少し暖かくなると、春が来るのが待ちどうしくなります。こころ踊るというか、うきうきするのは私だけではないでしょう。それは、桜の咲くのを期待しているからでしょうか。幼いころは、家族親戚で瀬戸内海の海の見える桜の山へ、皆で行きました。東京へ出てきてからは、四谷、市谷、飯田橋の土手を歩き、靖国神社に行き、千鳥ヶ淵たどるルートを20年あるきました。このルートはどこを見ても桜で、たえることはありません。外堀の新しい桜も大きくなりました。このあたりの桜では,やはり佐倉城あとの公園でしょう。起伏があり、昔からの古い立派な木々がのこっていて、とても風情があります。やはり桜は周りに緑がなければ、美しくみえません。水があり、石垣があるとなおいいでしょう。しかし一番美しと思うのは、里山に咲く山桜です。春の緑の山に、ところどころ咲く山桜は、なんとも美しく、春を感じさせてくれます。
しかし、圧巻はなんといっても、吉野千本でしょうか。50年ほど前に見たのが、いまでも焼き付いています。
これは渡辺始興の吉野山図屏風をパンチャーで刺したものです。