八丈島に同僚と都合3人で釣りに行った。
土曜日の早朝にでて日曜日の夕方に帰るパターンだ・・・・・
時期はいいはずなのだが、結局、釣れなかった。
ところで、帰りの渡船のなかで、アホウドリを調べている大学の調査員らしき人たちが乗っていた・・・・
気になったので調べてみると、2013年4月に、遊漁船の船長がクロアシアホウドリを発見し、鳥類の研究者達が実査すると、30羽程度の生息が確認されたとのことだ。
アホウドリとしてすぐにイメージする白い鳥よりは小ぶりなようだが、それでも全長68-74cm。翼開張193-213cm。2.2-4.1kgとかなり大型な鳥のようだ。
クロアシアホウドリの生息環境はアホウドリと、ほぼ同じようなので、今後、白いアホウドリの生息につながる可能性もあるようだ・・・・

※ 写真はウィキペディアより引用
アホウドリといえば、荒俣宏の「黄金伝説」という本を思い出した。
八丈島出身の玉置半右衛門という明治時代の男の話がエッセイとして紹介されていた。
玉置は、東京都から鳥島の無料拝借権を得て、羽毛布団の材料としてアホウドリを乱獲し、ほとんど独りの事業でアホウドリを絶滅寸前まで追いやったようだ。その成功で億万長者になった・・・・・
その後、南大東島のさとうきび畑を開拓するなど、無人島開拓に生涯を費やした・・良くも悪くも豪快な実業家だ・・・・

さて、釣のほうだが・・・・
八丈島の初日は、到着してすぐに、準備して八丈小島の「セイズコウ」という磯に渡船した。
天気はよかったが、波は高かった・・・・

渡船時に投げたロッドケースの配置が悪く、岩場をすべって海に落ちた・・・・かなり焦ったが、幸い近くに浮いていたため、バッカンのロープをひっかけで、なんとか救い上げた・・・同僚のおかげで、すくえたが、よく、あげられたものだと思う・・・流れてしまえば釣りにもならない・・・

餌取りのチョウチョウウオが多く、沈めて狙ってもアタリも出ない・・・・
同行した一人は、調子がよく、42センチのメジナを上げた。その後もときどき、アタリに恵まれたようだ。
私は、一度だけアタリがあっただけで、まったく喰う気配がなかった・・・・・調子のよい同僚と、ほとんど同じ場所でやっていたが、ハリスの太さ、針の大きさ、ジンタンの重さ、ディセターの号数をバリエーションを変えて探っても反応はなかった。
結局、4時に磯上がりしたが、状況は変わらなかった。

翌日も、渡船の優宝丸(ゆうほうまる)で、朝6時半に出発して、「一の根」に渡った。
前日よりも気温が高い・・・・

上物は、私たち3人だけだと思ったら、石鯛(底物)の人たちが5人も乗ってきた・・・
狭い場所で、ピトンを使って竿を並べていた・・・・ポイントが限られるのだろう・・・・大勢で座って竿先を眺めている。上物とはかなりスタイルが異なる・・・・

前日と同様に、餌取りのチョウチョウウオが多いのだが、魚らしい反応がない・・・
まったく釣れないのでチャカ場(船着き場)の反対側で、いわゆる表側といわれる側に移動したら、すごい風だった・・・・少し試したものの波をかぶり断念した・・・

島の風はすごい・・・・・飛ばされそうになる・・・
同僚の一人は、この状況でイスズミを数匹とメジナを一枚上げたようだ。

餌とりのチョウチョウウオが、かなりの数で迫ってくる。
時折、ものすごい数で群れてくるが、水中の黒い竜巻のように見えることもある・・・

同僚たちは、ダツも上げていた・・・・一年ぶりに見たが、やはり、これは数に入らない・・・・
そのほか、数枚のイスズミとメジナ一匹・・・・貧果だった・・・・
私はといえば、チョウチョウウオだけが釣果とだけで、残念な結果だった。

八丈小島からは、2時に上がった。
その後、あわただしく洗物をして、荷物を宅急便で送り空港に向かった・・・
本来は、いい時期のはずだが、前回に続き今回も釣りの成果は乏しかった。
とくに、今回は、いわゆる「坊主」で、ほとんど何をしに行ったのか解らないくらい残念な釣りだった・・・・
八丈小島の大自然は心を打つが、一泊であわただしく釣りをするとリフレッシュにもならない。遠征のコストにも見合わないように感じた。何度も八丈島に足を運んだため、新鮮味がなくなったのかもしれない。
少し、磯釣りのスタイルを見直そうと思う・・・・