今日のニュースから、気になることを...
おいらの父親も、少々ボケが入っており、薬の飲み忘れがあるようで、母親が監視中なのです。
そんな中、世間でも同様なことがあり、高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っているという。
「残薬」と呼ばれ、多種類を処方された場合など適切に服用できず、症状の悪化でさらに薬が増える悪循環も出てしまうこともあり危ないのですね。
年400億円を超えるとの推計もあり、薬剤師が薬を整理し、医師に処方薬を減らすよう求める試みが広がりつつあるようですよ。
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ある女性(78)宅を訪れた薬剤師は、台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。
「ちょっと見せて」。
中は全部、薬だった。
胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。
10年ほど前の日付の袋に入った軟膏(なんこう)もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が入れっぱなしだったそうな。
錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円超にのぼった。
薬剤師は昨夏、女性を担当するケアマネジャーの相談を受けたという。
話しによると、女性は糖尿病や狭心症などで3病院に通い、15種類の薬を処方されていたらしいのですね。
適切に服用しなかったので糖尿病は改善せず、医師がさらに薬を増やし、残薬が増える悪循環、負のスパイラル状態に陥っていたのです。
「高齢で認知能力が落ちている上、3人の主治医が処方する薬が多く、自己管理が難しかったのだろう」、と判断ができます。
薬にも使用期限が設定されていますから、残薬は使用期限前で、保存状態が良ければ使えますね。
薬剤師はそうした薬を選び、曜日別の袋に薬を入れる「服薬カレンダー」に入れ、台所の壁にかける工夫をしました。
だが約3カ月後、寝室から約25万円分もの薬も見つかり、薬の種類を減らすため主治医の一人に相談し、ビタミン剤の処方を止めてもらったという。
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在宅患者や医療関係者に薬の扱い方を教える一般社団法人によると、1日3食分の薬を処方されながら食事が1日1食で薬がたまる高齢者や、複数の薬を処方され「何をどう飲めばいいか分からない」と90日分も残薬があった糖尿病患者などの事例が各地から報告されているという。
それを受けて、日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査をした結果....
患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が服用されていなかったという。
金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は475億円になるという。
おいらも、多くの種類のくすりがあるので、きちんと仕分けして、薬箱を作りました。
やはり老人には管理は難しいのでしょうか
でも、おいらの母親も老人だしね、管理できる人はできるのです。
人生でそのような道を歩いてきた人には、整理する癖が無かったり、あとはボケがやはり心配ですね。