大英博物館の奥まったところにそれはあります。大理石で出来た、パルテノン神殿と同じ大きさの部屋で、パルテノン神殿にあったと同じ位置に数々の彫像が配置されています。その一番おくに、興味のない人から見れば、ただの岩の塊りにしかみえませんが、巨大な神殿の破風の彫像が横たわっています。それは、ほとんど破壊され、傷つけられていますが、その圧倒的な存在感、荘厳さ、堂々とした品位に、圧倒されます。
これぞ西洋美術の根源であり、ミケランジェロ、ダビンチ、ピカソも遡ったであろう源です。
ロンドンには、ほとんど、これを見るために行ったのですが、エルギンマーブルの監視員に大学の卒論にこの彫像について書いたことをはなすと、とても喜んでくれ、つたない英語でお話ししたことが思い出されます。
エルギン卿がパルテノンよりこの彫像を略奪したことに対して、ギリシャは返還をもとめていますが、これだけ大切に保管されていることを思うと、何とも言えませんね。
編み込みのマントと、パンチャーで作ったインコたち。