日に日に
小さくなっている灯火は
それでも力強く脈打っている
まだ僕のところに
意識はちゃんと届いてるけどさ…
君も気付いてるんだろうな
だからって
そんな寂しい方向は
見ないで欲しいけどな…
このところ
リア王とレ ミゼを交互にさ…
繰り返し誰かに読み聞かせてる様な
そんな気分で過ごしてるんだけど
登場人物を仲間に当てはめていくと
君だけが…アレなんだ
それじゃ困るんだよ…
だからもう一度
その灯火を烈火のごとく
燃やしてくれたら良いのにな…
また歩き出せたら
走り出せたら
「物語みたいな出来事」は
「物語みたいな日々」に変わるのに…
君の身体に蠢くソレは
僕らが取り除くことは出来ない
無力化したものを
吸い取ることは出来るけど…
そこまでは君自身が闘うんだ…
だから
生きろよ…
闘え…
負けるなよ…
どんな姿になっても
諦めるなよ…
僕らはそこにいるんだぜ…