決して彼等のようではなく -181ページ目

有名人

俺の自宅のお向かいさんは、プロの漫画家先生の自宅兼仕事場。

メジャーと言うほどではない(失礼!)けど、

大手出版社から何巻も単行本が出ているほどの人だ。

アシスタントの人が、月の半分くらい通ってきている。

特に、締め切り間近と思われる日には、夜遅くまで仕事場の電気が点いている。

この漫画家先生、なかなか感じのいい人で、顔を合わせるとちゃんと挨拶してくれる。

俺が唯一知り合い?と言える有名人だ。

この漫画家先生を除くと、直接の有名人の知り合いなんて誰もいない。

強いてあげるなら、おふくろが、常盤貴子のお母さんと学生時代の同級生だったくらい。


よくありがちな話だよな、たとえば、

「俺の友人の親戚の友達のお姉さんが、某アイドル」みたいな。


そんなもん知り合いでも何でもない。


しかし、「誰か有名人の知り合いがいる?」みたいな話題になった時や、

常盤貴子の話題が出た時、俺は必ず自慢げに言うのだ。


「常盤貴子とは、全く知らない関係じゃないな」


すると、それを聞いていた人たちは一瞬、「えっ!!」となる。

その次には「どういう事?」、「どんな関係?」となり、俺はその反応を楽しむ。

さんざんもったいぶって答えを引き延ばしてから、本当のことを話すと、

「な~んだ、全然知り合いじゃないじゃん!」

という当たり前の答えが返ってくる。


有名人にもよるんだろうけど、

やっぱり有名人と知り合いになりたいという願望は、

みんな結構あるんだろうね。

俺もそうだけど。


自慢するっていうことだけじゃなくて、

俺的には、有名人っていうのは、人並み以上のことをしたから有名になっているわけだから、

我々凡人とは違う何かがあるわけで、その辺の事を直接会って探ってみたいのです。


どなたか有名人の方、俺と知り合いになりませんか?

ネタ枯渇

伊藤つかさモード全開のyassです、皆さんいかがお過ごしでしょうかこんばんわ。


久々自宅からの更新です。

夜勤生活が続いて、昼間は頭がぼーっとしてます。

この時間になると冴えてくる。

こんな生活をしてれば、ネタが枯渇してくる、というか、あっても思い出せない。

この夜勤生活、途中間を挟んでまだあと3週間続くのだ。


さて、先日書いた伊藤つかさネタで、

すっかりつかさちゃんにのぼせ上がっている俺ですが、

11月10日に原宿でのライブに出演するらしい。

ちょうど夜勤明けで休みではないか、

行こうかなぁ。


さてこれから、ネットの海を徘徊するとするか。

今日中にネタを思い出したら、その時に更新します。

魅力

生きてゆく上では様々なことが起こる。

楽しいこともあれば辛いことも。


楽しいことは、その時々でいろいろな潤いを与えてくれる。

でも、その効果はそのときだけのもの。もちろん必要な、大切な事だけど。

で、人生において糧になるのは、辛いことを乗り越えたとき。

これ一生物。

人生で壁にぶち当たったら、避けるのではなく乗り越えること。

これ大事。

辛いことから逃げ出すのではなく、

現実を受け入れ自分と向き合って、

悩み苦しみながらも着実に壁を乗り越える、知恵と勇気とエネルギーとパワーを養うこと。

そうして壁の上に立ったとき、

壁の向こうには、新しい素敵な世界が見えてくる。

そしてそこには、目から鱗の落ちるような新しい自分自身がいるはずだ。

その自分に向かって、勇気を振り絞って壁の上からジャンプ!!


壁を乗り越えてからは、乗り越えた者にしか与えられない、

心からの笑顔と、優しさと、自信と、

そしてなにより、人間としての奥深さを身につけることが出来る。

そう、これらのこの身につけることとは、世間では一般に「魅力」という言葉で表現されている。

そして、壁を一つ一つ乗り越えるごとに、この「魅力」は更にアップされてゆく。


とにかく一生懸命生きている人が俺は大好きです。

もう、無条件で応援したくなる。

昨日読者登録していただいた、くぅにゃ さんのブログを、

たまった仕事ほっぽらかして夢中で全て読んでしまいました。

俺も今の現実を見つめた時、彼女を見習わなければと正直思いました。

俺の忘れかけていた物を、くぅにゃさんは気付かせてくれました。


彼女は、本当に一生懸命生きてます。

幸せの階段を一歩一歩確実に上がっていることを俺は確信しています。


読者登録したいんだけど、なぜか出来なくて。

アメブロには文句言ってあります。(ひょっとして俺のPCの原因かも)


あっ、それから、今後、読者登録して下さったからといって、

俺からお返しで読者登録するとは限りません。

(もちろんお礼はしますが)

ブログの内容次第です。(←っていうか、俺って何様のつもり!!)

俺は宣伝目的でブログやっているわけではないので。

パスワード

出張先のホテルより更新。

今回は会社のPCを持ち出した。仕事で使うからね。


個人情報保護とやらで、PCを会社外に持ち出すのが面倒。

いろいろと手続きしなければならないからね。

おまけにPCを立ち上げるのに、BIOS、OS、暗号化解除の、

3つの別々のパスワードを入力しなければならなくてこれまた面倒。

自分のPCなのにね。

万一紛失しても、データが絶対持ち出されないようにするためだけどね。


セキュアな社会って面倒。

本人なのに、パスワードを入力しなければならないなんてなんか変。


機械に本人を認証させる為の研究が進んでいるけど、

究極の本人確認は、その人の持つ生きた雰囲気じゃないかな。

物体として存在するもでの本人認証は、100%セキュアじゃないよ、きっと。

指紋は指を切り出せば他人でも出来ちゃうし、網膜は摘出すれば・・・・、グロテスクなのでやめます。

そんなわけで、その人の持つ雰囲気で本人認証するのが一番だと思ってみたり・・・。


なんか、まとまりない文章で済みません。

出勤時間なので、行ってきます。


出張先

たそがれ

今日は1日身動きがとれなかった。体が動かない。

もうくたくただよ、疲れ果てた。肉体もそうだけど、特に精神的に。

今日1日の休みは、ただひたすら疲れを取ることだけでおしまい。

明日は24時間勤務、そしてその後土曜日まで夜勤が続くのだ。

しかも出張先でだ。俺の嫌いなホテル暮らしがまた始まる。憂鬱だ。

それにそなえないと。

でも抜けないよな、この疲れは。


何かに癒されたい、すがりたいというのは本音。


誰か助けてくれ・・・。


行き場のない俺。


でもそうも言ってられない。誰も助けてはくれないしね。

こんな時は、何も考えず、じっと音楽を聴いているしかないな、俺的には。


さて、次は何を聞こうか。

アクセス解析

またアメブロに新機能が加わった。


アクセス解析。


基本的な動作 がままならないのに、またしても新機能。

あんまりユーザーの声に耳を傾けない会社みたいだね。


まあ、それはともかく、このアクセス解析、

今までは単純に訪問者数だけのカウントだったものが、

かなり具体的にわかるようになっていて 興味深い。

ただ気になるのが、今まで(10月1日~11日)の訪問者数と、

今回のアクセス解析でのユニークユーザー数が全く一致しないこと。

どちらが信憑性が高いのだろう??というか、今までのカウント方法を知りたい!

アクセス解析になってからはとにかく数字が増えている。

まあ、これからはこれしかデータがないので、これを信用するしかないが。


一応信用するとして、

時系別アクセス を見ると、毎日13時台のアクセスが多いのが目に引く。

昼休みが終わって、仕事の前にネットサーフィンしている人が多いんだろうな。

後は22時台から0時台が多い。これはわかる、が、一つ解せない点が。

日によって、携帯でのアクセスが異常に多いこと。なんで??

携帯でのアクセスが多いことにも驚くけど、

一つの時間帯にアクセスが集中していて、PCからのアクセスを大幅に上回っている。

理由がわからん。


リンク元URL は、愛殿 の所からのアクセスが多い。

ネット上でリンクを貼っているはここだけだからね。

その他は検索サイトからのアクセスがちらほら。

検索ワード を見ると、携帯・薄型テレビ関連が目立つ。

グーグルからのアクセスが多いようで、

調べてみると、なるほど、グーグルでは俺の記事が上位で検索される。

で、ページ別アクセス を見ると、

「間違えだらけの家電選び」 「俺の携帯事情」 が常に、わりと上位で、

俺的にはつまらない文章だな、と思っていても、世間的には関心が高いことが伺える。


でも、いちばん驚いたのが、ブックマークからの訪問者が全体の7割を超えること。


ひぇ~、秘密日記的に人知れずやってきたつもりのブログに、

定期的な読者がこんなにもいるとは、まったくもって想定外。


全体のユニークユーザー数が、決して多くないとはいえ、これには本当に驚いたよ。

今後はもう少し頭を使って、書き方を考えなければ・・・。


訪問者属性 では、OSについては、不明(携帯を含むと思われる)5:win4:mac1:その他若干。

時系別アクセスで、携帯のアクセスが全体の4割近いのが驚きだったけど、

だいたいそれを裏付けた格好。その他若干はリナックス。

ブラウザは不明以外では圧倒的にIEだった。


10月1日からの統計なので、まだ正確性に乏しいところもあるが、

おおむねの傾向はわかる。


しかし、定期的読者がいることすら想定してなかったので、

何か見えないプレッシャーを感じるようで、はっきり言って怖いです。。。

つかさちゃん

下世話に生きることを最近のモットーとしている俺的には、少しミーハーなお話しでも。


実は俺も若かりし頃、それはそれは好きなアイドルがいたわけですよ。

もう、俺の理想の女性像そのものといった感じの人が。




さて、だれでしょう?




それは・・・・・










伊藤つかさちゃんです。










何で好きになったかわからないけど、たぶん当時好きだった女の子に似ていたからだと思う。

金八はもちろんのこと、たまに歌番組に出演しているのを見かけると、もうドキドキでした。

それに毎週日曜の朝は、レギュラー番組をやっていた文化放送聞いてたな。

部活がある時は録音までしてね。


当時、中坊だった俺は少ない小遣い貯めて、買ったわけですよ、レコードを。

(今思えば、つかさちゃんに限らず、小遣いは全てレコードに消えていたな。)

ジャパンレコード時代の全シングル5枚、ビクター移籍後は2枚買いました。

アルバムは、最初の2枚と、2枚組ベストを買うのがやっと。

まあ、そのほかにもレコードはいっぱい買っていたので、

これでも伊藤つかさ率は俺的には高いと言えるのです。


そんなつかさちゃん好きの俺は、今でも、今のつかさちゃんがやっぱり好きなんです。

確か2年ぐらい前だったか、お台場の夏フェスでつかさちゃんが出て、

少女人形を歌ったのを見て再燃したんですよ、当時の熱い思いが。

その歌声は当時のままで、一気に青春時代にタイムスリップ。

アイドル以降のつかさちゃんは、結婚したり、ヌードになったり(もちろん見た)と、

俺的には哀しい知らせばかりだったから、20年以上ぶりに聞けた歌声は感涙ものでした。


当時のレコードを聴きたい!!


当時のレコードはいまだにあるんだけど、

聴こうと思ってもさすがにプレーヤーが壊れてしまってそれはできぬ。

ならばCDを買い集めましょう、ということでCDショップへ。

ところが、企画物のベスト盤はあるんだけどオリジナルアルバムは一切なし。

調べてみると、ジャパンレコード時代のオリジナルは、

ファーストのつかさ、セカンドのさよならこんにちは以外CD化されてないようだ。

(CDアルバム・つかさは除く)

いちばん聞きたい時期のものがCD化されてないのは残念。

しかしなぜか、全く売れなかったビクター時代のものは、全3枚ともCD化されている。

というか、この頃はレコードとCDが同時に発売されていたんだよね。

まあとりあえずあるものだけでも集めましょうと言うことで、オークションへGO!


つかさちゃんで検索すると、出てくるのはレコードが圧倒的で、CDは少ない。

それでもジャパン時代のものは比較的安値で見つかり、落札。

ところが、ビクター時代のものは全くと言っていいほど出てこない。

そりゃそうだろう、全く売れなかったからタマ数そのものが少ないんだろう。

どれも持ってはいなかったけど、なぜか全て聞いたことがあって、

ビクター時代になって最初で、つかさちゃん5枚目ののアルバム、

クレッシェンドなんかは、完成度が高くて良かったんだよな。

6枚目OSUSUMEも、なぜか販促用と思われるポスターが当時部屋に貼ってあった。

最後のアルバム、夢の振子は駄作だったけど。


待つこと2ヶ月ほど、ようやくCDのクレッシェンドが出品された。

よっしゃー!!とばかり3千円で入札。

アイドルの旧譜としてはかなり高めの入札、これでいただきだぜ。

と思ったら、あっという間に落札額更新!!


どういうこと??


いや~、世の中には俺と同じように数少ないものを狙っている人が結構いるもんです。

需要と供給のバランス、ってやつですな。

それがコレクターなのか、俺と同じようなファンなのかはわかりませんが。

落札額はあっという間に、1万5千円まで跳ね上がる。


そうか、そういうことなのか。しかし俺のつかさちゃんに対する熱い想いは誰にも負けねえぜ。


大人買い勝負に出てやる、幸い資金は潤沢にある、

調べたかつての落札相場を意識しながら、ここは一発勝負に出るか。

決戦は落札締め切り6分前だ。


そして決戦の時、落札額は19500円。

伊藤つかさのCDクレッシェンドは、過去の落札相場が25000前後。

俺は、30510円で入札、落札額は20500円に、

その後じりじりと上げるが、結局ほぼ相場通りの25000円で落札しました。

やったね!!

そんな風にして、OSUSUMEも22500円で落札、

夢の振り子は、出品された時とのタイミングが合わなくて、まだ入手してないけどそのうち必ず行くぜ。


さて、そんなつかさちゃん、昨年4月、デビューから30年以上在籍した、

劇団いろはから所属事務所を移籍、これには驚きました。

意外と思われるかもしれないが、

つかさちゃんは舞台ばかり、それもかなり忙しく活動していたんですよ。

事務所が変わったことで、新たなフィールドでの活動を期待していたところ、

今年、20年ぶりにCDリリースの報が!!

つかさちゃんが新譜を出す!!嬉しいじゃありませんか。

どこぞのレーベルから出すかと思ったら、事務所の自費出版みたいな形で、500枚限定。

なんじゃ、そりゃ。これではまるでインディーズじゃないかと思いつつそれでも何とか入手。


全部で5曲入り、最初の2曲は今回の新譜、

後ろ3曲が、少女人形、春風にのせて、夕暮れ物語のジャパン時代のセルフカバー3曲。

1曲目、同じ空の下から、つかさちゃん作詞の2曲目SLOWLYは、

アコギ中心のアンプラグドアレンジで、しっとりした大人な曲。

つかさちゃん、大人になったのね。

ゆったりした時間の中で聞くにはなかなかいいんじゃないかな。

特にSLOWLYは気に入った。

ただこの2曲、アレンジで救われているけどアマチュアの宅録のような、

安っぽい空気がどことなく・・・。よく言えば生録のようなライブ感あるサウンドとでも言えなくもないが・・・。

とくにボーカルがね。つかさちゃんの生の声がリアルで良いといえば良いけど、

もうちょっとエフェクト掛けても良いような。

後ろ3曲は、オリジナルを忠実に再現しつつも失敗したイマイチのアレンジ。

少女人形では、オリジナルに追加されたアコギが耳障り。

アコギのボリュームをもっと絞った方がいい。

それとそのアコギ、何ヶ所かコードが外れた様な不協和音が聞こえる。

素人ではないんだから、もう少ししっかりやれと言いたい。

4曲目、春風にのせては少女人形に比べればギターはましだが、

それでも1カ所コードが違っているところが・・・。

これは意図的?

ラスト、夕暮れ物語はまともな出来で安心していると、最後に落とし穴が。

オリジナルでは、エンディングはフェードアウトでつかさちゃんのコーラス(ハミング)が余韻を残して、

いい感じに終わるんだけど、今回のこの曲はなぜ??と言う感じで、

曲の調子を無視した変なコードで、ぶつ切りで終わってしまう。

この最後の部分で台無しだよ。きょうびアマチュアバンドでもやらないような、超素人的な終わらせ方。

がっかり。

所詮自費出版だから、メジャーレーベルのようなクォリティーを求めるのは無理なのか?

でもね、ここで散々文句言ってきたけど、救いはつかさちゃんの声。

オリジナルの頃と比較して、表現力は圧倒的に豊かになって、

それに・・・、一生懸命な気持ちが聞き手に伝わってくるよ。

それだけでも満足なCDでした。


大好きなつかさちゃん 、これからはもう少しメディアにも出て下さいね。

歌ももっと色々なところで歌って欲しいな。


つかさちゃん


贅沢

連続夜勤、第2週終了。

ぎりぎりのところで3連休がもらえた。

危なかった、連休も夜勤続きになるところだったから。


明日が最終日のCEATEC JAPAN 2006 でも行ってこようかな。

幕張は帰りが混むのが嫌だが。

晴れたら写真を撮りに行くのもいいな。

ちょっとしたポイントを見つけたので。


3連休をどう使うか?俺にとって贅沢な悩みだ。

きかせて (前)

彼女との出会いは中学1年ぐらいの頃か。

顔は、工藤静香をちょっと丸顔にした感じ、

性格はおっとりとしていて、今で言う天然ボケが少し入った感じの女の子だ。

クラスが一緒になったことはないし、

なんで知り合えたのかははっきりしない。

でも今思えば、直感的に波長が合っていると感じたからだと思う。

波長が合うと言っても、俺と彼女では決定的な違いがあった。

それは彼女が非常に成績優秀だったこと。



生まれて初めてのデートをしたのもこの彼女だった。

といっても、俺達以外にもう二組いて、ダブルデートならぬトリプルデート。

実は彼女に恋愛感情を抱いていたわけでない。

このトリプルデートの立案者である悪友の1人のために、

俺たちはおまけで付き合わされたのだ。

その悪友が、とある女の子が好きで、是非お近づきになりたいと、

その女の子の共通の友人である彼女にこの企画を持ち込んだのだ。


何を思ったか、デートの行き先はとある遺跡。

どうしてそんなところにしたのかは覚えていない。

中学生のガキンチョがそんな所行ったって、おもしろくもないだろうに。

でも、恋をしている彼は場所なんてどこだって良かったのだろう。


みんなそれ相応のおめかしをして、今思えば可愛かったな。


移動はバス。

混み合う車内で、俺が生まれて初めて空いた席を譲ったのも彼女だった。


その後街をぶらぶらして歩き疲れた頃、生まれて初めて喫茶店に入る。

校則で親と同伴でないと入ることを禁止されていたから、もうドキドキだった。


俺の横に彼女が座った。

そこで俺はレモンティーを頼んだのだが、

出てきたのは、お湯の中で茶葉が舞っているガラスの筒に、

棒状のものが突き出ている、見慣れない容器と空のティーカップだった。

「なんじゃ、こりゃ???」

と思わず発した俺。

どうしたものかと、しばらく見ている内にガラスの中のお湯が紅茶色に染まってきた。

ちょうど良い頃合いになって、彼女が見計らったように横からそっと、

「これは、こうやって使うものなのよ」

そう言って、その突き出た棒をゆっくりと押し込む。

棒の先にはフィルターが付いていて、舞っていた茶葉をかき集め容器の底へ押し込むようになっていた。

「おおぅ!!!」

思わず感動の声を発する無知な俺。

紅茶と言えば、ティーバックしか知らなかったからな。


そして彼女は、「はいっ」と言って空のカップに注いでくれた。

「あっ、ありがとう」

女性に何かをしてもらったというのは、母親を除けばこれが初めてだった。

照れながら、ぎこちない返事を返すのが精一杯だった。


とにかく彼女には、色々な初めての経験をさせてもらった。

特別好意を持っていたわけではないが、

俺にとって、異性として初めて意識した女性だった。



時は流れ、高校進学。

彼女は有数の進学校へ、俺は誰でも入れそうな三流男子校へ進学した。

彼女との接点はここでなくなる、はずだった。


つづく

プロフィール

なにやら、アメブロのプロフィールの機能がいろいろ追加されたらしく、

ちょっと遊んでみた。

正直に書いた部分と、遊んだ部分と。

まぁ、気になる様な物好きな方は見て下さい。


そんなことよりアメブロよ、書いた記事が消える現象を何とかしてくれ。

機能追加する前に、基本的なことが機能するように改善しろよ。

それにメンテも多過ぎる。

やたらとメンテするぐらいなら、機能の追加はもう結構。

あと、オフィシャルと称するブログの宣伝も多過ぎでウザイ。

て言うか、オフィシャル自体が多すぎじゃないの?

アメーバ全体が浮き足立っている感じ、もっと地に腰を落ち着けろ。


以上。