大阪市が、メーンストリート・御堂筋(国道25号、同市北区―中央区)の車道6車線のうち、両側の側道2車線から車を閉め出し、歩道や自転車専用道にする構想を進めているという。
御堂筋の中央4車線の両側にある側道。
(2013年5月11日 読売新聞)
今秋にも実際に側道を一時閉鎖して影響を調べる社会実験を行い、早ければ2015年度中の着工を目指しています。
実現すれば、1937年に現在の幅50メートルに拡張されて以来の「車から人へ」の大転換となるが、これまで浮上しては立ち消えになった構想だけに見通しは不透明な様子ですね。
構想では、全長4キロのうち、淀屋橋から難波西口交差点までの約3キロの側道で車通行を禁止にします。
社会実験は1週間程度、心斎橋の新橋交差点から南約1キロの側道で試行し、車道の渋滞や歩行者の通行状況などを調べるという。
人通りの多い道頓堀から難波駅までの約300メートルは、歩道沿いの植え込みを撤去して歩道を広げるとともに、自転車道を設置。
そして通行人から感想を聞き取るということです。
まだ本格的に決まったことではないですが、重大な事故などを防止できれば、他の同じような状況の道路でも広がりを見せるかもしれませんね。
御堂筋の中央4車線の両側にある側道。
自転車専用にし、歩道も広げる構想が
浮上している(大阪市中央区で)
(2013年5月11日 読売新聞)