9ヶ月くらい前だと思いますが、友人から手巻きタバコをいただきました。その名の通り自分で巻いて吸うというタバコなのですが、みごとにはまってしまい、現在では完全に手巻きタバコメインの喫煙ライフになっています。
私が考える手巻きタバコの魅力は三つあります。それは、「安い」「美味い」「面倒くさい」です。
一つ目の「安い」ですが、私が愛飲している「チェ」という銘柄の手巻きタバコは、タバコの葉っぱ(シャグといいます)が25グラム入っていて550円です。
|
チェ・シャグ(25g)【手巻きたばこ】
|
私はレギュラーサイズの巻紙と長さ30mmという超ロングサイズのスリムフィルターを使っていますので、一本あたりに使うシャグの量は0.35グラム程度です。計算すると25グラムで70本以上巻くことが出来ます。
巻紙は50枚入りのものが一つタバコについてきますし、50枚~60枚入りのものが100円程度で買えます。
また、私の使用しているフィルターは200本入りで380円です。
シャグ25グラム550円で70本巻けるとして、巻紙は50本分は無料ですので、残りの20本分に50枚100円のものを買い足したとしても70本で40円。フィルターは一本1.9円なので70本で133円。70本分合計で723円という計算になります。
私の場合もともと一本あたり長時間吸わないほうなので、これで十分なのですが、人によってはもう少し一本に使うシャグの量が多くなると思います。それでも普通の紙巻タバコに比べれば結構安上がりになるでしょう。
二つ目の「美味い」。これは完全に個人的な感想ですので皆がそう思うとは限りません。結構しっかりタバコの味がするというものが多いので、軽いタバコを好む方には合わないかもしれませんね。
普通の紙巻タバコは巻紙に燃焼促進剤が入っているものがほとんどです。タバコに火を付けて吸わずに置いておくと、フィルターまで消えずに燃え続けるのはそのためです。ですが、手巻きタバコ用の巻紙にはこの燃焼促進剤が入っていない、スローバーニングタイプと呼ばれるものがあります。この紙を使って巻いたタバコは火を付けて吸わないでいると自然に消えてしまいます。
で、この燃焼促進剤が結構タバコの味に影響しているということが手巻きタバコにしてから分かったのです。はっきり言ってしまえば、燃焼促進剤不味いんです。さらに言ってしまえば、私は現在では燃焼促進剤入りのタバコを吸うと激しくむせてしまう上に気分が悪くなってしまうようになってしまいました。タバコを吸うような輩が、燃焼促進剤入りかそうでないかなんて大勢に影響ないだろうと言われればそれまでですが・・・。
なんにせよ、私は普通の紙巻タバコに比べて手巻きタバコは「美味い」と思うのであります。(強引w)
さて、三つ目の「面倒くさい」ですが、これこそが手巻きタバコ最大の魅力でありかつデメリットなのではないかと思うのです。
なにしろタバコを自分で巻かなければならないのです。しかも道具を使わずに完全にハンドロールで巻くとなれば、練習しなければまともに吸えるタバコになりません(私は今でもかなりヘタクソです。一応吸える程度には負けますが・・・)。比較的簡単に巻くための道具もありますが、自分で巻くことには変わりありません。箱から出してくわえて火を付けるだけのタバコとは違います。
また美味しく吸うためにはシャグの湿度管理がある程度必要です。シャグが乾燥しているととても辛くなりますし、巻きにくくもなります。かといって湿りすぎも良くありません。カビが生える原因にもなります。
とにかく「面倒くさい」のです。こういった面倒くささを楽しめるかどうかが、手巻きタバコにはまるかどうかの分岐点なのではないかと思うのです。
私は多分面倒くさいことが好きなんだと思います。完成品を買えばいいのに自作してみたり、専門の業者に頼めばいいのに自分で修理してみたり・・・。そのために調べたりする過程を含め楽しんでいるんだと思います。
手巻きタバコもそのひとつなのでしょう。タバコを吸うたびに面倒くさい過程を踏む。しかも上手く巻けたタバコはあまり上手くいかなかったものに比べて明らかに美味しいんです。上手く巻けた時の満足感、上手く巻けなかった時の不満足感。たかがタバコですが、これらすべてが楽しいと感じるのです。
完全に趣味の世界ですね。
なお今回の記事は次の自作ネタへの前振りです。決して喫煙をお勧めするものではございません。
「三年もほっぽらかしておいて何を言ってやがる」という突っ込みは無しでお願いいたします。












