中国では鳥インフルエンザが流行ではないですが、発症者が出て話題になっています。



日本国内では、4/13のTBSの報道特集のコーナーでも放送していたが、マダニに噛まれて死亡するケースが相次いでいます。


新たに見つかった、未知のウイルスでもあり、対策が必要ですね。




マダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染者が佐賀県内で相次いで確認されたことを受け、県は12日、医師や看護師を対象にした研修会を佐賀市で開き、診断上の注意や情報提供の徹底などを呼びかけた。

 

県によると、県内で確認されたSFTSの感染者は2人(国内11人)で、うち1人(同7人)が死亡。いずれも海外への渡航歴はなく、発症前に農作業をしていたという。

 

研修会は、症例が少ないSFTSの情報を医療機関で共有しようと開かれ、約200人が参加。


講師に招かれた国立感染症研究所の西條政幸・ウイルス第一部長は、〈1〉国内の感染者は全員50歳以上〈2〉感染は4~11月に集中――などと状況を説明。

「血小板と白血球の減少が見られる場合はまず、SFTSを疑ってほしい」と述べ、効果が高いと見られる薬剤などを紹介した。

 


また、県内初の感染者を治療した国立病院機構嬉野医療センター(嬉野市)の河部庸次郎院長は、ステロイドホルモンを大量投与する「パルス療法」で患者の症状が改善されたことを説明。


県の担当者は「まずはダニに刺されないことが大切。


医療機関も啓発に協力してほしい」と呼びかけた。




テレビでは、新たなウイルスのため、まだ確立された治療法が無い、と放送していましたね。



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この病気の最初の発症者は中国で、約200名が死亡しているといっていました。

人から人へ感染をしたと言う証言も放送していました。



1 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

平成23年に初めて特定された、SFTSウイルスに感染することにより引き起こされる病気で、主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。

中国では、平成21年以降、7つの省で症例が報告されています。

SFTSウイルス自体は、以前から国内に存在していたと考えられますが、平成25年1月に山口県において初めての症例が確認された後、2月にも愛媛県、宮崎県で症例が確認されました。


2 感染経路

多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染しています。

また、インフルエンザなどのように容易に人から人へ感染して広がるものではないとされています。

3 症状

マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。

時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

マダニとは

マダニとは、食品等に発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウダニなど、家庭内に生息するダニとでは種類が異なります。

マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~4mm)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地でも見られます。
日本全国に分布しています。



予防方法


SFTS等マダニが媒介する感染症を予防するためには、

マダニに咬まれないようにすることが重要です!
(特に、マダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意が必要です。)


農作業、レジャーや庭仕事など野外で活動する際には、次の点に注意が必要です。

  • 長袖、長ズボンなどを着用して皮膚の露出を避け、ズボンやシャツの裾などを入れ込んでマダニの入り込みを防ぐ。
    長靴を履くのも効果あり。
  • 屋外活動後は、体や服を叩き、マダニに刺されていないか確認する。
    帰宅後は、すぐに入浴して身体をよく洗い付着したダニを落とし、衣服は洗濯する。
【ワンポイント】
マダニは、身体にとりついてすぐに刺すのではなく、体のやわらかい部位をさがして刺す習性があります。
  • 脱いだ衣服は放置せずにすぐ洗濯するか、ナイロン袋等に入れて口をしばっておく。
  • 吸血中のマダニを見つけた場合は、できるだけ医療機関で処置する。
【ワンポイント】
・マダニ類は体部をつまんで引っ張ると口器がちぎれて皮内に残ってしまうことがあるため、口器を残さない方法でマダニを除去する必要があります。
・マダニをつぶしてしまうと、そのマダニがもし病原体を持っていた場合によくありませんので、マダニはつぶさず慎重に除去する必要があります。


これからはキャンプや農作業には気をつけてくださいね。

チーム世田谷のやっちゃん 好き勝手なテキトー・気ままな、ダラックマ・ブログ

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