こんにちは。

 

 

 

 
 
 
 






昨日の記事にコメント欄で
ご質問をいただきました。
割とよくあるご相談かなと思うので
こちらでお答えしますね。
 
 
 
まずはご質問から。
 
 
※基本的にコメントでのご質問は
受付けてないですがたまに気まぐれに答えたりします。
こうしてシェアされたりするのでご注意を。
(コメント欄は誰でも閲覧可なのでいいかなという判断)
 

しーちゃん さん

とーこさんへ
いつも拝見しています。
とーこさんのすのままのブログ心にきます。

私も母に対するわかってほしかった、、の思いわかります。
今大人になってもあの時はこうして欲しかった。、あの時のあと態度だけは許せない。
思い出すことはあります。
それは誰もにあるものでという諦めと、、
なんであんなことしたんやろ?
違うお母さんやったら私はもっと幸せやったのにとか思ってしまう。
私はあの時愛されてなかったんじゃないか、、、。
そんな、母への思いは今かかえるいろんな悩みや拗ね、偏りに影響していると思います。
でも母からの愛情もわかるし大切だと思う気持ちもあります。

そんな中次男が今4回生
来春から社会に出るため独立する予定です。、

その次男がたぶん 私と同じ気持ちであろう
イライラ、暴言を私にぶつけてきます。

きっと、、わかっめほしかった、、があるのだろうも思います。

ご飯は1人で食べる。
おまえとはイライラするだけ話したくない。
アホや頭悪いからそういうこと言うや。
、、、
お前の子育てこんな性格になったんや。など。、

全くのすねっかじりの大学生、
掃除も洗濯もご飯も親に任せ
大学も、単位ギリギリしか行きたくない。と1日寝る。

あの天真爛漫なこの子が。
あの私を大好きやったあの子がこんな態度を、、、。


悲しくて情けなくて、、、。

理解していこう。、話し合おうとしても
私の思いを、すべて怨みに理解し暴言を吐く息子に
私も腹が立ってしまいます。

どうにか理解しようとして、そこは悪かったねと謝ったこともありますが。
何度も同じことになります。

親はどうしていればいいのでしょう。
旦那さんは社会にでてみなくてはわならない。
我慢して、、と言います。

私は計り知れない悔しさやはらだたしさ
そして後悔。

苦しくて苦しくて、、、。
母としてどうあればいいのでしょうか。
助けて下さい。、

距離をおき見守るしかないのでしょうか。

トーコさんの、お母様はどうされて
乗り越えてこられたのでしょうか?

私が乗り越えていないからなのでしょうか?

 
 
 
コメントにお答えしてみますね。
 
 
まず、私の母は最初は凄く怒ってたし
兄なんか相当取っ組み合いの喧嘩してましたよ。
 
 
母は「こうあるべき」がとても強かった。
要するに子供に自分のルールを
押し付けてたわけです。
 
 
勉強するべき。
学校は真面目に行くべき。
大学まで行くべき。
親孝行するべき。
周りに認められる仕事をするべき。
子供は親の言うことを聞くべき。
 
 
べきべきだらけでした。
 
 
 
そんな母も子供が3人続けて
高校に行かなくなったもんだから
相当凹んでいました。笑
 
 
 
それでも今、母は幸せだと言います。
兄や私が元気に生きていること。
それが一番だと言っています。
(ほんと色々ありましたから)
 
 
 
 
 
 
私からしーちゃんに何か言えるとしたら
「あなたがあなたのやりたいことやろう」
ですかね。
 
 
そして子供を無意識にコントロールしようと
していないか。
「こうあるべき」を押し付けていないか。
ちょっと考えてみてほしいのです。
 
 
親側のルールに沿ってるかどうかより
子供そのものを見てあげていますか。
文面からは「べきべき」が感じられます。
 
 
そういう思いが心の底にあると
言動の端々から子供に伝わります。
子供は親の言動にとても敏感です。
 
 
じゃあどうしたらいいのかというと
やっぱりお母さんも自分のやりたいこと
やってください、ということです。
その「べき」の逆をやってみる。
もっと自由に生きていい。
 
 
お母さんがお母さんの人生を生きてないと
子供や夫を見張り始めたりします。
それで心の穴を埋めようとする。
 
 
理解しようとするのも
「こうなってほしい」が前提にないですか?
「ちゃんと学校に行ってほしいから理解する」
って理解ではないと私は思うんです。
 
 
それは子供としては一番嫌なことじゃないかな。
 
 
子供には子供の人生があるし
お母さんにはお母さんの人生がありますよね。
 
 
どうなったら不幸かというのは
本人が決めることだし
単位ギリギリで学校に行くって
そんなに悪いことでしょうか。
要領いいな〜と私は思いますよ??
私と気が合いそう。笑
 
 
 
例え息子さんが不幸そうな出来事に遭遇しても
それも人生の大切なプロセスです。
それらによって息子さんは
どんどん人として磨かれていくはずです。
 
 
 
「あなたは何があっても大丈夫」
「だってあなたなんだから」
「だって私の子供なんだから」
 
 
 
親にそう言ってもらえたら
私なら嬉しいです。
そしてあなたがそう心から思えないなら
やはり偏りがありますよね。
 
 
 
 
そしてちょっと違う視点からの話だけど
子供が親に反抗的な態度を取るのは
悪いことではないと私は思います。
(親としては嫌だろうけど、、)
 
 
 
親の庇護の下で
親の価値観の中で生きてきた子供が
自分のアイデンティティを確立していくとき
親に反抗するというのは
心理として自然なことかもしれません。
 
 
 
どんなに突き放してみても
結局は親の価値観はどこかに残ります。
でもそうやって一度親と衝突したり
社会に出て様々な経験をしていくなかで
親の価値観を踏まえて
自分なりの価値観を
育てていくものではないでしょうか。
衝突は悪いこととは思いません。
しんどいけど。
 
 
 
大学四年生で来春から就職ということは
もう就職活動もしてるだろうし
周りもそんな話題が多いでしょうね。
学校という枠の中で護られ
経済的にも親に護られて生きてる今から
大きく人生がシフトしていく時期です。
そりゃあ葛藤があるだろうし
イライラもすることと思います。
息子さんはもしかしたら
不安なのかもしれませんよね。
 
 
「怒り」って二次感情です。
その奥には「不安、寂しい、悲しい、怖い」
などの一次感情があるんです。
それをうまく言えなくて怒りとして
表現することが多いんですね。
 
 
だから息子さんが悪態をついたときは
その怒りの奥にある気持ちを
分かってあげるといいかもしれませんね。
 
 
そしてそれをコントロールしないことです。
それでもあなたは大丈夫という気持ちで見守る。
それが心から信頼して見守るということ。
これが一番大切かもしれません。難しいけど。
 
 
 
息子さんは紆余曲折ありながらも
自分の人生を精一杯生きています。
それをジャッジするのは他人に任せて
お母さんはドシっと構えてはどうでしょう。
 
 
 
 
 
 
そしてそれが難しい場合は
しーちゃんがしーちゃんを信頼できるように
少し自分に向き合ってみることをお勧めします。
 
 
目の前の問題はダミーです。
問題のある人などいません。
きっと分かってらっしゃいますよね?
 
 
息子さんは問題ないんです。
ベクトルを自分に向けましょう。
息子さんを理解する前に
ご自身と仲直りしてください。
 
 
自分1人では難しい場合は
ご自身がカウンセリングを
受けられてみることをおすすめします。
自分を自分で癒していく過程に
この問題の答えがあると思います。
 
 
ちなみに息子さんは
お母さんのこと今も大好きだと思いますよ。
 
 
 
 
 
 
 
長くなりましたが
カウンセリングはやり取りの中で
一緒に答えを見つけていきますので
またこちらが言うことも変わるかもしれません。
 
 
ここに書いたことはあくまで私の主観です。
どちらかというと子供側の心理ですね。
イラっとしたらスルーをお願いします♡