「教育プロレス」
反則に耐え勝利…礼儀伝える「教育プロレス」
5秒以内なら(原則ね)反則が許される普通のプロレス。
格闘技ルールの厳しい団体などは、サッカーと同じように、イエローやレッドカードを出すところもあるよね。
でもプロレス好きのおいらは、猪木師匠が全盛の時のプロレスが大好きであるる。
生放送ではあるが、2回に1回は、放送終了ぎりぎりで延髄切りからの3カウントで番組が終わることもあった
おいらも少しだけ格闘技道場に通っていたこともあるけれど、きちっとしたことを教えられるのですね。
精神論からもね。
でもショービジネスと呼ばれることもある、プロレスは素人から見るとわざとらしい部分が見えるんだろうね。
簡単にブレーンバスターで投げられて.....
耐えるときもあって、逆ブレーンバスターをされる場面もあるが、あれはわざと技にかかって、受身を取ったほうが良いのである。
逆に変に耐えながら投げられると、大怪我となるのである。
ある程度は暗黙の了解の部分が見えすぎて、一時は衰退したが、それなら徹底的にショー・プロレスをやろうということで、一時は頑張っていたのがハッスル!ですね。
でも、あの高田延彦があそこまでショービジネスのためにやるのか、という寂しい思いを抱いていたおいらであった。
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人によっては、お下品な娯楽スポーツに見えるかもしれないけれど、あの技を一般人が食らったら、骨が折れるよ、死亡するよ。
プロレスでは腕ひしぎ十字固めが極まっても、耐えてロープに逃げたりするが、本来、柔道の試合でも見たことがあると思うけれど、極まった瞬間に秒殺位の技なんですよね。
でもお客さんを喜ばせるには、すぐに試合が終わってはいけない....
そういうこともある、プロレスにはね。
61分戦った試合なんかもあるし、30分以上もあのきつい試合をするのも凄い。
それを鍛えぬいた身体を一生懸命に作って、戦う姿はそう簡単ではない
ただ、パンチ1発で試合が1分も経たないうちに終わってしまう総合格闘技は、それはそれで迫力があるが、選手の持ち味が出ないうちに終わるのは、どうしても納得できない派のおいらなんだよね。
何にしても、プロと言う人たちは選ばれた者たちであり、人々に夢を与えるものである。
だから、おいらは現実的なことは夢とは言わない。
目標という。
皆が夢を叶えられたら、何も楽しく無い世界になるだろう。
一部の選ばれし者がいて、その人たちは自分のために、そして皆に夢を与えるのが仕事なんだよね。
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まぁそんなプロレスでも、表記のようなことを行っている。
これもプロレスを否定する人は、筋書きありじゃないか、と言うだろう
当然、これは筋書きが出来上がっている試合なのだ。
試合を通じてルールを守ることの大切さや礼儀を伝える「教育プロレス」の公演が、熊本市南区の天明運動施設体育館や、20日、熊本県人吉市上林町の市立第二中学校で行われた。
前試合は地域の児童、生徒や保護者ら約200人が観戦し、試合は生徒や地域住民ら約500人が観戦し、相手を尊重することなどについて考え、正々堂々と戦うことの意義などを考えた。
市教委が中学生を対象に行っている「志の教育」事業で、教育プロレス提唱者の幸村ケンシロウさん(50)(八代市)に実演を依頼した。
リングに上がった幸村さんら4人のレスラーは、ドロップキックや関節技など華麗な技を繰り出し、観客から盛んな声援を受けた。
幸村さんらのチームは、凶器使用やリング外からの攻撃など、相手チームの反則を受けてピンチに陥った。
しかし、耐えて最後は勝利を収め、喝采を浴びたのです。
まぁ、筋書きがあるプロレスですけれど、こういう時こそ必要なのです
幸村さんは試合後、「皆さんは何のために生まれてきたのか、考えることもあるだろう。自分が活躍できる場所は必ずある。それを探してほしい」、「人生は一回だけ。自分が活躍できる場所を見つけてほしい」と子どもたちに呼びかけた。
試合を見た学生は(14)は、「とても迫力があった。自分の志をしっかり持つことが大事だと感じた」と話していたよ。
プロレスをバカにしているのも結構。
個人には趣味趣向があって当たり前。
でも、社会貢献が出来ることも知って欲しいね。