マクロビオティック | Yasuoka Kousuke Official BLOG (@Matsuyama)

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Trainer & Organic Farmer 
Yasuoka Kousuke

CERCLE EIGHTS
〜One solution is All solution〜
[オーダーメイドトレーニングでライフスタイルに好循環を生み出す。]

皆様こんにちは。
[Trainer & Organic Farmer]の安岡宏祐です。

今回のテーマは『マクロビオティック』についてです。


健康意識や美容意識の高いセレブの方を中心に始まった食事方法ですが、
いまでは、幅広い方々が実践されています。

まず、マクロビオティックの簡単な説明からですが、、、

【マクロビオティック】
玄米や野菜、豆、海藻類を中心とした食生活。
*肉や魚、卵などの動物性たんぱく質を含む食品を避ける。
*砂糖は摂取せず、食品添加物なども控える。
*国産で旬の有機野菜をできるだけ多く食べる。

など、
食生活が乱れがちな方にとってはゾッとするような食事方法ですが、
メリットは多くあります。

例えば、、、

*内臓に優しく、働きを活性化する。
➡むくみ改善・肌荒れ予防・便通改善など。
*免疫力UP
*生理不順の解消。
*冷え性改善
などです。

最近ではプチマクロビなども流行しており、一度荒れた食生活をリセットする意味でも取り入れている方は多いようです。

私自身はマクロビオティックの考え方については非常に共感する部分も多いですが、長期的なスパンで見た場合は少しリスクもあるかなと考えています。
リスクとなる部分としては、、、

*栄養不足・栄養失調になる可能性。
➡マクロビオティックでは、動物性たんぱく質(肉や魚、卵など)を摂りません。大豆によって植物性たんぱく質を摂取することは可能ですが、それだけでは、1日の栄養素で見ると欠乏してしまう恐れがあります。また、鉄分やビタミン12の摂取不足にもなりかねません。
➡たんぱく質量の摂取不足は成長期にある子供にとっても完全NGとなります。
➡鉄分不足になり貧血の症状がでる方もいます。
➡筋肉量低下や代謝ダウンなど、長期的視点でみるとマイナスになる要素は多く
 あります。
 
*塩分過多になりやすい。
マクロビオティックでは日本の伝統食を薦めています。
 塩、しょうゆ、みそ、塩麹など塩分を多く含む調味料を多く使う傾向があり、
 調理法や品目によっては塩分過多を引き起こします。

*顔色が悪くなる。
➡玄米中心。菜食中心の偏った食事によってビタミン不足に陥ると、顔色の血色不良を起こしやすくなります。(黒ずんでいるような見た目になります。
ちなみに玄米に含まれるフィチン酸は、身体に必要なミネラルまで排出してしまう作用もあるのです。


新たな健康法が生まれ、メディアで露出されると多くの方がその健康法を
取り入れようとすると思います。

ただ、人によって合う合わない。長期的におこなうと逆にデメリットの方が多いなど、その効用はさまざまです。

食事は健康管理をする上で一番重要なファクターです。
『バランスのよい食事を 心がける』ことをベースにした上で、
マクロビオティックやファスティング、低炭水化物食などを短期的に組み込んでいく。
それが本当のフードマネジメントではないかと考えます。