『あなた、ガンです』と君が言ったから



今日はガン記念日指差し















というわけで先日はわたくしの

ガン宣告記念日でございました。













俵万智もおそらく腰を抜かし顎は外れ
膝をガクガク言わせてしまう記念日です。



















なんだか
気がついたらあっという間に8年経ってました。












と、言いたいところですけどね


残念ながら
気がついたらとかあっという間ではなかった気がしますのよね。










いや、でも時間が過ぎてく早さはそりゃ
私も生まれたての熟女なんでね

もちろん感じるんだけど











でもやっぱり
私にとってこの8年は




ギャル風に言うと(なんで)











なんかぁーマジやばくてぇー

でもぉーなんか楽しいこととかもあったんだけどぉー
でもマジめっちゃしぬかと思ったしぃー

超しんどかったー!まじやばー











って感じでした。
(今本当にしんどい人、イラッとさせたら本当にごめんなさい)










いやほんと今振り返っても



あれ、結構頑張ってきたのでは?
と自分を少しくらい褒めたい。










昭和生まれの端くれとしては
あんまり自分をえらい!とか褒めるのは苦手なのだけど







でもまぁ31ちゃいのまだようやく意識が芽生えたくらいのお子ちゃまが(31年なにしてた)









突然あなた乳癌です!

10年治療します!
完治するかはわかりません!
抗がん剤やります!
髪は抜けます!
でも完治するかはわかりません!
ちなみに乳もとります!
子供とかもおそらく難しいです!






とか言われて(そんな言い方はされないやろ)














そんなんどう考えても可哀想やろ。












別に年齢とかそんなのは関係なく
もちろん病気はみんなショックなのだけど






自分で今40歳目前にして振り返ったとき

あんた頑張ったな!って思うのよね。










昨日までぼーっと過ごしてたのに急に
おっきい病院行けって言われて

なんなら半年前にガンを見落とされてるわけだから
そりゃもう最悪のことを考え続けたし





わけわからんカタカナの治療の話たくさんされて

塩対応の神と崇められる主治医は
とにかくせっかちだし話は聞いてくれないし









家族は悲しませるし

友達にも心配かけるし









とにかくよくわからないけど
急いでヅラをネットで探しつつ
病気についても毎日毎日調べ続けて






治療が始まったもんなら
副作用は信じられないくらい辛いし


髪どころかまつ毛の1本すら残さずなくなるし

なんか治療費はとんでもない額だし








ようやく抗がん剤も手術も放射線も分子標的薬も
二年かけて終えたら、それからはホルモン療法で女性ホルモンを10年とめる治療が始まるし





そんで更年期障害で日常生活もままならないくらいしんどいし















おいおい









おいおいおい













そんなんあんまりやん。















って思うわけよ。
















だけど

それでもこうして生かしてもらっているから

ありがたい。そう思わなきゃなともちろん思ってはおります。












これを見て今しんどい人は

命があるんだから、って思う人もいると思うのよ。











本当にそうなんだけどね



でも、ちょっとくらい自分かわいそうがりたいときもあるのよね。













そしてそして
それ以上に





私が生きることを
私が私らしく生きることを



応援して支えてくれた周りの人たちに
本当に頭があがらないなと思います。











本人の辛さと

それをそばに支える人の辛さはまた別で



それぞれに辛い。













私は自分の家族がもし、と想像したとき
いい人ぶるわけじゃなく

どうか神様、病気になるなら私にしてください。と思う。







一度経験してしまったから
あんな思い誰にもしてほしくない、そう思う。














でもまぁ色々ここまで文句をたらたらと言いましたけど



色々ありつつ
なんとかやってます。











元気な時も
元気じゃない時ももちろんあるけど






その都度その都度、模索して



どんなときも
なるべく


幸せを目指すことはあきらめずに。













そんな色々と思った宣告記念日は

ケーキを一つ買って食べました。






何かと記念日にして
美味しいものを罪悪感なく食べようとしております。









そして

なんとなく母の声が聞きたくなり
普段はあまり自分からはしない電話をかけました。












母は
普段かかってこない私からの突然の電話に驚いて

















「なによーどうしたのよ急にー






こわいわよーーーなによー

















なに、お金?真顔
























お母さん







私のさっきまでの


お母さんの声が少し聞きたい…

というおセンチな気持ち









返してもらっていいですか?


















というわけで



私の宣告記念日は

自分を労い皆に改めて感謝し


母には突然電話しないように気をつけよう。

そう思った次第です。