- ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD]/ジョン・キューザック,ティム・ロビンス,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
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ハイフィデリティ(2000)/アメリカ
男のための恋愛映画。
これほどまでに恋愛における男のダメ具合をさらけだした映画があるだろうか!?
そして、たぶん男のほとんどがどこかしらに共感できるはず!
シカゴで小さなレコードショップを営む、音楽オタク、30代、独身のダメ男ロブ・ゴードンが主人公。
「あなたは昔からなにも変わらない。私は変わっていくの」
ある日突然恋人のローラが出ていってしまう。
同棲するといつも女に捨てられるボブ。母親にまで愛想を尽かされてしまう。
何が原因なのかわからないロブは、過去に自分かつらい経験した失恋トップ5の女性たちに連絡を取り、自分を捨てた理由を聞いて回る事にする。
しかし、元カノたちはそれぞれの生活を送っていて、なかなか確信に迫る理由は聞き出せない。
そうこうしながらロブはローラが自分にとっていかに大切な女性であったか、思い知ることになる。
ロブはローラを取り戻そうと悪戦苦闘するが…
恋愛において、女は上書き、男は別名保存というが、まさしくそのとおりだ。
大抵男はだらだらと引きずったり、過去の恋愛をふと思い出したりする。
ロブのダメ男具合
・やり直せるかって聞いて「わからない」と言われる
・で、わからないじゃわからない、確率で言ってっていう
・9%って答えられて、舞い上がってしまう
・今の相手と自分どっちがセックスが上手いかってわざわざ聞いてしまう
・「まだ」してないって言われて「まだ」って何だと思い悩む
・結局セックスしたことを聞かされ怒って帰る
でも、これって結構な男が共感できると思う。
俺はこんなに共感できるのは、ミスチルの「言わせてみてえもんだ」以来だ。
きっとダメ男なのかもしれない。
ローラを失ってからロブも変わっていく。
「今まで恋愛、将来から逃げてばかりいた自分」に気付き、
少しづつ変わろうと努力する。ストーカーと言われてもローラに真剣にぶつかり、そして取り戻すのだ。
元気が出る映画でした。
