先日、ブーツの記事を書きましたが、今回は日ごろのお手入れ、と言うよりも臭い対策について書きたいと思います。
まず、
この方法をやるには、寒い冬を乗り越えるには、ブーツは複数必要で~す。
街中でブーツ姿の女性を見かけるようになったこの季節。
一頃の猛暑はつい先日のようで、秋が無かったようにも感じますね。
今後はブーツの出番がおおくなる季節ですし、前回書いたブーツの記事でも、色々な種類やオーダーなどもできるみたいですね。
でもこれからの季節、気になるのはブーツを履いた足のにおい。
効果的に手入れをし、においを防ぎたい。
某靴下メーカーが約1500人の女性を対象に「ブーツ着用時の悩み」(複数回答)を調査したところ、47%が「足のにおい」を挙げ、脚の疲れやむくみとともに上位に並んだという結果が出たそうです。
足のにおい対策について詳しいヘルスケアマイスターの方は、「靴を履いた足の嫌なにおいは、多くの人の悩みです」と話す。
足の裏やつま先は、体の中でも汗をかきやすいところです。
1日に両足でコップ1杯分(200ミリ・リットル)もの発汗があるという。
汗は、最初はほとんど無臭なのはご存知ですよね。
細菌が繁殖してにおいを発してきます。
そして、靴の中は汗が蒸発しにくく、足の皮膚についている細菌が増殖しやすい。
細菌が皮膚の角質を分解する時に、においの原因物質が出るのですねぇ。
特にブーツは、厚手の素材が多く、丈が長いこともあり、蒸れやすいですよね。消臭メーカーがブーツ内を測定したところ、履いてから30分後には、温度31度、湿度80%と、菌が増殖しやすい「熱帯雨林のような状態」になったという実験結果もあります。
では、さてさて菌の増殖を抑えるにはどうすればよいか。
まず、「普段から足の清潔を心がけておくことです」ということ。
・風呂では、せっけんをよく泡立て、つま先からかかとまで、汗や汚れを落とす。
・ブラシでゴシゴシと強く洗うと皮膚を傷つけることがあるので気を付ける。
・足指の付け根も、手の指を差し込んで丁寧にこする。
・洗い終わったら、タオルで水気をしっかりと拭く。
脱いだブーツは、陰干しすること。
風通しのよい場所に丸2日以上立てておくと、ブーツ内の細菌はかなり減少しにおいも気にならなくなるという。
「間隔を空けて履くようにしましょう」と話していますが、これは男性のビジネスシューズにもいえることです。
毎日履き替えるために複数の靴を用意しましょう。
型くずれを防ぐために、陰干しの際にはブーツ用のキーパーを使うとよいですね。
「つま先部分に、靴用の乾燥剤を入れるのもお勧め」と話す。
ブーツを履くとき、素足にストッキングやタイツを着用しただけだと、汗を吸いにくく、蒸れやすい。
「ストッキングやタイツの下に、薄手の靴下を履くと、蒸れを軽減できます」というアドバイスがありました。
某ソックスメーカーによると、綿よりも、絹やウールを用いた靴下の方が、吸湿しやすいという。
吸湿性に優れた新素材も開発されているらしいですよ。
「つま先が5本の指に分かれた靴下は、指と指の間が蒸れにくい。また、つま先から土踏まずまでの部分だけを覆う目立ちにくい靴下もあります」と話しています。
陰干しする時は、ブーツ用キーパーを差し込んで型くずれを防ぐと良いそうですよ