おいらもかなり利用頻度が高い、100円ローソン。
ローソンマートは出店戦略の都合上、うちの近くにはないけれど、全店撤退だって
ローソンから、小型スーパーの「ローソンマート」(39店舗)事業から撤退することを明らかにしたのです。
昨年2月に1号店が開店したばかりだったらしいですけどねぇ....
100円商品中心のコンビニエンスストア「ローソンストア100」(1117店)も2割超にあたる約260店舗を閉店するというんですねぇ。
低価格商品を充実させたスーパー各社の小型店が都市部で出店攻勢を続けており、競争激化の中、ローソンは店舗戦略の練り直しを迫られた末の決断のようです。
2015年度末までに閉店する両店の計約300店舗のうち、約100店舗については、通常のコンビニや医薬品販売の併設型店舗、健康・自然志向の商品をそろえた「ナチュラルローソン」に転換するという。
生鮮品の品ぞろえを強化したローソンマートは、昨年2月に横浜市内に1号店がオープンしたばかり。
住宅地などに3年間で全国に500店を展開させる計画だった。
競合するスーパーに比べ商品が割高だったこともあり、ターゲットとしていた主婦や高齢者を取り込めず、わずか1年での撤退となった。
一方、ローソンストア100は100円ショップや生鮮食品スーパーを兼ね備えたコンビニですねぇ。
低価格志向の競合小型店の増加で、既存店売上高はマイナスが続くなど苦戦しているんだって。
100円商品の比率を現在の6割から8割まで広げて、低価格をさらにアピールしていく考えのようだよ。
おいらの利用している駅には、100円ローソンが2店あり、1店は来月から1か月間、店内改装工事でお休みなのですよ。
結構お客さんがいたので、ここは更に強化かな
立地条件だけが原因ではない。
ローソンストア100とローソンマートは、立ち位置が曖昧過ぎたみたいですね。
ローソンストア100は、コンビニほど品揃えやサービスが良いわけでもなく、100円均一のように商品が豊富でもないから、中途半端感があるんですよね。
ローソンマートもスーパーほど品揃えがいいわけでもなく、価格的にも低価格商品を扱う小型スーパーには勝ち目がなかったのですねぇ。
地域にこの店しかないのであればともかく、ちょっと足を運べば品揃え豊富なスーパーがある場合は、どうしても客足はそちらに向かいがちになるわけですよ。
一方、イオンが展開する「まいばすけっと」は、店構えはコンビニのようだが中味は食品スーパーを凝縮したような品揃えを展開中。
ネット地図にも載るくらいですからね。
100円のような均一価格ではないが、99円や88円といった低価格で生鮮食品を取り扱い、全国で600店舗近く出店する等、勢いが止まらないようです。
またスーパーのマルエツが運営する、食料品メインで24時間営業「マルエツプチ」も店舗を積極的に展開しており、こうした小型スーパーともいうべき店舗は、とくに都市部を中心に顧客は確実に流れているのです。
コンビニ業界は「飽和状態」とされる5万店を超えてます。
相変わらず、大胆な商品戦略などで客を集めるセブン-イレブンの一人勝ち・独走が続き、2位以下のローソンなどは軒並み既存店売上高を減らしているようですね。
ローソンは比較的好調なナチュラルローソンなど特徴ある店舗を増やすことで、収益を強化する方針見たいですね。