花の匂いに誘われて
美しき蝶達集う花園
頭の悪い蟷螂でさえ
花の匂いにゃ
釣られて来るのさ
しかしやはり頭は悪い
集まる場所は
刺のある薔薇に
痛い思いをしながらも
蜜を吸う蟷螂は
真性Mか
楽しく歌う蝶に比べて
痛くても笑う蟷螂は
まるで馬鹿な政治家
蜜は吸えても
体は傷だらけ!
やっぱり馬鹿だと
蝶も大笑い!!
ふと蟷螂が見上げた空に
蝶の群れが舞っていた
自分にも羽があるけれど
蝶みたいに綺麗に舞えん
考えに考えて蟷螂は
蝶を食べて自分も
蝶になる事を思い付いた
やはり蟷螂は政治家だ
考えは曖昧で
不完全なものばかり
でもいつか食べてやると
心に誓って
妄想ばかりで
ニヤケ続けた
蝶が見下ろしたそこは
まるで地獄のよう
クダラナイ妄想ばかりの
蟷螂で溢れ返っていた
蝶は恐ろしくなり
宇宙で逃げ出した
蟷螂だけを残して
蝶が居ないと知らず
蝶を探し続ける
馬鹿な蟷螂
ひたすらに
蝶を追い続ける
自分の力が尽きるまで
その時蝶は宇宙の片隅に
ねぐらを見付けて
蟷螂が殲滅する日を
ひたすら待った
それはすぐに訪れた
蟷螂は飢えと寒さと
苦しみと蝶がいない
寂しさで
殲滅…
全滅…
絶滅していた
蝶は安心して
眠りに就いた…
政治家は蟷螂(カマキリ)
蝶は一体…
誰なんだろう…???