Hip Hop は今ではポップカルチャーとなり、メインストリームの流行りの一部となっています。
 
でも実はそれ以上に奥行きがあり、20年ほど前からアンダーグランドのラッパーやHip Hop のアーティスト達は Hip Hop はカルチャー(文化) だと言っていました。 

私はこう見えてもHip Hopを聞いて青春時代を過ごし、どっしりしたベースの音が好きで車の中でも聞きながらドライブしたり、一生懸命歌詞を聞いていったいどんなメッセージがこもっているか独自で調べたり、世間が持っているイメージとは別に興味を示して観察してきました。 



体を動かしたりダンスをするのも好きだったので、Hip Hop のダンスもしてました 
これでもブレイクダンスのクラスを受けたり (B boys & girls みたいにヘッドスタンドしたりカッコイイ踊りは出来ませんがとりあえずはトライしました) それなりにHip Hop を生きてきました。


ただ単にギャングのこと歌って銃を振りかざし、どうでもいいような内容を歌っているだけのものがHip Hop ではありません。 がイメージ的には特に世代が上の方達の間では勘違いして受け取っている方もいるようだと前から感じています。 
 


ただどうしても最近は、やはりポップソングになっている傾向はありますが (やはり流行りにすれば売れますし、良いビジネスですからね)、 それでも音やビートの使い方が工夫されてたり、ベースの使い方、音の構成がカッコ良いだけでなく歌詞もしっかりメッセージ性のあるアーティストはいつの時代もいるものです。   

 なので今でも リリシスト (歌詞が深いラッパー/Hip Hop アーティストで詩を書く人) が目にとまると、そういうアーティストはいつも聞く様にしています。


Logic



Logic は 数年前からアンダーグランドの HipHop アーティストとして活躍していましたが、最近

 1-800-273-8355

という曲で今度は一般庶民からも脚光を浴びています。

彼のリリックは自己の経験を語っているものがほとんどで、どんな人生を送ってきたのかが見えてきます。


つい1か月ほど前にあった MTV の VMA (Video Music Award) でのパフォーマンスが有名になりました。 この曲のタイトルは 自殺ホットラインの電話番号で、歌詞には自殺を考える若者の悩みや葛藤の内容などが語られています。


パフォーマンスの曲のエンデイングでの彼のスピーチの内容が心に響くものだったので、ここでシェアしたいと思います。 多くの人が感銘し、これを機にもっと彼のことを知る人が増えました。






“I just wanna take a moment right now and thank you all so much for giving me a platform to talk about something that mainstream media doesn’t wanna talk about.  Mental health, anxiety, suicide, depression, and so much more that I talk about on this album.  From racism, discrimination, sexism, domestic violence, sexual assault and so much more.  I don’t give a damn if you are Black, White, or any color between.  I don’t care if you’re Christian, you’re Muslim, you’re Gay, you’re Straight.  I’m here to fight for your equality because I believe that we are all born equal but we are not treated equally and that is why we must fight, we must fight for the equality of every man, woman and child regardless of race, religion, color, creed and sexual orientation.  So I say here and now, if you believe in this message, and my message of peace, love, positivity and equality for all, then I demand that you rise to your feet and applaud not only for yourself but for the foundation we are laying for our children.”



この場を借りて一般社会が避けたがる内容を語らせてもえることに感謝します。精神状態、情緒不安定さ、自殺、鬱に関する内容などなど色々今回のアルバムの中で語ってます。人種差別、偏見、男女差別、DV、性的虐待なども含めて。黒人であることや、白人であること、どんな人種であろううと、そんなことは関係ない。キリスト教徒、イスラム教徒、同性愛者、普通の男女であるかどうかなどはどうでもいい。僕はみんなが平等でいられるように戦う。みんな同じように生まれてきたのに、この社会で同じ扱いは受けない。だから僕はみんなのために、人種、宗教、肌の色、信念、ジェンダー差別にあうものがみんな平等になれるように戦ってゆく。だからもし僕のメッセージが大切だと思えるなら、僕の平和、愛、ポジティブ思考的でみんなが平等であるために必要なメッセージを信じてくれるなら、この地面に足をしっかりつけて立ち上がり、これからの世代のためにも讃えていこう!