経済うんぬんではなく基地問 題が重要だからだろう。民度の差というべきか危機意識の差というべきか。それにしても政治をする上でこんなおかしな選挙制度でないとダメな のだろうか。
選挙番組を見て驚いたが、小選挙区では自民か共産かしか選べない選挙区がかなりある。この二択でどっちか選べって、そりゃ選挙に行かないよ り、行った方がいいけど、それで民意を反映したと言われても困るだろうし、いつものごとくせっかく小選挙区で落ちたのに、比例で復活できちゃうという意味 のなさもすっかり恒例となったけど、毎回おかしくねって思っている人大勢いるよね。
政治とカネの問題が問われ、大臣辞任まで追い込まれ、今 もなお東京地検特捜部が捜査している自民・小渕優子氏が、テレビをつけるなり早々当選確定って、田舎者の代表者を選ぶ小選挙区だからこそ、こんな候補がゆ うゆう当選してしまうのかとも思う。
そりゃ有権者を接待するわな。だから当選しちゃうんだろう。それに選挙に立候補する顔ぶれみても「政治 屋」さんばかり。その中から選べって言われてもどっちもイヤだよ、選べねえよってのはあると思う。
でもじゃあ一般人が選挙に立候補できるかっていったら、 とてもじゃないけどはっきりいって無理。有給休暇もろくにとれない日本のサラリーマンが選挙に立候補できるのか?っていうかよほどの資産家かよほどの富裕層じゃない限り、選挙に出るのはかなりハードルが高い。供託金だけで300万円用意しないとならないし、一定数投票がなければ没収されてしまう。
現 在の仕事を失う可能性があり、300万円も没収される可能性もあり、落選すれば無職になるリスクを負える人など、ごく限られた属性の人間になってしまう。 こんなに立候補にハードルが高ければ、毎回特定の政治屋さんから選ばなくてはならなくなる。これって民主主義としてどうなんだろう?
※日本の供託金は高すぎるhttp://yukan-news.ameba.jp/20140410-117/http://matome.naver.jp/odai/2134853829411796101
投票率が低いことを嘆いている人も多く、そういう人の論調って、「投票率が高ければ自民が不利になるはず」「若者が投票にいけば自民が不利になるはず」「投票率が高ければ政治はよくなるはず」という思いが見え隠れするがはたしてそうだろうか?投票率をむりくり上げるために義務化したり、アメを与えたり、ムチをふるったところで、選挙に関心のない人間が選挙に行ってまともに投票するとは思えない。
この違和感については、しりあがり寿氏の「クソ民主主義にバカの一票」という記事が、非常におもしろい。http://politas.jp/articles/283だ いたい政策で選べとか言われても、専門家でも意見の分かれる景気対策を素人のボクがわかるはずがない。外交だ防衛だって僕らはホントに選ぶのに十分な情報 を持ってるだろうか?
「人物で選べ」と言われても候補者なんて誰一人会ったことも話したこともない。誰が信用できるかなんてわかるはずもない。※斜字「クソ民主主義にバカの一票」より引用別 に選挙に行かない人だけでなく、選挙に行った人も含めてそうだけど、ほんとその通りだと思うんだよね。
政策で選べと言われたところで、どれほど政策のこと がわかっているのだろうか。人で選べっていったところで一回ぐらい握手したとか駅前で見かけたとか、その程度で選んでいる人がほとんどだ。ましてや政党で 選べといったところで、マニフェストを守らず、マニフェストにないことをどんどんやっちゃう党ばかりだってことが、民主党政権とその後の自民党政権で明ら かになっちゃったから、政党で選ぶことだって信用ならん。そもそも政党を廃止した方がいい政治になるんじゃないか。自民党だって原発反対の 人もいれば憲法改正反対の人もいる。
でも自民党というひとくくりにされて党議拘束に従わなければならない。党に入ったら党の方針に全部従うっておかしくな いか?だったら政党廃止して個人の集まりにすればいいのに。そんな状況でもマシな選択肢をすることは必要だけど、それで投票率が上がったら「これだけの国民から支持された」と政党や政治家が勘違いされても困る。自 民党支持者だってアベノミクスはいいけど憲法改正はイヤだとか、政党・政治家に入れたからといってあんたのやること全部OKというわけではないのに、残念 ながら今の選び方ではそうなってしまう。
だからアベノミクスを争点にしながら大勝しちゃえば、「信任されたから憲法改正は悲願」なんてぬけぬけと安倍首相 は言っちゃうわけで、それを誰も止めることはできないという恐ろしい制度。そもそも選挙区で一票の格差があるため、選挙自体が憲法に違反 し、民主主義の根幹であるはずの一人一票になっていない選挙制度を放置したまま、野党の状態がボロカスだからと年末の忙しい時期を狙って、電光石火の解散 をしちゃうってこと自体が、そもそも憲法上の重大な問題があるという。http://www.huffingtonpost.jp/nobuo- gohara/dissolution_b_6169640.html
解散自体も憲法上の問題があり、選挙自体も憲法上の問題があるのに、 問題があるまま選ばれた政治家がアベノミクスと消費税を争点にしたのに、「これで悲願の憲法改正ができる」ってこんなおかしなことはないはずだが、議席を とってしまえば、もうやりたい放題だ。
だいたい政治家が誰になろうが官僚は変わらないわけで、無能な大臣がいようが大臣が変わろうが政権が変わろうが、官 僚が全部お膳立てしてくれるわけで、政治家って意味あるのかなとすら思ってしまう。なんかいろんな意味で今の選挙制度って詰んでいる気がす る。でも今まではそうするしか方法はなかった。
でも今はネットがある。ネットがあれば資金がなくても選挙活動はできる。ネットがあれば政党や政治家を1つ しか選べないのではなく、政策ごとに細かく国民が投票することだってできる。税金の使い道を振り分けることもできる。政策に投票するのにも、例えばその関 連情報をすべて読まないと、投票できない仕組みにするとかそういうこともできると思う。
