先日も書きましたが、都内を中心とした図書館で、アンネの日記の本が破られている事件が起こっています。


しかし、少し事件の理については、様相が変わってきたようです。


東京都内の図書館で「アンネの日記」や関連書籍が相次いで破られていた事件で、被害書籍の中に蔵書検索システムで「アンネ・フランク」のキーワードでは出てこない、ユダヤ人迫害に関するものが含まれていたことが26日、関係者への取材で分かった。


警視庁捜査1課はユダヤ人迫害に関する書籍を狙った犯行の疑いが強まったとみて犯人像の絞り込みを急いでいる。

 


これまでに被害が確認されたのは、都内8自治体の38図書館の308冊です。

「アンネの日記」「アンネ・フランクの生涯」「少女アンネ その足跡」などアンネ・フランクにまつわるものが目立つが、「私はホロコーストを見た」「アウシュヴィッツの手紙」など一般的なユダヤ人迫害に関する書籍もあった。

 

題名にアンネやアンネ・フランクが入らなくても、館内の蔵書検索システムで「アンネ・フランク」のキーワードで検索することで出てくるものが多い。

ただ、一部のユダヤ人迫害に関する書籍は「アンネ・フランク」では検出されず、「ホロコースト」や「アウシュビッツ」などで該当するものもあった。


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また、イスラエル大使館が被害に遭った図書館に対し、計300冊を寄贈すると申し出ていることが25日、分かった。


申し出を受けた杉並区が明らかにした。

 

被害に遭った図書館のうち、最も冊数の多かった杉並区が代表して受け取るという事です。

27日に駐日イスラエル公使らが田中良区長に手渡す予定。

 

イスラエル大使館は声明で「事件に対して寄せられた心配と思いやりに深く感銘を受けている。彼女の日記はホロコーストとそれをめぐる人道的見解への理解を深めることに役立つものだ」とした上で、実行者の処罰を求めた。

 

図書館や自治体への取材では、東京都内の少なくとも5区3市の38館、計300冊余りが破られたほか、横浜市内の図書館でも被害が確認されている。


警視庁捜査1課は、器物損壊と建造物侵入の疑いで捜査している。

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「アンネの日記」や関連書籍が破られているのが相次いで見つかった事件で、東京都立中央図書館(港区)に、「寄贈」とみられる関連本が届けられていたことが25日、分かった。

 

同館によると、24日午前に段ボール箱2箱が業者によって届けられ、25日に中身を確認したところ、計100冊以上の「アンネの日記」や関連書籍が入っていたという。


24日中には、荷物の伝票に記されていたのと同じ名字を名乗る人から「本を寄贈しました。段ボール箱は届きましたか」という電話が同館にあった。

この人は「今回の被害にあった図書館向けにお使いください」と申し出たという。

 

同館は「本の送り主と電話をした人は同一人物の可能性が高いと思うが、寄贈かどうかを確かめないと次の対応ができない。まず送り主の特定を急ぎたい」と話している。

 

都立中央図書館では現時点で被害は確認されていないが、今回被害のあった都内の公立図書館などが所属する「東京都図書館協会」の事務局になっている。


児童施設へのランドセルほ贈る、タイガーマスク・伊達直人騒動とも似ているが、まずは犯人の確保ですね。



                破られたアンネの日記の本

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