アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインの提唱した、
消費外部性理論のひとつです。

バンドワゴンとは、行列の先頭の楽隊車のことで、
勝ち馬に乗る、時流に乗るといった意味があります。

ある製品・サービスを消費する人が多ければ多いほど、
顧客がその製品・サービスによって得る満足・安心感があるものですね。

個人の判断よりも、多くの人が買っているものはいいものに違いない
、という群集心理的同調現象が影響を及ぼすことを言います。

例えば、流行やヒット商品は、
消費者の需要が集中することによって生み出されます。

また、選挙の投票でマスコミが選挙予想を発表したとたん、
有利な立候補者に投票が流れ、指示がいっそう強くなったりします。

「友達の間で流行っている」とか「周りの人が皆使っている」
という理由で商品やサービスを選択したり、
雑誌やテレビで「流行」と言われているファッションを選んだり、
また、行列のできるお店に思わず並んでしまったりすることもこの心理です。

周囲の目をきにしやすい日本人には特に当てはまる心理ですね。