こんにちは(^∇^)

今日は心臓の構造について一緒に学んでいきましょう。

 

まずは、

1)「位置と形」 

 

心臓の位置。

第2〜第5肋間の高さで、

胸骨と肋軟骨の後ろで胸腔の真ん中(中央)

左右の肺にはさまれた部分(縦隔という)

に位置してます。

 

大きさは、握りこぶし大。

重さは、200〜300g

 

自分の握りこぶしを胸の前に当ててみましょう。

重さはポカリスエット缶250mlと同じです。

手にとり重さを感じてみるといかに軽いか実感できると思います。

 

形はというと、丸みのある円錐形。

円錐形を頭でイメージしてみましょう。

 

円錐・・円錐・・

はい、ここでまた頭でイメージしていきます。

円錐形を後ろに90度倒して左にやや傾けます。

 

どうですか?円錐形の頂点の部分が左下側になりましたね。

円錐形の底に当たる部分が右上部にきませんか。

 

心臓の形を当てはめていきます。

頂点の部分が「心尖」

底の部分が「心底」あるいは「心基部」とも言います。

この心底からは太い血管が出入りしています。

 

心臓は左側と言われますが、

心臓全体の3分の1が右側。

 〃   3分の2が左側 に位置します。

そして、心尖は左第5肋骨のすき間に位置します。

丁度、乳頭の少しだけ内側です。

よって、心臓はほぼ真ん中に近い位置にあります。

 

次に心臓のお部屋について説明します。

 

2)心臓は2心房、2心室

 

心臓は右心房、左心房の2つの心房と

右心室、左心室の2つの心室 

と4つのお部屋があります。

自分の右、左でみるので、図で表示すると左右逆になります。

 

心房は・・・一時的に血液を貯めておくところ

心室は・・・血液を送り出すところです。

 

左右の心房は・・・心房中隔によって部屋を仕切っています。

左右の心室は・・・心室中隔によって部屋を仕切ってます。

要は壁の役割ですね。

 

右と左の心房と心室の間に房室弁

心室からの出口には動脈弁という

血液の逆流を防ぐ弁が備わっています。

 

では、弁の名前を覚えていきましょう。

右の房室弁を・・三尖弁

左の房室弁を・・僧帽弁あるいは二尖弁

とも言います。

 

右の動脈弁を・・肺に流れるから 肺動脈弁

左の動脈弁を・・全身に流れるから 大動脈弁

と言います。

 

房室弁の作りは、帆状弁(心室からヨットの帆のように引っ張られている感じ)

        パラシュートの紐のような軸索に繋がり引っ張っています。

      

動脈弁の作りは、肺動脈弁も大動脈弁も三枚の半月の形の弁が3枚組み合わさり

        縁がくっついて逆流を防いでいます。

房室弁が開くと、心室弁が閉まって血液の逆流を防いでいます。

 

3)心臓の壁

心臓の3つの壁。

内側から①心内膜 ②心筋層 ③心外膜 からできています。

 

では、

①心内膜から

心臓の一番内側に面する薄い膜で、血管の内膜に繋がっています。

②心筋層

心臓壁の主役である厚い層で心筋組織からなります。

心臓は、十分な血液を全身に送らなければならないので、特殊な働きと構造をしているんです。

 

心筋には、①特殊心筋 ②固有心筋 の2種類あります。

詳しくは刺激伝導系でお伝えします。

 

心筋は骨格筋と同じく横紋を持っていますが・・

(通常の骨格筋は随意筋(神経支配で自分の意志の力で収縮、弛緩ができる)

心筋細胞は自律神経の調節によって調節を受けるので自分の意志では動かせない不随筋なんです。

心臓のリズムは心臓自身が作っているということになります。

 

③心外膜

これは心臓の表面をおおっている漿膜からなります。

ここは心臓の臓側板にあたります。

 

少しややこしくなってきたかもしれません。

心膜について説明します。

 

心臓は心膜という2重の袋に包まれているんです。

袋の内側が、臓器に近いので臓側板。

袋の外側が、壁側板と言います。

この袋、心膜の内腔には少量の漿液が入っていて、ドクンドクンいう拍動の

際に生じる摩擦を減らして動きやすくする働きがあります。

 

壁側板ともっと外側の結合組織を合わせて・・・心嚢と言います。

よって心臓の表面の漿膜は、心外膜であり心膜の臓側板になります。

 

 

今回の心臓についてのまとめ

 

① 大きさは握りこぶし。重さは200〜300g

② 第2〜第5肋間の高さに位置する。

③ 心臓の下位を心尖。上部を心底(心基部)

④ 心臓は右心房、右心室、左心房、左心室 の④つの部屋がある。

  左右の心房の間は心房中隔、心室の間は心室中隔で仕切りがある。

⑤ 血液逆流装置。弁がついている。

  右房室弁 三尖弁、左房室弁 僧帽弁(二尖弁)パラシュート型

  右心室弁 肺動脈弁 左心室弁 大動脈弁 どちらも3つの半月弁がぴったり

  くっついている。

⑥ 心臓は心内膜、心筋層、心外膜からできている。

  心筋は骨格筋と同様に横紋を持つが、不随意筋である。

  心外膜には臓側板、壁側板があり漿膜からなる。

  漿膜は、少量の漿液を含み摩擦を減らす役割がある。

 

次回は心臓の機能を説明していきます。

ありがとうございました。(^O^)