週刊現代 | 果しなき流れの果に

果しなき流れの果に

文筆業を生業とする1970年生まれ。好き勝手ばかりしてきた20。人生について考え始めた30代。ここから先、40代は「誰かのために」をキーワードに書き続けます。弱い自分をさらけ出せる事を目標に進化前進。仕事の依頼も随時受け付けます。

いま発売中の週刊現代に、自分の書いた記事が載っています。
「The Target」という連載で、水谷豊さんのドキュメントです。
それと、その記事のすぐあとに、「シェフが教える家ラーメン」という記事があります。こちらは自分が携わったわけではないのですが、なかなかおもしろいので読んでみてください。

 あと、今日、録画しておいたカンブリア宮殿を見た。電子書籍についての特集だったが、村上龍氏の、「出版業界も、時代の変化に対応出来なければ、生き残ってはいけない」という言葉が、印象に残りました。
「時代の変化を、ただじっとして様子見しているだけでは、いつかほろびてしまう。目の前にひろがる荒野を開拓したほうがわくわくするし、おもしろい」と。
これは、いまのラーメン業界にも言えることではないだろうか。かつてのラーメンブームの幻影を追うのではなく、新たに、自分たちで時代を作ってく。ラーメンというコンテンツを使い、何が出来るか。新しい何かを生み出せるか。変わらないために変わり続けるとは、そういう意味ではないかと思う。
河原さんのすごいところは、ずっと昔からそう思い続け、実践し、挑戦し続けている所ではないかと思う。だからこそ、自分は書き手として魅かれたし、いま書きたいと思っている本も、そういう内容になる。変わらないために変わり続ける。あらためて、良い言葉だと思った。FIN~果しなき流れの果に~ 『博多一風堂』 店主 河原成美 取材記