ブログを書くのはずいぶん久しくなりますが、
小さくても何かしらの発信になればと帰りのバスで書きました。
9月21日から23日にかけて石川県能登半島で発生した豪雨災害。
まだ元日に起きた能登半島地震の復興もままならない中、追い打ちをかけるように起きてしまいました。
私の妻の実家も奥能登にあり、地震で住居は大規模半壊。 震災後まもなく悪路を走り、電波のない中、避難所で運良く義両親を見つけ、我が家へ連れて来ました。
不幸中の幸いで、親族には命に関わる事はなく、
数ヶ月間、何度か住居の応急処置や災害廃棄物の排出や友人に道具を借りて瓦礫の撤去、DIYでの外壁の補修等に行っていました。
義両親も能登に戻られ、私のところはなんとかこれからと少しだけ胸を撫で下ろしていてしばらく、また能登地方で豪雨による災害が発生してしまいました。
(ボランティアセンターがある重蔵神社からの
発災後の写真をお借りして。
私が入ったのもここからすぐのお宅でした)
豪雨の被害においては、ウチも親類とも大丈夫だったのですが、
地震のダメージの上からの水害でこのような事態になり、
県民として、フィールドを使わしてもらって来た釣り人として居ても立っても居られずに今回、輪島市街地の水害ボランティア活動に参加して来ました。
災害ボランティアは東日本大震災の時以来で、能登半島地震では身内が被災した事もあり、活動には参加出来ていませんでしたが、実際参加してみて、微力ながら力になれたと思う一方、とても支援が追いついていない歯痒さを感じました。
(心苦しく現場での詳細な写真は撮りませんが、家中かなり臭いヘドロで溢れている家が多数)
作業した水害の現場は、胸の高さまで水が来ていて一階はヘドロの海、再び使えなくなった家財の排出を行ってから、泥水をかき出しましたが、
現地スタッフの方曰くまだまだ人手がが足りていないとの事。
水害に遭われた方で地震の方がまだ良かったと言われていたのをニュースで見ましたが、意味がわかる気がしました。
輪島への道中は、至る所で山が地滑りをお越し崩れ、川岸は大量の流木が残り、橋にも引っかかっており、
1月の地震での倒壊家屋や瓦礫が今も残されたままにも関わらず、時間が経ち
ニュースや報道の頻度が少なくなり、現状が伝わっていないと現地スタッフさんも言っていましたが、この水害以降ますます苦しい状況を現地の方は強いられています。
震災前なら、今の時期、能登はアオリイカのエギングで沢山の釣り人が訪れ、輪島も素晴らしいフィールドを与えてくれていました。
このブログのハッシュタグを災害関連だけではなく、#エギング、#アオリイカとさせて頂いたのは、この能登のフィールドにお世話になっている釣り人の皆さまに、一人でも多く、より沢山のお力添えをして頂ければとのお願いを込めて、
こんな私程度のブログですが、復興も思うように進まずに、以前に増して苦しむ方々がいるという現状を発信した所存であります🙇♂️
釣り人の皆様をはじめ、石川県の皆さん、
日本じゅうの皆さん、
どうか能登に継続的なご支援を。
今日の活動でも、県外から沢山の方が来て下さっており、
地元の石川県民はもっとがんばらないかんと思いました!
地元でガソリンを入れ、
地元の釣具屋で道具を買って能登に釣りに行っても能登にお金は落ちません。
どうか被害に遭われた地方への釣行は、現地の方の心情に配慮した形でお願い出来ると幸いです。
ボランティアは土日は比較的埋まりますが、平日は募集定員を満たせていない日もあります。
動ける方は是非お力添えお願い致します。
また必ず行かなければとより強く思いました。
時間作って必ず行きます。