以前の私の掲載記事の中で、転送して見て頂くものですが、女性への暴行記事がありました。
記事はフェイスブックのものですが、書かれた被害者本人の悔しさや、なんとも言葉が出ない事件です。
それを勇気を持って書いています。
その事件と比較をしてはいけないのですが、性的犯罪者に対するアンケートを滋賀県警が行ったと言うことで、その記事をご紹介します。
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女性を狙った性犯罪が増えていることを受け、県警が痴漢や強制わいせつなどで検挙した50人に犯行の動機などを尋ねるアンケートを実施したところ、「一人で歩いていた」「制服姿だった」など、性犯罪者が女性に目を付けたり、犯行に及んだりする〈ポイント〉が明らかになった。
一方、周囲を警戒しながら歩いたり、反撃に使える傘を持っていたりする女性は避ける傾向もわかり、県警は「結果を参考にし、具体的な防犯対策を講じてほしい」としている。
<通勤・帰宅や登下校注意>
<肌の露出は極力控えて>
<傘など反撃できるものを>
県警生活安全企画課によると、県内の性犯罪事件の発生件数は増加傾向にあり、2012年は312件。
204件だった08年と比べると、100件以上多かった。
効果的な抑止策を考えようと、同課は12年10~12月に逮捕や書類送検をしたり、警告を発したりした10~60歳代の50人(平均36歳)に、
〈1〉犯行に及んだ時間帯や理由
〈2〉犯行場所を選んだ理由
〈3〉その被害者を狙った理由
〈4〉避ける女性のタイプ――などについて聞き取った。
その結果、〈1〉では午前7~8時と午後4時~午前零時が多かった。
その時間帯を選んだ理由について、「思いつき・偶発的」と答えたのは32%(16人)だった反面、58%(29人)は「やりやすい時間だと認識していた」と回答。
〈2〉では「道路・駐車場」が4割を占め、性犯罪者は計画的に、人通りの少ない時間帯や場所で女性を狙う傾向が高いことがわかった。
〈3〉では、15~19歳の女性を狙った犯罪者が20人(40%)と最も多く、「好みの容姿・年齢だった」は16人(33%)に次ぎ、「1人でいた」9人(18%)、「制服姿だった」8人(17%)と続いた。
「性的欲求が高まる時」についての質問では、15人(30%)が「ミニスカートの女性を見た時」、10人(20%)が「女性が一人で歩いているのを見た時」と答えた。
一方、〈4〉では「ズボンを着用するなど露出が少ない」「周囲を警戒しながら歩く」「傘など反撃できるものを持っている」「集団下校している児童」などの回答が寄せられた。
同課は「アンケートから被害に遭いにくい条件が読み解ける」と指摘し、
▽人目の少ない時間帯や場所を通ることを避ける
▽肌の露出を控える
▽周囲への警戒の目をアピールして歩く
▽帰宅はできるだけ複数で――
などを挙げ、捜査やパトロールにも役立てるとしている。
これからの季節、開放感が高くなり、夜遅くまで遊ぶ、外出する女性も多くなります。
都心のど真ん中でも、色々な事件が起きる昨今ですから、十分に注意してください。
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少し内容は異なりますが、警察庁は、ストーカー行為を繰り返す加害者に対し、専門機関で治療を受けるよう促していく方針を決めたそうです。
ストーカー規制法に基づいて警告などを与えても嫌がらせが止まらず、殺人にまでエスカレートしたケースもあることから、警告や摘発で被害防止を図る従来の方針を転換する必要があると判断したとのこと。
でも警察も、後手後手が多いですからねぇ...
届けを受理しなかったり、それが発端になったりとね。
今夏にも一部の警察本部で試行したい考えで、効果を検証したうえで全国的に実施するらしいです。
早期に、やって欲しいです。
同庁によると、一部の警察本部に試行を依頼し、警告を受けてもなおストーカー行為を繰り返す者らを中心に、治療実績がある専門機関を紹介し、カウンセリングなどを通じて考え方や行動の修正を図るということですが、どうなんでしょう。
?マークが付きますね。
警察が、裁判所が出した結果を完全に無視してストーカー行為を行う人間に対して、効力は、効果はあるのだろうか?
試行後には、改善が見られたかどうか検証。
効果が確認できれば、協力を求める全国の専門機関を選定し、各警察本部に実施を指示するという。