診療で学んだこと
今日から、実習先が変わり、ホームスケアクリニックで研修です
訪問診療といって、寝たきりの患者さんなど、病院に行けない人達をメインに診察します
今日は訪問した先がみんな芸能関係者でした。
こんな患者に出会いました。
寝たきりの老人
気管切開カニューレ、尿カテーテル
が入っていて、重度のアルツハイマーで意識障害、チェーンストークス呼吸があり、心房細動、脂質代謝異常のある患者です。
先生に聞かれました。
このひとは脳血栓症のリスクがあるけどなんだ?
僕は答えました。
心房細動による脳塞栓のリスク、脂質代謝異常もリスクです。
先生は、
心房細動はそうだけど、脂質代謝異常は今すぐ起きる原因にはならないだろ。
今すぐ起きる他の原因は?
ヘマトクリットを見てみろ。
50%前後で高値。
ヘモグロビンも16.7と高い。
あっ。ひらめきました。
アルツハイマー病→脳がすかすか→チェーンストークス呼吸、無呼吸→多血症→血栓の原因
勉強になりました。
教科書では絶対アルツハイマーと脳血栓はつながりませんが、病態を考えるとつながりますね(^^)
Android携帯からの投稿

訪問診療といって、寝たきりの患者さんなど、病院に行けない人達をメインに診察します

今日は訪問した先がみんな芸能関係者でした。
こんな患者に出会いました。
寝たきりの老人
気管切開カニューレ、尿カテーテル
が入っていて、重度のアルツハイマーで意識障害、チェーンストークス呼吸があり、心房細動、脂質代謝異常のある患者です。
先生に聞かれました。
このひとは脳血栓症のリスクがあるけどなんだ?
僕は答えました。
心房細動による脳塞栓のリスク、脂質代謝異常もリスクです。
先生は、
心房細動はそうだけど、脂質代謝異常は今すぐ起きる原因にはならないだろ。
今すぐ起きる他の原因は?
ヘマトクリットを見てみろ。
50%前後で高値。
ヘモグロビンも16.7と高い。
あっ。ひらめきました。
アルツハイマー病→脳がすかすか→チェーンストークス呼吸、無呼吸→多血症→血栓の原因
勉強になりました。
教科書では絶対アルツハイマーと脳血栓はつながりませんが、病態を考えるとつながりますね(^^)
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楽しいクイズの答え
答え遅くなってすみません。
今日は救急車当直で時間があるので、答えを書きます。
この前の問題はモンティ・ホール問題というものです。
直感で正しいと思える解答と論理的に正しい解答が異なる問題なのです。
マリリン・ボス・サバントというアメリカのコラムニストがいますが、
このひとはIQが228というギネス記録を持つ天才。
この天才がドアを変更するが正しい。なぜなら、ドアを変更すれば景品を当てる確率が2倍になると
答えたところ、解答は間違っていると1万通の投書があったという有名な問題。
投書した1000人は博士号保持者からのものだったとのこと。
答えはマリリン・ボス・サバントの言う通り2の[Bに変更する]が正解!!!
解説です。
ドア三枚がありその向こうに当たりが一つ、ハズレが二つあります。
ここではわかりやすいようにハズレ1とハズレ2があると考えます。
すると、
当たり ハズレ1 ハズレ2
となるわけですが、
最初の選択で当たりを引けるケースは1つ、ハズレを引いてしまうケースは2つあるわけです。
これは当たり前ですね。
ということは
最初に自分がハズレのドアを選択と(選択のドアは下線)
ハズレ1 当たり ハズレ2
ハズレ2 当たり ハズレ1
当たりとハズレしか残りません。
そこで、司会者は必ず!!!ハズレのドアを開きます。
ハズレ1 当たりハズレ2
ハズレ2 当たりハズレ1
ということは、そこで開けるドアを変更すれば100%当たりです。
最初に自分が当たりのドアを選択すると
当たり ハズレ1 ハズレ2
司会者は必ず!!!ハズレのドアをあけます。
当たり ハズレ1ハズレ2
変更するとハズレになります。
最初に自分がハズレ引いていれば、二回目に選択するときドアを変更すれば確実に当たりがでます。
よって、最初に当たりを引いているケースは1つしかないが、ハズレを引いているケースは2つあるため、変更する方が得なのです。
なぜ、変更してもしなくても50%のように感じてしまうかというと最初にハズレを引くケースが
一つ多いということを皆忘れてしまっているからなのです。
また司会者が3つのうち適当にひとつ開けるのではなく、確実にハズレの扉を開けてるという概念を
忘れてしまっているからなのです。
最初にハズレのドアを引くことができれば、変更することで確実に当たりのドアを開けることができます。
最初にハズレのドアを開ける確率は2/3です。
つまり変更を必ずするならば、当たりの確率は2/3なのです。
変えなければ、当たる確率はただ1/3にすぎないのです。
よって答えは2のBに変更するということだったのです。
わかりましたかね、みなさん。
もっとわかりやすくすると、
ゲームに100枚のドアがある。景品のあるドアは1枚。
プレイヤーが最初のドアを選んだときは、もちろん当たりの確率は1/100ですね。
次に、正解を知っている司会者が98枚のハズレのドアを開けてみせる。
プレイヤーは2回目の選択をする。
変更しないか変更するかを選べる。
あなたはどっちを選びますか??
最初、僕だったらハズレを99/100の確率で引いてしまうわけですから、
十中八九ハズレを引いてしまうでしょう。
そのあと司会者は98枚もハズレを開けてくれるわけです。
ハズレ 当たりハズレ ハズレ ハズレ ・・・
となるわけです。(選択は下線のドア)
絶対変更しますね^^
つまり変更すれば99/100当たるわけですから。
変えないより99倍当たりやすくなるわけです!!!!
これはわかりやすいですね♩
という楽しい問題でした!!
コメントいただけてうれしいです。
ありがとうございました!!!!
今日は救急車当直で時間があるので、答えを書きます。
この前の問題はモンティ・ホール問題というものです。
直感で正しいと思える解答と論理的に正しい解答が異なる問題なのです。
マリリン・ボス・サバントというアメリカのコラムニストがいますが、
このひとはIQが228というギネス記録を持つ天才。
この天才がドアを変更するが正しい。なぜなら、ドアを変更すれば景品を当てる確率が2倍になると
答えたところ、解答は間違っていると1万通の投書があったという有名な問題。
投書した1000人は博士号保持者からのものだったとのこと。
答えはマリリン・ボス・サバントの言う通り2の[Bに変更する]が正解!!!
解説です。
ドア三枚がありその向こうに当たりが一つ、ハズレが二つあります。
ここではわかりやすいようにハズレ1とハズレ2があると考えます。
すると、
当たり ハズレ1 ハズレ2
となるわけですが、
最初の選択で当たりを引けるケースは1つ、ハズレを引いてしまうケースは2つあるわけです。
これは当たり前ですね。
ということは
最初に自分がハズレのドアを選択と(選択のドアは下線)
ハズレ1 当たり ハズレ2
ハズレ2 当たり ハズレ1
当たりとハズレしか残りません。
そこで、司会者は必ず!!!ハズレのドアを開きます。
ハズレ1 当たり
ハズレ2 当たり
ということは、そこで開けるドアを変更すれば100%当たりです。
最初に自分が当たりのドアを選択すると
当たり ハズレ1 ハズレ2
司会者は必ず!!!ハズレのドアをあけます。
当たり ハズレ1
変更するとハズレになります。
最初に自分がハズレ引いていれば、二回目に選択するときドアを変更すれば確実に当たりがでます。
よって、最初に当たりを引いているケースは1つしかないが、ハズレを引いているケースは2つあるため、変更する方が得なのです。
なぜ、変更してもしなくても50%のように感じてしまうかというと最初にハズレを引くケースが
一つ多いということを皆忘れてしまっているからなのです。
また司会者が3つのうち適当にひとつ開けるのではなく、確実にハズレの扉を開けてるという概念を
忘れてしまっているからなのです。
最初にハズレのドアを引くことができれば、変更することで確実に当たりのドアを開けることができます。
最初にハズレのドアを開ける確率は2/3です。
つまり変更を必ずするならば、当たりの確率は2/3なのです。
変えなければ、当たる確率はただ1/3にすぎないのです。
よって答えは2のBに変更するということだったのです。
わかりましたかね、みなさん。
もっとわかりやすくすると、
ゲームに100枚のドアがある。景品のあるドアは1枚。
プレイヤーが最初のドアを選んだときは、もちろん当たりの確率は1/100ですね。
次に、正解を知っている司会者が98枚のハズレのドアを開けてみせる。
プレイヤーは2回目の選択をする。
変更しないか変更するかを選べる。
あなたはどっちを選びますか??
最初、僕だったらハズレを99/100の確率で引いてしまうわけですから、
十中八九ハズレを引いてしまうでしょう。
そのあと司会者は98枚もハズレを開けてくれるわけです。
ハズレ 当たり
となるわけです。(選択は下線のドア)
絶対変更しますね^^
つまり変更すれば99/100当たるわけですから。
変えないより99倍当たりやすくなるわけです!!!!
これはわかりやすいですね♩
という楽しい問題でした!!
コメントいただけてうれしいです。
ありがとうございました!!!!

