佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は9日、市内の市立全16小中学校の児童・生徒計約4200人に来年度、タブレット型多機能情報端末を1台ずつ配る考えを明らかにした。

ICT(情報通信技術)教育で学力向上を図る狙いで、文部科学省によると、全小中学生に端末を持たせるのは珍しいことという。


まぁ、そうでしょえうね。
小さいうちから、というよりも、脳の発達がよい時期から、将来は必要になるであろうITの知識も勉強して、持ってもらおうという考えなのでしょう。

 

同市は2011年3月から、小学校2校の4~6年生に1人1台ずつ多機能情報端末「iPad(アイパッド)」を配布している。

児童が端末の画面に書き込んだ内容を、電子黒板に映し出すなどして活用しているのだそうです。

 
市教委の調査では、算数の正答率が、導入前は市平均を2・2ポイント下回っていたが、導入後は平均を7・9ポイント上回るなどの成果が出ているという。

他校からも導入を望む声があり、対象を拡大するということになったということです。


これは他の市区町村でも、結果と予算を鑑みて、導入するところも出てくるでしょうね。


(2013年5月10日 読売新聞)