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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、故金大中(キム・デジュン)元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏が来月に予定している平壌訪問について、取りやめになる可能性もあるとする朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官談話を伝えた。

 報道官談話は、韓国の保守メディアなどが李氏の訪朝をめぐり金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を冒涜(ぼうとく)していると批判し、「冒涜や中傷、挑発が続くなら、せっかく用意された機会が完全に無駄になり得ることを警告する」と強調した。

 また、李氏側の金大中平和センターと朝鮮アジア太平洋平和委員会による協議で李氏の平壌訪問に合意したことついて、「暫定合意しただけで完全に確定できない状態にある」と主張した。

 双方は6日、北朝鮮の開城で協議を行い、李氏が来月5~8日の日程で平壌を訪問することで合意したが、北朝鮮側は合意が覆される可能性があると示唆したかたちだ。

 北朝鮮側は韓国の一部メディアが、李氏が陸路での訪朝を希望したにもかかわらず空路での訪朝が決まったとして、先ごろ第2ターミナルが完工した平壌国際空港を韓国側に宣伝するためと報じたことなどを問題視している。

ikasumi@yna.co.kr