ここ最近も少し地震が多くなっているようですね。
地震はいろいろなこととつながっている、と言われていますよね。
火山活動や、マントルの動き、活断層など...
昨日は河口湖の水位が以上に少なくなり、本来はボートでしか行けないお堂にも徒歩で行けるようになってしまいました。
火山活動が活発になると、当然熱などで水位が減る傾向があるらしいですが、今回の河口湖は、ただ単に、降水量が少ないためだと言われています。
地震には内陸で起こるものと、海底で起こるものとありますね。
海底はかなり大きな力の地震が起きることが多いですが、内陸は直下型になりますので、大都市だとかなりの被害が出ます。
今、原発でも立地で問題になっているのが活断層ですね。
これが動く、と言うよりもずれることにより、地震が起こります。
その活断層とはどういうものなのでしょう？
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ここからはきちんとした先生のお話しを用いながら、説明しますね。
活断層とは、これから先...
将来も活動すると推定される活動的な断層のことを指します。
断層は、地殻に大きな力が働き、地層や岩盤が破壊されて地層が断ち切れ、これに沿って地層が互いにずれたものです。
このうち、過去に何度か断層運動を繰り返し、将来も活動すると推定される活動的な断層が「活断層」とされています。
ただ、この「過去」がいつ頃かということは、地質時代の第四紀（１８０万年前以降）と第四紀後期（約１２万年前以降）に分かれているようです。
ちなみに、活動性がないものは「死断層」といわれています。
そういえば、この前のテレビでは、池上さんが、おいら達が昔習った、死火山と言うものはなく、皆、休火山と呼ぶようになっているんだってね。
活断層が社会的に注目されたのは１９９５年１月の阪神・淡路大震災でした。
明石海峡の地下１６キロメートル付近で断層の一部が破断し始め、ここから断層面の破断が、北東の六甲山麓方向と南西の淡路島方向に進行していきました。
神戸市などの都市を襲った直下型地震となり、甚大な被害を出しました。
六甲山麓方向には地盤のずれは見つかりませんでしたが、淡路島では野島断層と呼ばれる活断層がずれを起こし、断層が地表に現れました。
これは「縦ずれで、逆断層運動」でした。
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断層の変位様式は、上下方向にずれる「縦ずれ断層」と水平方向にずれる「横ずれ断層」とに分けられます。
縦ずれ断層の場合、断層面を境にして、上側の地塊を上盤、下側の地塊を下盤と言いますが、上盤がずり下がったものを「正断層」、ずり上がったものを「逆断層」と呼んでいます。
横ずれ断層の場合、片側の断層に立っている観測者から見て、もう一方の断層が右にずれるものが「右横ずれ断層」、左にずれるものが「左横ずれ断層」と言われています。
したがって、野島断層は、上盤がずり上がったことになります。
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そこで最近では、原発敷地内の断層が活断層であるのかどうかが問題となっています。
日本原子力発電の敦賀発電所２号機原子炉建屋の地下にある断層が、原子力規制委員会の有識者会合で活断層の疑いが強いとされています。
このため、停止中の同２号機は、原発の重要施設の下に活断層がある場合は運転ができないという耐震設計審査指針に触れ、運転停止（廃炉）になる可能性が高まっています。
日本原電は、「活断層ではない」として調査資料を提出するなどしていますが、有識者会合のメンバーを納得させていません。
このまま推移すると、同２号機は廃炉となってしまうかもしれません。
また、敦賀発電所には１号機下にも断層があり、今後調査が進められますが、仮に活断層とされると、１号機も運転できなくなります。
さらに、１、２号機が運転不能となると、計画中の３、４号機にも影響を与える恐れがあります。
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というのが活断層と言われるもので、日本は周辺の海底も含めて約2,000とも言われる活断層が全国に広がっているといいます。
地震の規模は断層の長さと関係があると言われていますね。
長い断層ほど大きな地震をおこすのですよ。
たとえば日本の内陸では長さ20キロメートル程度の断層はマグニチュード7程度の、長さ80キロメートルの断層はマグニチュード8程度の地震をおこすことができるといいます。
そして一番恐れられているのが、南海トラフでの地震ですね。
A級よりも活発な海底活断層（AA級）があって、数十～150年間隔で大地震をおこしているのですね。
内陸だと、とくに中部地方から近畿地方にかけて異常に多い。
関東には立川を中心とする断層帯が危険とも言われていますが、どれがずれるかはだれにも分からないのですよ。
皆さんも、防災用品の準備だけはしておきましょうね。
