ずっと自分の話ばかりなので、たまにはカテゴリーに沿った話。
高校3年の夏、突然うつ状態に陥る→ドクターストップにより、1ヶ月登校を見送る→スクールカウンセラーと面談、精神科の世話になる→休み休み、何とか登校開始→学校の先生方の協力を得て、単位ギリギリで卒業→数ヶ月遊んで過ごす→運転免許取得、アルバイト開始→専門学校へ入学→一年生の終わり、インターンシップでうつ状態再発→専門学校退学→フードデリバリーで小遣い稼ぎ→大学受験を決意
大学受験を決意したのは今年の7月。もう何年も勉強から遠ざかっていた息子にとっては、遅すぎる決断だった。だけど私の不安をよそに、息子は毎日10時間以上の勉強を続けている。
とはいえ、そんなに劇的に成績が上がるはずはない。なのに、志望校のランクはどんどん上がっていく。正直、無理だろうと思う。もちろん口にはしないけど。
10月に入ると、模試ラッシュが始まった。
高校の時に何度か模試は受けたことはあったけれど、ただ何も考えずに受けていただけ。受験本番を見据えて、本気で受験するのは初体験。
一回目の模試の時は、緊張と頭の疲労で翌日の調子が上がらず、模試の見直しだけで数日かかっていた。しかも、自己採点の結果は散々だった。
回を重ねる事に少しづつマシにはなったけれど、毎回模試の翌日には朝起きられず、半日は使い物にならない状態になる。
次の日曜日にあと1回受けたら、2週間は模試が無い。あと1回。たった1回。けれど、この1回がかなりプレッシャーになってしまっていた。
「無理なら止めてもいいよ。」と言ったら、次の日の朝「やっぱ止めるわ。次の模試。もう、それ受けたらメンタルやられて、受験自体が嫌になりそう。」と言ってきた。
もちろん、受験料がムダになるし、この時期の模試の重要性は私も息子も充分理解している。でも、メンタルが一番大事。次回の模試は、見送ることにした。
すると急に元気を取り戻した息子。6:00に起きる! と張り切って、毎朝目覚まし時計が鳴っている。まあ、大抵起きてくるのは6:30以降だけど。
今は1日12時間勉強する、と頑張っている。
今回ダメでも、もう1回挑戦するかも、とまで言い出した。
努力が実を結ぶのが1番だけど、こんなに頑張っている、それだけで私には十分だ。