とうとう、東京でも花粉の飛来が確認されましたね。
ピークは3月中旬ということですが、早めに対策をしましょうね。
スギやヒノキの花粉が飛散するピーク時期について、環境省は29日、今春は前年に比べて10日ほど早まるとする予測を発表した。
最も早いのは九州地方で2月下旬。
関東、北陸、東海、近畿、中国、四国地方は3月上旬から中旬、甲信地方は3月上旬から下旬、東北地方は3月下旬から4月上旬にピークを迎える見込み。花粉の飛散量は前年に比べて、東日本を中心に多くなると予測している。
でもこれはピーク時期の予測だからね。
当然、それ以前から、ひょっとしたら、もう..... あなたの後ろには....
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目のかゆみに鼻のムズムズ、頭がボーッとする…。
今年もまた、あの嫌~な花粉症の季節がやってくる。
毎年、春先につらい思いをしている人も少なくないだろうね。
私も何を隠そう、何十年という仲の良いご関係でございます。
そんな人たちにとって、欠かせないのが花粉の飛散予測でございます。
飛散する量や時期によって対策の仕方も変わるため、注目度は高いですね。
だが、昨年末から今月初旬にかけ、今春のスギ花粉について全く異なる飛散予測が出されたところがあります。
環境省が飛散量を「関東地方ではかなり多くなる」としたのに対し、埼玉県は「例年より非常に少ない」と推定したのですねぇ。
どうしてこうも対照的な予測になったのか
今日の噂の現場です。
えっ、パクリ.... テーブーエス局の噂の世田谷マガジンでございます。
■予測の元になる3つの根拠
「どちらを信じればいいんですか」。
率直な疑問を環境省の担当者にぶつけてみた。
すると、顔は写さないと言う条件で、「それぞれに根拠は正しいのですが…」との答えが返ってきた。
では、なぜ正反対の予測になったのか
それぞれの予測の仕方が違うのかもしれないと思い、環境省に飛散予測の方法について尋ねた。
今度は文書で回答が来た。
同省によると、予測の元になる根拠は3つあるという。
まず1つ目は、前年の総飛散量だ。
花粉の量は前年の飛散量によって変わるという。
前年が多ければ今年は少なく、前年が少なければ今年は多いという法則性があるという。
花粉の飛散は雨天など気象条件によって大きく変わるため、必ずしもこの法則通りになるわけではないが、おおむねこのような形になるようだというのですね。
従って、環境省は平成26年の飛散量が少なかったことから、「27年春の関東地方の飛散量は多くなる」と推測したということなのですねぇ。
■前年夏の気温と雄花の数もポイント
2つ目は、前年夏の気温。
特に7月上旬~8月中旬の日照時間や気温が花粉の飛散量のポイントになるという。
この時期に気温が上昇すれば、花粉を飛ばす雄花(おばな)が多くできるため、飛散量は増えると予想されるという。
雄花の生育状況は1年ごとに異なる。
昨年は東日本で日照時間が長~く、気温が高いなど雄花が多くできる気象条件となったため、環境省は「今春は飛散量が多い」とする根拠とした分けですよ。
そして、3つ目が花粉を飛ばす雄花の実際の量ですね。
雄花の数が多ければ多いほど、花粉の飛散量は増える。
全国的に雄花の数が多ければ飛散量も全国的に増えるが、局所的に多い場合は地域によって差が出る。
特にその日の風向きによって飛散量は大きく変わる。
花粉の飛散は例年、2月上旬ごろから始まるため、雄花の数は前年の11月下旬から12月上旬にかけて都道府県などが調査しているのよね。
環境省は昨年12月25日に飛散予測の第1報を出したが、この時点では雄花の数量は集計が間に合わなかったため加味せず、昨年の総飛散量と昨夏の気温の2つを元に予測を出した。
1月下旬には雄花の数も踏まえた第2報の予測を出すという。
それが一行目のことです。
■埼玉の雄花着生量、例年の4割以下
一方で、埼玉県内の花粉の飛散予測を出した埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、スギの雄花の数量だけで予測を出したという。
同研究所では昨年11月27日から12月3日に、県内の杉林45カ所計1800本で雄花の着生量を調べた。
すると、着生量は例年の4割以下で、着生量が比較的少ないとされた25年の7割程度だったのですね。
この結果から、同研究所は「27年春の飛散量は例年より非常に少ない」と判断した。
ただ、この予測はあくまで県内の雄花の数だけを元に出されたもので、県外から入ってくる花粉は考慮されていない。
当然、花粉は県外からも飛んでくるので、県内の雄花の数だけで単純に県内の飛散量が多い、少ないとは言い切れないのであ~る。
■地球温暖化で難しさ増す飛散予測
「混乱を招くのでは?」と同研究所に聞いてみたが、「こちらでは雄花の数を元に(予測を)出しているので…」と、どうも煮え切らない答えが返ってきた。
スギなどの花粉の飛散予測をしているNPO法人花粉情報協会の佐橋紀男事務局長(74)は「地球温暖化による気候変動で花粉の飛散予測は難しくなっている。できるだけ正確な予測を出すため、過去のデータやさまざまな要素を加味して総合的に判断することが望ましいのではないか」と話す。
今のところ、同研究所に問い合わせや苦情などはないらしい。
ただ、担当者は「花粉が飛ぶ状況は日によって変わるので、天気予報で飛散情報をよく確認してもらうのがベストです」とのことだ。
なんだ、結局人任せかぁ
結局、テレビの天気予報などで日々の飛散予測をチェックするのが一番のようだ。
ただし、薬は2週間程度、身体になじむ時間がかかるのが通常ですね。
インフルの予防接種でも、何でもね。
早めに対処しておきましょう。