正直不動産を見ているととても勉強になります。共有の話が出てきました。新婚夫婦が、共有でマンションを買う話です。
しかし3年後に離婚することになり、マンションを売る売らないの話となりもめます。
共有は、全員の同意がないと売ることができない決まりとなっています。むつかしい言葉で変更行為といいます。民法の条文でも書かれています。奥さんが売りたくても、旦那が売りたくないといってしまえばそのマンションは売ることができなくなるわけで、もめることになります。ですから共有はとても厄介で基本的には避けた方が良いのではと私は思います。
さらに共有は、遺産相続の時でよくもめるようです。複数の相続人がいる場合、遺産分割協議などできちんと財産の分割をしないと不動産は、自然と共有になってしまいます。後手後手になってしまい、売るという段階になったとき、一人でも反対したら売れなくなるということです。
ですから遺産分割協議をして単独の持ち主にした方がベターではないかと思います。不動産登記もきちんとします。
何もしないでいると複数相続人がいる場合、不動産は自然と共有状態になってしまうわけであとでもめる可能性があります。

山田池公園のつつじ