々。とてもユニーク。
おじいちゃんは名優アンソニー・クイン。
飄々としてむちゃくちゃいい味出してます。

厳格なお父さんはイタリアの名優ジャンカルロ・ジャンニーニ。
勝手に結婚したと怒りつつも、ブドウの収穫でポールと競ったり、熱いお父さんで笑いを誘います。

そして、このお父さんをよしよしとなだめるようなまるでお釈迦様のようなお母さん。素敵。

伝統ある格式高い家庭でもこんなに愛にあふれた家族っているのかしら!
そこに受け入れられるポールは幸せです。

実はこの映画はリアルタイムで劇場で観てるんですが、
かなり前なので断片的に覚えてるだけ。
今回観てやっぱりいいなあと再認識しました。

ラストが未来につながる希望で終わるから気持ちがスッキリします。