前たまたま見たTVでやっていたボブ・ウィーランドという方のお話。
彼は五体満足に産まれ野球がとても好きでした。
背も高くがたいも良く、野球のセンスもあり小さい頃から野球を頑張っていました。
そんな努力家のボブに、ある日チャンスがやってきた!
メジャーリーグからスカウトが来たと
でもその頃世の中はベトナム戦争真っ最中で、ボブは衛生兵として戦争に行かなくてはいけなくなってしまった。
必ず生きて帰ってメジャーリーガーになるんだ!と心に強く決めボブは戦場へ向かった。
戦場でジェロームとゆう友人が出来た。
がたいの大きなボブはいつも負傷兵を安全な場所へ運ぶ為に頑張ってくれる。
仲間からはハルク(ギリシャ神話ヘラクレスの略)と呼ばれるくらい、衛生兵としての任務で活躍していた。
「仲間や人が死ぬのを見ていると虚しくならないか?」
そう呟いたボブにジェロームは
「お前が一生懸命に走ってる姿を見ると元気が出るよ!生きて必ず帰ろうぜ」
と言った。
ある日移動をしていた部隊に悲劇が襲った。
一発の地雷が爆発し仲間がやられてしまった。
見ると親友のジェロームではないか…
ボブは急いでジェロームに駆け寄る。
二発目の地雷が爆発…。
ボブが気付いたのは、病院のベッドの上だったが目を覚ますと同時にジェロームの安否を伺うと、
ジェロームは亡くなっていた事を知る。
悲しみにくれる間も無く、自分の体に異変を感じると…
違和感のあった足に手を伸ばすと
両足は腿から下が無い…
地雷で爆発し粉々になり命を繋ぐ為には足を切断するしか無かったと医師から告げられる。
もう何もかもが終わった、生きてはいるもののメジャーリーガーにはなれない上に、誰かの力を借りなければいけない体になってしまって
ボブは生きる目標を見失ってしまいました。
そんな折、父親から一通の手紙をもらった。
その中の一文には、
【お前の辛さはわかってはやれないが、今までお前は一度も何かを諦めた事は無かったじゃないか。そんなお前の強さを尊敬する。お前ならきっと何かを成し遂げる事が出来るはずだ】
と記してあった。
ボブはその手紙から気持ちが切り替わり、何かを成し遂げる為にリハビリを必死にやり、
体重を増やし、体力をつける事にした。
(リハビリをし、腕の筋力を上げ寝た状態からのダンベルを持ち上げる所まで腕力をつけていた。)
そしてボブはまず、体育教師になった。
(大勢の生徒の前でお話をしたり、車椅子でバスケをしたり、両腕だけで体を持ち上げたら子供たちから大声援を受けていた)
ボブは自らの体験から子供にこんな事を教え伝えていました。
【時として酷く辛い出来事があるかもしれない。でも決して諦めたらいけない。人は何度でもやり直せる】
ある時、ボブはテレビを見ていたら1人の少年に釘付けになった。
義足の片足でマラソンをし、カナダ横断している姿を見て
自分もやりたいと強く思った。
アメリカ横断5000キロメートルに挑戦。
ボブは腕したない、腕で横断するとなる。
スタートする時には足がないボブに、仲間たちから、皮膚を守る革の下半身・太股一体を守る履き物と、腕を守る為に固い地面についても大丈夫な物を。
ボブの速度では1日に8キロメートルしか進めない。
1年で1000キロメートルだったと言う。
真夏の暑い灼熱の砂漠を横断したこともあれば、雪の峠道も横断し、沢山の出会いもあったと言う。
そして、いよいよゴールの時が来た。
時として、
3年8ヶ月と6日が過ぎたとゆう。
ゴールの瞬間はメディアや声援を送る人たちでいっぱいだった。
そして、ボブはゴールした!!
が…、何故かゴールからまだボブは動きを止めず歩いている。
歩き止めず一時間。
ついた場所は、
ベトナム戦争の慰霊婢の前。
沢山の名前の中に、ジェロームの名前。
ボブは、ジェロームに走りきった事を伝えたかったのだ。
ボブにとっては、ここが本当のゴールだったのです
このお話だけでも、素直に胸が熱くなり何か込み上げるものがあったのにも関わらず、
ボブはもっともっと凄く素敵な人物でした。
このアメリカ横断で得た3700万円貯まった寄附金を、貧しい子供たちの為に全てを寄附したんだって
困った子供たちにって
そして、その後もボブは挑戦を諦めず…
フルマラソンやトライアスロンまでも挑戦してると言います。
そしてこんな言葉で締め括られました。
誰でも大切な物を無くした経験はあるでも、決して諦めるなどんなに辛い時でも、自分が決めたフィニッシュラインまで決して諦めるな願いは必ず叶うから
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私の生きるバイブルとして『CROSS ROAD』という著名人や有名人の言葉がたくさん書いてある本がありますが、
たまにTVでも素敵な話に出会う事がある
mixiに去年載せたけどアメブロにも、こういった自分が心に止まった話を載せておこうと思う。