丁度来年は、天命庵・四十五周年という事で

 

「大和の勉強会を始めましょう」という事で

 

丁度、一八日が‶天のお祭〟です

 

≪天と人とが繋がる日です≫

 

今日は、天と人が繋がる日なのですよ

 

≪お祭というのは、天と人とが繋がる≫

 

ある意味ではね

 

≪例えば、電話が繋がっているようなものです≫

 

電話が繋がっている

 

そういうイメージをもってみるとね

 

この磐座に電話があって

 

神様から電話を

 

今日、二十四時間、神様が

 

「もしもし、もしもし、もしもし、元気ですか

聴こえてますよ。皆、お元気ですか?

 

皆さんの願いも、皆さんが求める事も

全部聞いてますよ」

 

天と地が繋がって

『神様』との直通電話が繋がっている日です

 

というのが‶お祭の日〟なのです

 

    (2024年・天命庵のお話から)

 

 

「教え」って、何でしょうかね

 

わしは、「教え」というのは

 

≪この人生の、価値を知る事、ではないか

と思います≫

 

≪価値を知る≫

 

やはりこうやって、教えを学ぶという事は

何でもない事に思うけども

 

ただ漠然と生きるよりも、やはり

 

自分の生きる事の価値を知るという事は

とても大切な事ではないでしょうか

 

自分の生きる価値

 

自分の生きる価値を知る事ですよ

 

只々、どうでしょうか

 

ある人が、天命庵に参りました

 

ある方が、自分は色んな病気を

何度も何度も、繰り返しているから

 

「自分は運が悪い」

「自分は本当についていない」

と言うから

 

わしは「そうかや・・」って

 

「でも、あんたな、後ろ向きな事ばっかり

言ったら

 

後ろ向きな事が現れて来るで

前向きな心にならなあかんよ」

 

って、言うたものであります

 

「前向きな心」が大切なのですよ

 

   (2024年・天命庵のお話から)

 

 

聖なる十字架とは、縦と横の結び、

 

この縦とこの横の結びに、愛があり

祈りがある

 

縦と横が重なる所に‶光〟が生まれる

 

天命庵に、素晴らしい十字架が来ました

 

この十字架は、なぜ現れたのでしょか

 

正に、大宇宙なる『親神の教え』から

生まれたのです

 

この仏像も、どこから生まれたのでしょうか

 

大宇宙にある『親神の教え』から

生まれたのです

 

ただ、それをキャッチした人がお釈迦様であり

 

キャッチした人が、キリストであり

キャッチした人が、モーセであっただけです

 

≪全ての原点は一つなのです≫

 

≪皆さんは「宗派」に心を乱してはいけない≫

 

正に、大宇宙なる『親神の教え』

 

あたかも、この御霊舎にお祀りし

 

「大日如来」も‶光〟

「天照大神」も‶光〟

 

≪全ては‶光〟です≫

 

  (2024年・天命庵のお話から)

 

 

体を病んでる方というのは

日々の生活の中でとっても疲れているのです

 

≪疲れていなかったら

病気にならないのですよ≫

 

だから、本当に‶ゆとり〟を持ってください

 

あんさん、指圧や、鍼や、そういう事を

一生懸命学んでいるではないですか

 

 昔々「指圧の心は、母心」と云う CM が

ありました

 

この母心というのは、どう云う事かと云うと

 

 「お帰りなさい」という事ですよ

「くつろぎになさい」という事です

 

≪体を‶ゆるめ〟て差し上げる

≪心を‶ゆるめ゛て差し上げたら

 

病気なんて治るのですよ≫

 

≪癌(がん)だってね、

体を、ゆるめてあげたら治るのです≫

 

 人の‶心〟がね、やっぱり緊張して

ストレスがあって、悩み事が多いから・・・

 

 ≪今ストレスによって癌だとか

いろんな病気が生まれています≫

 

 コロナもね~

 

普通の生活をして、ゆとりのある生活をして

笑っていたら、掛からないのですよ

 

 「いつか自分に来るんじゃないか

いつか自分に来る、来るんじゃないか」

 

 という〝こわ張った心〟に、

人というものは、病気になるのです

 

    (2021年・天命庵のお話から)

先日、ある方が、こんな事を言ました

 

天命庵で、いろいろ学んでいますけれど

 

「でも、私、とっても悩んでいます」と…

 

わし(天命庵の親様)は、このように言いました

 

「悩んで良いのですよ。

悩んで、心配して、だから‶祈り〟が深くなる

のでしょう」

 

一晩中、悩んで良いのです

 

≪悩むというのも、成長する事です≫

 

⦅心⦆を学ぶと云う事が

一番、歴史的に価値のある事です

 

⦅心⦆にも栄養を与えてあげなければ

いけません

 

良いお話を聞く事が⦅心の栄養⦆です

 

今の方々は

‶泣いたり、笑ったり、感激たり、怒ったり〟

 

「喜怒哀楽」というのが随分無くなって

しまいました

 

喧嘩する事も、夫婦喧嘩も成長です

 

夫婦と云うのは

同じ親に育ったわけではありません

 

生まれた時、食べた物も飲むものも

違ったわけです

 

違う処に育った二人が、何十年も共に生きる

とゆう事は、お互いに

 

いろんな癖も知らなければいけない

思いもよらないような事もお互いに

知る訳です

 

又‶カッ〟となって怒って、怒りながら

相手を理解していくのだから良いのですよ

 

≪でもそこに、大切な事は、仲良く仲良く

喧嘩をする事≫

 

それが素晴らしい事です

 

そうやって、喧嘩をしたり

いろんな事がある事が、大切なのです

 

   (2019年・天命庵のお話から)

 

 

今、人類は‶素直さ〟を失ってしまって

 

行く方向を忘れてしまっている

 

今の戦争でもそうですよ

 

人は、自分たちの間違いを修正する事を忘れ

 

あたかも

様々な権力者は、修正するのを忘れて

 

正に、言い訳ばかりをして

戦争を続けているではありませんか

 

又、今回の世の中において、兵庫の知事さんも

そうでしょ~

 

自分が何をしてきたのか、何を言ってきたか

という事を、弁護ばっかりして

 

逆に、速やかに、やはり自分の行いが間違って

いれば、辞めればいいわけですよ

 

やり直せばいいわけですよ

 

でも、権力だとか、そういうものは

何か甘い蜜でもあるのでしょうか

 

でも、この地上におって権力を握っても

又、この地上におってお金持ちになっても

又、この地上におって贅を尽くしても

 

『天』に帰っていく時、それを持っていく事は

出来ません

 

『天』に持って行ける事はただ一つ

 

≪素直さです≫

 

≪素直な心になって『天』に上がれば

必ず道は付くのです≫

 

   (2024年・天命庵のお話から)

 

 

人は、よく神様に

 

「こうして下さい」

「こうなりますように」

 

とお願いします

 

そして、願っても叶わないと

 

「こんなに祈っているのに

なんで叶わないのだろう」

と思います

 

≪答えは簡単です‶ご縁〟がないからです≫

 

皆さんがいくら願っても、いくら思っても

‶ご縁〟がない事は、現れてこないのです

 

皆さんに良くない事は

絶対に現われてこないのです

 

わがままな願い、自分勝手な願いをしても

 

神様が見ていて

 

「これはこの方の為にならない」と思ったら

全部祓って下さるのです

 

‶祈り〟とは“神の意に乗る”ことです

 

‶祈り〟とは、自分の望みを神様にお願いする

事ではないのです

 

無心に祈る事によって、神の意を

感じ取ろうとする事が大切です

  

静かに祈り、神の意に乗る

自分らしい人生を生きてゆく、秘訣です

 

   2005年・天命庵のお話から

 

「隣にいるのは⦅観音様⦆じゃない」

「あちらにいるのは『神様』ではない」

「あそらにいるのは『おやさま』ではない」

 

と、思い込んでいるのではないですか

 

でも『神様』は、いろんな形になって

皆さんを救おうとして下さっている

 

≪今、天命庵で学んでいる心とは

〝偏らない心〟です≫

 

偏りを取る事です

 

≪正に〝自由になる事〟≫

 

どうでしょうか

 

いろんな‶執着〟で、大切な事を忘れて

いないでしょうか

 

≪人は、自分の物に執着し、お金に執着し

権力に執着し、許す事が出来ず、人を睨み

恨む≫

 

≪もしかしたら、そういう事で、

人は自分の命を痛めているのではないで

しょうか≫

 

いろんな執着を離す!

 

≪偏らない心、自由になる事が

とても大切です≫

 

   (2021年・天命庵のお話から)

 

‶稽古〟というものは

‶練習〟という言葉とは違うと思う

 

‶稽古〟は「己が心と語り合う事」です

 

‶稽古〟という字は、どういう言葉でしょうか

 

‶稽古〟という漢字は「古い」という字を書くと

思いませんか

 

≪いにしえの方々の心を受け継ぐ事≫

 

よくTさんが、お笛を吹いていると

 

目に見えない、多くのいにしえの古き人々の

姿を見る事があると…

 

舞台の上にお一人で吹いているのにも関わらず

本当に古き人々の姿が・・・

 

古の、例えば烏帽子(えぼし)を被った方や

様々な古い景色の姿を見る事があると…

 

≪古きいにしえの方々からくる音をとらえる

事が‶稽古〟ではないかと、わしは思うのです≫

 

受け継いでゆくのです

 

≪いにしえの深い心が、今の皆さんの魂に

受け継がれています≫

 

≪いにしえの方々の魂が、皆さんに注がれて

いるのですよ≫

 

「稽古をする事」という事は、

 

いにしえの深い方々との語らいの中で

やはり素晴らしい舞台を演じる事です

 

    (2024年・天命庵のお話から)

わしは、よくね、皆さんに言う事があるのです

 

≪一番怖いのは「取り越し苦労」です≫

 

起こってもいないのに

 

「こういう事が起きるかもしれない

あぁいう事が起きるかもしれない」

 

という事は

 

人間の生命力というのは

ものを作り出す力をもっています

 

「心」というのはね

 

人の心というものは

工場のようなもので

ものを作り出す力があるわけです

 

だから、皆さんが

 

「あぁ、怖い、怖い、怖い

恐ろしい、恐ろしい、恐ろしい

 

私はこういう病気になってしまった

後、どの位生きられるか」

 

と、思うから

 

どの位生きられるか、となるわけですよ

 

≪でもそこで、何にも考えずに

喜んで‶光〟を戴いて、恐れを取る事≫

 

こうして「教えの場」に来るのは

「恐れを取る為」に来るわけですよ

 

≪この世で、最も怖いのは「怖れ」です≫

 

「怖れ」というものが、人間の心に

恐怖を植え付けて、形を作っていくわけです

 

だから「怖れない心」です

 

これを、皆さんは、今日、学びに来ているのです

 

恐れる事がいけません

 

≪恐れずに、勇気をもって‶笑う事〟によって

 

人は、本当に‶大きな力〟を与えてもらえる

のです≫

 

    (2024年・天命庵のお話から)