熱帯魚を購入する時に注意する8つのポイント | サカナ・タチハラ.com

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聞きやすい店員さんがいれば良いのだが、なかなか少ないのが現実である。
魚を購入する際に、自分で出来る『セルフチェック8項目』を紹介。


①明らかに病気と分かるものは避ける。
目視できる症状は身体の表面に現れる。
ヒレや身体の一部に『白い点』や『赤い出血』が見られる個体は選ばない。
『白くフワフワしたカビ』があるのもNGだ。
松かさ病も知っておきたい。
(最後に画像有り)


②ひどく痩せている。
これは体内に細菌が入り悪さをしており回復させる事は大変だ。
また入荷したてで、状態が落ち着いていない場合も購入すべきタイミングではない。


③身体にツヤがない。
これは見慣れてこないと難しいが、同種が何匹も入っている水槽なら見比べる事が出来る。1匹だけ色が変だなと感じたらその個体は調子が悪い可能性が高い。


④泳ぎ方がおかしい。
グッピーで多いが、お尻をフルように泳ぐ個体は調子が悪い。くるくる回っていたり、水面でバランスを崩している様な個体も選ばない。


⑤1匹だけ群れから離れている。
一瞬混ざってもついていけないのは不調のサインだ。あまり水槽に近づき過ぎると寄って来てしまうので、ちょっと離れて観察するのも良い。


⑥エラが腫れている。
細部で目立たない箇所だがエラが赤く見える個体は避けよう。
アンモニアのダメージを受けていたり、エラ蓋という部分が欠けてしまった奇形が混ざっている事はある。


⑦目の透明部が濁っている。
これはpHが低すぎると出すサインだ。
回復はするが慢性的になってしまい、なかなか透明に戻らない場合がある。
分かりにくいが外傷で濁ってしまった場合もある。透明な個体を選ぼう。


⑧白っぽく透明なウンチをしている。
消化不良が疑われる。入荷して間もないかストレスを受けて不調だ。
回復しやすいが、黒〜茶色で立派モノをしている健康な個体を選ぼう。


中級者編⁈
ヒレを畳んでいる個体は不調だ。
胸ビレ、腹ビレ、背ビレ、尾ビレをピンと張って泳いでいる個体は調子が良い。


追伸:混泳について心配な時は?
魚を掬う前に「ウチには〇〇が入っているんですが、一緒に飼えますか?何か注意する点はありますか?」など聞くと良い。
念のため聞いておくと失敗を防ぐ事が出来る。


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⬆︎写真  白い点がついた病気の魚。ヒレも畳んでいる。

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⬆︎写真  赤い出血の個体。金魚などにも多い。

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⬆︎写真  松かさ病、エロモナス病とも呼ばれウロコが逆立ってしまう。

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⬆︎写真  痩せてしまった個体。上から見ると分かりやすい。