運命の決戦日は金曜日から。
金曜日月曜日火曜日と、
朝から夕方までみっちりなテストが3日間体制で行われます。
6年になれるかどうかのテスト。
退学にならないかどうかのテスト。
首の皮一枚でいいからつながってほしい。
夢やぶれて
他に何の能もない
高飛車なだけの
プライドだけの27歳にならないために。
各学年二回まで。
今回はその二回目。
再入学制度は撤廃され、
お金さえ出せば、一学年四年間留まれるという裏技は封じこめられた。
そもそもそんなお金ないけど。
学校的には、
国試に受からせることができる人しか6年にしませんよ主義。
私立は合格率という看板が必要ですからねー
て血も涙もないシステム。
まぁ、血とか涙とか人間くさいものを絡めて医者育成してたら、
それで医者になった人は、血や涙を扱っちゃだめなんじゃないかとは思う。
一年間がんばってきた。
おごって言うなら20年はがんばってきた。
そんだけもがいて無理なら、
それは多分ハナから目指しちゃいけなかったんだろうって
今なら思える。
決戦も始まってない今なら。
ほんとにだめだったとき
そんなきれいごとが口から出せるだろうか。
患者として病院に行くたびに、
うらめしく指を加えて治療されるんだろうか。
街中の○○医院を見るたびに、自己嫌悪で涙を浮かべるんだろうか。
とりあえず金曜日まで
やるしかないときって
こういうときのことを言うんだ、
みしみし感じる。
なんでもいい、
とにかくやれ。
手を動かせ。
頭を動かせ。
海馬に鞭打て。
前頭野を走らせろ。