1月2日に施行された禁煙法。
店内での喫煙が全面的に禁止されたそうですが、
アンダルシア地方のお店でこの法律を無視して、店内での喫煙を認めていたための摘発だそうです。
ま、無視した訳ですから当然ですが、
では、何故無視をしたのか?
2007年の世界の喫煙率データで見ますと、
日本人男性 41.3%
日本人女性 12.4% に対して、
スペイン人男性 34.2%
スペイン人女性 22.4%
スペインの人口はおそよ4600万人。
これを見るだけでも、スペインには喫煙者が多いという事が
良くわかります。
僕自身、アンダルシア地方に行った事もありますが、
当時から歩きタバコやポイ捨ては日本と同様に禁止されていました。
が、実際は完全に無視されており、見渡せば吸殻が転がっている
状態です。
その実態を知っているだけに、
今回は本気なんだな、と思ってしまった訳です。
ところで。
日本でもここ数年【健康ブーム】【禁煙者>喫煙者】の流れもあり、加えてたばこ税の増税もあって、一気に禁煙ブームが進んでますが。
世界の流れも【禁煙】だし、日本においても少子高齢化や人口率の低下から、国として健康を阻害するたばこを吸う喫煙者を徐々に減らしていこうという方針自体は良くわかるのですが、、、
それに乗っかって、反対!煙は絶対反対!!
と言っている団体の人達と、それだけならまだ良いのですが、
更にそれに乗っかって、強い口調で反対をする、ただの人達。
喫煙者はたばこを1日1箱吸う と仮定した場合。
1年間に約100,000円の税金をたばこ税として収めてます。
増税で更にこの額が増える見込みです。
日本の喫煙者はおよそ2500万人。
過去の税金で見ても、税収入は約2兆5000億円。
たばこを吸う人がいなくなる(又は少なくなる)と、所得税や消費税が増税になるのはもちろんであり。
例えば子供手当てだったり、扶養控除といった既得権とも言うべきものが、更に見直されるであろうという事について。
ただの人達は、理解しているのでしょうか・・・ね?
ちなみに、僕は喫煙者。
平日は1日10本程度、休日は全く吸わない日もあるので、煙がくさいと
思う気持ちは、最近良くわかります。
ただ、喫煙者として言わせると、こんなイメージが強かったりします。