北海道に釣りに行った。
もう、何度目になるだろうか、北のフィールドに魅せられて、単身で釣行に向かう。
いつもの、マイザーロッドにバブアーのバッグ、リモアのスーツケースに釣り具を詰め込んで、羽田空港に向う。

札幌に遅くついてホテルに一泊し、あらかじめエントリーしていた浜益川に向かう。
4時過ぎに出発し、6時過ぎに浜益川に到着した。
北海道の鮭釣は、海がメインのようだが、忠類川や浜益川など、いくつかの河川が調査による釣捕調査を公開しており、村おこしにもしているようだ。
すでに、多くの釣り人が立ちこんでおり、2mおきに立ちこむウキルアーの釣り人たちを見ると、少々、気持ちが萎えた・・・あまり、人が多いのは好まない・・・

ウキルアーで釣れているようだったので、当初は近くでキャストしてみたが、立ち込めず、また、橋の近くは釣り人が多くてキャストが難しい。
Yさんからメールが来て、浜益橋から300mほど上流の河がカーブしたあたりの左岸がいいとのこと・・・

海から離れて上ると、釣り人の数がまばらになり、フィールドの趣も、まったくよい感じになった。
8時半ごろから、浅瀬に立ちこんでキャスティングをしたが、鮭の群れがところどころで見えるが、バイトしない・・・・フライを変えて、いろいろとやってみたがどうにも釣れなかった。
すぐ、上流のシングルハンドのフライマンは、何匹も釣れている。
途中で気が付いたが、立ちこむ位置が対岸に近づきすぎており、鮭の群れが避けてしまっていたようだ・・・
本来、鮭釣りは、それほど難しいものではない。
鮭の群れを見つけて、そこに適合する棚に合ったフライを沈める(海の場合は浮かせる)ように流し込む。知床でも、同じだった。
今回は、河川なので、アトランティックサーモンS1・S2のラインを使い、リーダーの先にフライをつけたが、シンクレートの高い、シンクティップをつけた方がよかったかもしれない・・・
うまくいかないキャストがずっと続くが、昼前に、突然、当たりだし入れ食いになった。
大型のオスが釣れた。ブナ模様が出ており、それほど状態はよくなかった。

4キロ以上ある重い鮭で、ファイト中にジャンプをするため面白い。ただ、ファイト時間は短く、どちらかというと、鮭は、あきらめの早い魚だ・・・
鮭も、この時期になるとオスは牙が生えてくる。

今回のヒットフライは、ピンク・レッドのマラブーがヒットフライだった。どうも、状況によって色を変えることでヒットフライが見つかるようだ。確か、知床でもこのフライがよかった。(知床ではカラフトマスだったが・・・)

すぐに、メスが釣れる・・・
今度は、体に出たブナ模様も少なく状態が良かった。

十分に鮭釣りを堪能したので、12時過ぎに、切り上げることにした。
次の釣り場である天塩川までは、かなり距離がある。

300キロ近くの距離を移動をして、日が暮れてから美深のキャンプ場に着いた。
Yさん、Mさん、Shuさん、Hさん、K子さん、T森さん、東京からT飼さんがキャンプ場に合流して、鍋を囲んだ。
美深のオートキャンプ場は設備が整っており、宿泊施設や温泉もあるため快適なキャンプが楽しめる。
フィールドの話や、道具、フライタイイング、いろいろな話を聞かせてもらい楽しく過ごさせていただいた。
なお、天塩川でも鮭が釣れる。漁業規則から、許可なく、鮭を釣りの対象魚にしてはならないが、レインボートラウト(虹鱒)を釣る時に、釣れてしまうことがあるとのこと・・・それも、頻繁に・・・
ただし、美深まで上ると大型でも傷だらけでチャムと呼ばれて、まったく、ありがたがられていない・・・・
そんな話を興味深く聞かせてもらった。

今回の天塩川は、トラウトを狙うために来たが、最近、はやりのダーティフォーを巻いてきた。
ただ、前側のフックをおらずにダブルフックになってしまっている。

翌朝は、5時に起床して、6時前にフィールドに立った。
天塩川のフィールドは右も左もわからないが、Yさんが、自分のペースの釣りをせずに私のガイドをしてくださった。私のために・・・・
申し訳ないと思いながら、甘えさせていただいた。
Yさんは昨日、60オーバーのニジマスを釣っている・・・・

ランニングラインとスカジットコンパクトを結束すると、ランニングラインによじれがでてしわしわになることがある。これを回避する手段として、タルカンの上下にを蒸着テープでループを焼き付けたコネクターがあるとのこと・・・・Yさんから、このコネクターを分けていただいた。
たしかに、これをつけるとランニングラインによじれが出ない。また、自作してみたいと思う。

ザリガニポイントという岩盤の多いポイントにも入ってみた。
瀬の下流部分で、Yさんは、40オーバーをヒットしていた。Yさんは、どんな状況でも確実に釣る・・・

Yさんのラインシステムはスカジットコンパクト、シンクティップは深い場所はタイプ6、浅い場所はタイプ3とポイントでシンクティップを付け替えている。ティペットは3号・・・・
10月は鮭が遡上して天塩川でも産卵するので、イクラに噛みついたヒル(リーチ)を模したエッグサッキングリーチが有効とのこと・・・・・
同じラインシステム、同じ投げ方、同じようなフライを使っても私は釣れない・・・・本当に難しい・・・・

フィールドは、北米を思わせるような景色で、川幅もダブルハンドキャストにぴったりの大きさだ。
キャストが気持ちいい・・・・

途中、智恵文の近くのポイントで、HさんとY谷さんに会った、どうやら、Yさんのお知り合いのチームは揃って、この連休に天塩川に来られているようだ。合流して、しばらく釣りをご一緒させていただいた。
ここでも、Yさんだけが40オーバーのトラウトをあげていた・・・・・

残念ながら、今回も天塩川のトラウトには会えなかったが、レンタカーの返却など、札幌のホテルに夕方には帰る必要があったため、1時過ぎに切り上げた。
しかし、天塩川のフィールドは北米かNZのようで、美しい風景のなかでキャストを楽しめた。
ぜひ、また、訪れてみたい。今度は、キャンプ場で二泊するのがいいと思っている・・・・・・
<覚え>
・ コネクターの自作でランニングラインのよじれ防止対策を行う。
・ ダブルハンドの場合は、インスタネットよりもアブの柄がついたネットのほうが扱いやすい。落下防止のコードをつけること
・ 次回の鮭用のフライは、今回のマラブー、ピンク・レッドパターンを量産すること
・ ピニオンリールのトラブルが多いので、ラインカッターは短いコードに付け替えること
・ 常備薬と水の持参
・ ・ハットは晴れてるときで、雨が降ったらハンチング・・・