タモリ氏の番組で、古本屋で買う古いレコードの中に、ウグイスの鳴き声レコードがありました。

実はこれ、子供時代にに父方の祖父が持っていて、ウグイスの幼鳥に聴かせて鳴き方を覚えさせていました。

春先にウグイスの幼鳥を、毎年１羽、猟師から買って？鳴き声を覚えさせたら、初夏の空に放すという、驚くような道楽をしていました。
庭で祖父がウグイスを放つのを見ていました。
親の鳴き声を覚える前の幼鳥でなければならない、祖父はそう言っていました。

こんな事、最近よく思い出します。

先日、アンテナ取替工事が入った時に、天袋を天井に上がれるように整理しました。
そこで、すっかり忘れていた、やはり父方の祖母から貰った輪島塗の汁椀が出てきました。
箱の購入日を見ると、126年前のものでした。
箱はさすがにこげ茶色で、この際だから桐の箱に入れ替えようと、ネットで探して桐箱を注文し、和紙で包み、更にウコン布で包んで収めました。

お椀はこの2種類です。

今度この箱が新しくなるのは、やっぱり100年後？
だとしたら、100年後の子孫は眺めてくれるかな？

ウグイスの千代の誉