今年の天皇賞春は...
枠順をみていろいろ考える部分があったが、初志貫徹で自分の考えを貫く。
まずはゴールドシップについて
今回のメンバーの中では唯一、古馬G1勝ち(5勝)があり明らかに格上の存在だが、自分の結論は消し
枠順をみて一瞬心が揺らいだが、横典が神騎乗しない限りやはり厳しいと判断
4・5人気なら抑えてもいいと思うが、2人気では買えない。
ご周知の通り、重い芝もしくは非根幹距離でしか走らない
東京・京都でのレースでは通算で
2-0-0-0-3-2/7
共同通信杯と菊花賞を勝ってはいるが、共に非根幹距離
極めつけは3歳限定ということ。
ゴールドシップが勝った菊花賞に出走していた馬で、後に重賞を勝った馬は1頭もいない。
2001年以降の最弱世代といっても過言ではない。
ゴールドシップがこの年の菊花賞を勝ったからといってなんの自慢にもならない。
史上最低レベルの菊花賞だっただけである。
古馬と対戦するようになってからの東京・京都では
0-0-0-0-2-2/4
人気を上回ったことは1度もない
枠順も最内枠で、二の足が遅いので結局後ろからの競馬になるはず。
京都の下り坂をうまく回り、最内をつくのが理想だがそれはゴールドシップの特性上無理で、結局外を回りいつもの捲り競馬。阪神・中山の中長距離ならそれでも届くが、京都では切れ負けして終わり。
キズナについて
上がり2位内率100%
故障による長期離脱から復帰後、京都記念3着、大阪杯2着
デビューからの11戦を重い芝と軽い芝に分けると適性がより見えてくる
中山・阪神では
上がり最速が2回
上がり2位が3回
東京・京都では
6回すべて上がり最速
今年の大阪杯をみる限り、凱旋門賞では結果がみえているが、ここでは器の違いを見せる可能性が高い。
この馬にとって距離云々は、京都の3200mでは問題ない
昨年も故障がなければ突き抜けていたはず。
京都が舞台なら
キズナ>>>>>>>ゴールドシップ
3人気のアドマイヤデウス
昨年のダービーで7着に敗退後に故障で長期休養、
休養明け後は日経新春杯⇒日経賞と連勝
6月6日生まれとかなりの遅生まれ。昨年春のクラシックで結果が出ないのも致しかたなし。
故障で離脱したことにより馬に無理をさせることなく成長に充てられたことが大きい。
今回の課題は3つ
大外17番、斤量、母父サンデー
母父サンデーだけ触れておくと、天皇賞春で該当馬は
1-0-2-4-2-18/27
勝率3.7% 連対率3.7% 複勝率11.1%
日経賞の勝ち方は鮮やかだったが前回よりかは適性が下がる上に斤量と枠順を克服しなければいけないのでそう簡単にはいかない。
日経賞での勝ちタイムがどうこういわれているが、路盤の問題でそれほど驚くことでもない
今年以降はそういう馬場になることを考慮しなければいけないこと。馬場の違いを知ることはレース考察する上で非常に重要。
※馬場の問題はゴールドシップがAJCで負けたことも少なからず影響している。
4人気のサウンズオブアース
この馬にとってデムーロから内田博に乗り替わりはプラスに出るとみた
内田博は中央4場の重賞で京都が一番成績良い
菊花賞は2戦2勝、天皇賞春もエイシンフラッシュで2着がある
馬をみてもこの世代、トーホウジャッカルとサウンズオブアースは相当強い
菊花賞のタイムはレコードより1秒7速い驚異的なレコード決着
ラスト4F11.7-11.7-11.6-11.6を3角8番手から上がり最速で2着
内を通ったとはいえ、3コーナーから進出して最後まできっちり伸びたのは価値が高い
枠順が多少気になる程度
5人気のラストインパクト
この馬をある条件でわけると
①7-2-3-0-0-2/14
②0-0-1-2-0-3/6
上記2つにわかれる
今回は①に該当する
この馬の分岐点は昨年の夏
菊花賞は②に該当+馬場が堪えた
昨年の天皇賞春も②に該当だが0.6差でそれなりの形は示した。
充実した今、好走する確率は高いと思う。
ただし、キズナ・ラストインパクト・デニムアンドルビーにはディープ産駒の3000超え重賞での適正が課題になってくる。
0-7-3-5-0-18/33
更に今年はディープ産駒に異変が起きている!?
1~4月までの重賞で酷いありさま
2011年2勝
2012年7勝
2013年8勝
2014年13勝
2015年4勝
2011年は初年度産駒の1世代しかいないので少ないのは仕方なし
あと厩舎の仕上げ方に様子見部分も多少なりともあったはず。
今年は出走頭数は過去最高だが勝ち数は激減
桜花賞も初めて取りこぼし
今年の重賞でディープ産駒軸にするのは勇気がいるが、
結論は・・・
◎キズナ
○サウンズオブアース
▲カレンミロティック
注ウインバリアシオン
△アドマイヤデウス
△フェイムゲーム
△ラストインパクト
×ホッコーブレーヴ
×タマモベストプレイ
昨年不発(キズナ4着)に終わったが、好走率が8割越えのデータに、今年もキズナが該当しているのでリベンジ
思い入れの強い馬!
ここを取こぼしたら、「凱旋門はきっぱり諦めて国内に専念してください」
と、関係者に云いたい
あとは昨年の2・3着馬に1発の期待値が高いカレンミロティック
侮れないフェイムゲーム、京都でしか走らないといってもいいタマモまで
ゴールドシップは宣言通り消し
デニムアンドルビーは阪神>京都
とみて、今回は見送りで宝塚に期待する(斤量克服している点はデカイが・・・)
ラブリーデイ、スズカデヴィアス、クリールカイザーと面白そうな馬がいるが、上記の馬で勝負する
最後に云っときます
俺、天皇賞春と菊花賞は最近当たった記憶がない笑