前回、CHEMISTRYの記事を書いたが、



自分の音楽性のルーツは、一般的な同世代のシンガー達と途中までは何ら変わらないと思う。



というのも、
中学校を卒業し高校生になると、
次に好きになったのがEXILEだったからだ。



CHEMISTRYとEXILE

同じツインボーカルデュオであり、R&Bの要素を取り入れた楽曲で僕達の世代の人気を二分したグループである。



EXILEは当時、ATSUSHIとSHUN(後に脱退)の二人とダンサーからなるグループだった。


現在では違うボーカルが加入しダンサーも増えCHEMISTRYと比較にならないほどの売上を誇る、
日本最高のグループとなった。

何よりその原動力は絶対的カリスマのボーカルATSUSHIの存在だろう。


透き通ったキレのある声質、
リズム感やライブで炸裂するパワー、
抜群の安定感、そして何より
ボーカルに対する高いプロ意識、

おそらく僕達世代が最もお手本にしているシンガーだろう。




そのATSUSHIのプロデュースするボーカルグループ‘COLOR’が僕をよりR&Bに、BLACK MUSICに
傾倒させていくこととなる。



続く



今歌いはじめたきっかけは何だったのかを考えると、


やはり小6で出会ったCHEMISTRYだろう。




この出会いで将来進むジャンルがある程度決まった。


CHEMISTRYはどうやら“Japanese R&Bデュオ”というカテゴリーに当てはまるらしかった。


R&B…

聞き慣れない言葉だったが、
何故かその響きが好きだった。
そして自然と、その音楽自体が好きになっていった。


某掲示板等、ネット上では「CHEMISTRYはR&Bなのか?」そして「JapaneseR&Bとは果たして存在するのか?」
という議論が行われていて、否定的な意見も多数あるようだ。


しかし、僕にとってCHEMISTRYは、JapaneseR&Bは、
R&BをはじめとするBLACK MUSICの入口として非常に大きな役割を果たしたのであった。



続く